シーズンオフの野球部にオススメ 「“他者になって対話する”ワークショップ」
これからの野球に必要な「自分で考え、判断し、仲間に伝える力」を養う
演劇的手法を用いた“スポーツ向け”対話ワークショップを体験しませんか?
脱「トップダウン」 対話ができるチームへ
■ なぜ野球部に必要なのか
「自分で考え、判断し、仲間に伝える」体験をしてほしい
うちの次男は数年前に就活で大変苦労しました。
大学では体育会野球部に所属し「就職は安泰」と思われていましたが、すでに体育会野球部だから安泰という時代ではなくなっていたのです。
(4歳年上の長男の時はまだ「安泰」の時代だったのに…)
私が常々思っていた不安が的中し、「野球は他のスポーツに比べて指示待ち。そういう学生は採用しない」と。
そんなこともあり、ぜひ野球部の皆さんに「自分で考え、判断し、仲間に伝える力」 をつけるためのワークショップを体験していただきたいのです。
この記事では、ワークのねらいと流れ、そして実際の野球部で得られた効果を紹介します。
自分の考えを言語化し伝える力
状況に応じて判断する力
仲間と合意形成する力
これらは“プレーのための思考力”でもあり、“社会に出て必要な力”でもあります。
このワークで体験するのは、 “会話”や“討論”ではなく、「対話」です。
■ 「対話」とは?

対話とはつまりこういうことです。
A B の対立意見があった時
「相手を論破する」や「ガマンして譲る」などで
どちらかに決めるのではなく、
対話をして お互い納得できる C という結論を生み出す
「お互いにとって納得できる結論」を生み出すのが対話
この型を野球部で体験することは、チーム運営・練習方針の調整・試合中の意思統一など多くの場面で役立ちます。
■ 現場での実践から見えた効果と導入方法
・練習方針の違い
・世代や価値観のギャップ
・新入生の勧誘の方針
・部の伝統と“変革したい気持ち”の衝突
こうしたテーマは、チームの成長に関わる大事な話のはずなのに、選手同士でじっくり話をする機会がないのが現状だと思います。
なんとか練習をやりくりして話し合いの機会を作ってもシーン。
縦社会・先輩後輩の関係・トップダウンの伝統文化がある野球部では、例えば後輩が自分の意見を言ったとしたら「生意気」「わがまま」と受け取られる傾向はないですか?
意見は言わないに限る、そういう空気が漂っていませんか?
だからこそ、このワークでは
「他者になりきって対話する」 という方法を使います。
■ ワークの特徴
架空がもたらす心理的安全性

「演劇的手法」は、上演する「演劇」とは違います。
フィクションに守られた安心安全な場で、対話だけにとどまらず、エンパシー、コミュニケーション、協働、創造、表現など、様々なことを一気に学べる強力な教育の手法です。
① 架空の人物になるから、本音が言いやすい
「自分の意見ではない」形で発言できるため、普段は遠慮してしまう選手も、しっかり話せます。
② 没入できる設定 → 発言が活性化
設定・役の思惑が丁寧に用意されているため、役者になったような感覚で対話が進みます。
③ 心理的安全性が高い
“何を言っても間違いではない” フィクション世界なので、反対意見を言っても傷つかず、チーム関係にも響きません。
④ 合意形成の練習ができる
「どこを譲る?何を優先する?」という調整の体験が自然に身につきます。
⑤ 主体性が育つ
「この役ならこう言うだろう」を自分で考え、話し、責任を持ちます。
→ 自分の意見を言語化する力にも直結。
■ 実際のワークの進行
① 役カードを配布
・背景・価値観・立場の違う複数の“登場人物”が設定されている
(伝統重視の3年、変革を求める2年、面白さ重視の選手、顧問…など)
② その役として話し合う
「部活紹介に誰が出るか?」
「伝統を守る?変革を進める?」
「新入生をどう迎える?」
上下を超えた“役の対話”が起きるため、普段の関係性がいったん中和されます。
③ 結果発表 → 思惑の開示
対話のあとで「実はこの役はこんな本音を持っていた」と明かす。
一気に理解や気づきが深まる瞬間です。
④ 振り返り
・どの発言に心が動いたか
・自分はどんな価値観を持っているか
・他者の立場に立つ難しさと面白さは何か
ここで“ほんとうの学び”が起きます。
■ 実施校の声
参加者の「またやりたい!」率 90%以上
学生からはこんな声が届いています。
「純粋に話し合いが楽しかった!」
「役として話すから、普段言えないことが言えた」
「自分の意見をしっかり言葉にしないと相手には伝わらないと実感した」
「自分の考え方のクセに気づいた」
「相手の立場を想像するって、こんなに難しくて楽しいのかと思った」
教員(顧問)の声
「チームの雰囲気が柔らかくなり、自己開示が増えた」
「選手同士がフラットに話せるようになった」
「ミーティングの質が上がったのを感じる」
「実際に対話の中の人を演じることで、対話が起こったときの気持ちや考え方を経験させるというのは目からうろこだった」
“想像以上の変化があった” という声が多く寄せられています。
■ チームのコミュニケーションの質を上げる
同じ野球部であっても、多様な価値観が必ず存在します。
その違いをチームとしての納得解に変えていく力は、チームの意思統一にも直結します。
そしてなにより、
コミュニケーションの質が高いチームは成果を出す!
対話がチームの土台をつくり、集中した練習・良い雰囲気・前向きな言動へとつながります。
これは部活動に限らず、企業でもそうです。
■ 導入したい先生へ
所要時間:90分〜180分(チームのご希望に合わせます)
参加人数:部員全員でOK
必要物:役カード、課題シート(何枚か資料のコピーをお願いします)
講師料:お試し価格で実施します。ご相談ください。
野球部以外の部活・クラス運営にも応用可能
「興味がある」「詳しい資料がほしい」などあれば、ご連絡ください。
アンケート結果などを分析した資料もお送りできます。
■ ワークで得られる主な効果
0|自分の意見を言語化する力・伝える力の向上
ワークでは、自分の立場や考えを“役として”整理しながら言葉にします。これにより、普段曖昧になりがちな思考の整理や、根拠を伴った説明がしやすくなります。
「自分の思いを言葉にして伝えられた」
「理由をつけて説明する練習になった」
→ 試合中の声かけ、役割共有、ミーティングでの発言が明確になる
1|発言のハードルを下げる(キャラクター設定)
架空の“役”として話すため、心理的負荷が軽く、意見が出やすくなります。
「自分じゃないと思うと発言が怖くない」
「普段より積極的に話せた」
→ 普段話さない選手も参加しやすい
2|没入して考え、対話量が増える構造
設定・役割・課題が明確なため自然と対話が活性化します。
「こんなに活発な話し合いは初めて」
「全員が話さないと進まない仕組みだった」
→ ミーティングの質向上に転移しやすい
3|合意形成の練習(調整・優先順位づけの体験)
相手の意図を読み取りながら落としどころを探すプロセスを経験。
「どうすれば全員が納得できるか考えた」
「正解ではなく納得解を理解した」
→ 試合・練習の意思決定に活かせる
4|心理的安全性の土台づくり
“何を言っても大丈夫な場”が設定されているため意見交換がしやすい。
「嫌われない安心感があった」
「話を聞いてもらえると分かった」
→ チーム内コミュニケーション量が増える
5|主体性の向上(やらされる → 選ぶ)
ゲーム性があって楽しいので、主体的に取り組めます。
「意見を持つことの大切さを感じた」
「役に責任があり主体的になれた」
「思わず夢中になった。他の設定でもやってみたい」
→ 練習の“自分事化”を促進
6|自己理解と他者理解の深化
対話・振り返りを通して自分の考え方や固定観念に気づくきっかけに。
「固定観念に気づいた」
「思いを整理できた」
→ チーム内の相互理解・役割認識の精度向上
■ 最後に
ワークショップは「参加、体験」によって学びが生まれ、「相互作用」によってさらに学びが増幅します。
私は場づくりをするだけで特に何かを教えることはしませんが、参加してくれたみなさんは活動を通して様々なことに気づき、私の想像以上のことを学んでくれています。
もちろん、すぐに劇的な変化が起きるわけではありません。
それでも、安心安全な場で試行錯誤することによって、「自分で考え、判断し、仲間に伝える力」が養われるのではないかと思っています。
もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ試してみてください。
