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デジタルに寄り添う、人の心遣い

某通販サイトで買い物をした。到着は注文してから三日後だったはずなのになんと翌日に届いた。配送業者によってはこういうことがあるのでネット通販することはたまにちょっと怖い。来るとは思っていなかった日に届いてしまったりと、驚かされることがたまにあるからだ。

買ったのは母が欲しがっていたスニーカーブーツだった。ブラックフライデーのセールに乗っかって初めて買ってみたものだ。限られた期間ではあるが、何だか特別味があって選んでいても楽しかった。

 

今はいろんな企業がブラックフライデーを取り入れており、いくつか見てみたが、ちょっとしたお祭りのようで面白い。冬のセールとはまた違った趣があると感じた。冬のセールが単に値下げしました、というものならばブラックフライデーは値下げに加えて「こんな商品があったんだ!」と気付かされるというか。

これは私個人の感覚なので伝わりにくいかもしれない。けどなんとなくプレクリスマスセールのような明るいものを感じるのだ。届いた箱の包みをさっそくほどいてみる。

異素材ミックスでバイカラーという少し洒落たデザインのもので、スポーツ用のスニーカーとは違っている。よくわからないが、ウォーキングというよりはお出かけ用に使うものなのだろう。けど「思ったより軽くて歩きやすそう」と母は喜んでいた。

 

 

スニーカーブーツの入っていた箱を段ボールから出すと、ひらりと落ちる紙があった。何だろうと思って拾ってみると、自筆で書かれた挨拶状が添えてあったことに気付かされる。担当者の名前も書かれた本格的で丁寧な言葉遣いのものだ。

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読んで下さった方の心にぽっと灯りが残るような文章になってくれたら、と願いながら書きました。書き下ろし2作は2500文字以上とちょっと長めです。

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