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ちょいちょい書くかもしれない日記(ウィンブルドン)

明け方近くにウィンブルドンの男子決勝が終わり、シナーの優勝を見届けて、猫たちに少し早い朝食を出し、ゴミをまとめて出し、就寝。
ズベレフの動きと粘りも物凄かった。血糖値を測るさりげない仕草に、彼が長く抱える病のことを思い出す。ここまでの、そしてこれからの道のりのタフさに思いを馳せたが、余計なことだった。
何よりそれを言い訳や逃げ道にしない、彼の潔さと強さを尊敬する。
あと、授賞式でシナーが来ていた上着が、フェデラーのカーディガン以来の素敵衣装だった。

春から断続的に続いていた、生まれて初めての出来事や各種イベントの日々がついに一段落して、心がようやく少しずつ緩むと共に、マジで疲れたとしか言いようのない身体の重さを感じている。
とにかくまずは、健全に生活と仕事ができる環境を取り戻そう。
いくつかの事務的なことを片付け、玄関周りや門扉の外にあばらやモードで生い茂った草たちを引き抜き、落ち葉を掃いた。
梅雨の雨が溜まったところにはボウフラが湧いていたので、水ごと庭木に進呈する。
植木屋さんにご都合よきときにお出ましを願うメッセージを送り、お食事のお誘いや打ち合わせOKのメールを数通送り、車を買い換える手続きを開始した。
秋に控えている車検に合わせてローンの残クレ処理をかまし、新しい車を迎える……となると、今動いてギリギリくらいのタイミングなのである。
夜に、ディーラー氏がリアワイパーのゴムを取り替えがてら、ローンやリースの案をプリントアウトした紙を持って来てくれた。
同じ規格の車が、この5年の間にとんでもなく値上がりしている。おのれ。
今の車を買うときは、まだお父さんが生きてらしたんですねえ、と父もお世話になっていたディーラー氏は感慨深そうだった。
リアワイパーのゴムの交換方法は見て覚えたものの、やっぱり自分で交換しないほうがいい感じのやつだった。
いくつか間違いやすいポイントという名の罠があり、私はわかっていながら間違うタイプのヒューマンである。
車を買い換える決断をしたからか、ワイパーのゴムはただで取り替えててくれた。ありがたし。
今の車については、「せっかく汚れが目立たない色の車にしたのに、強制的に屋根だけ黒のツートンカラーって何ですのん? いちばん汚れやすいところを、汚れがいちばん目立つ色にするとか、デザイナーに直で文句を言いたい」とずっと恨み言を言ってきたのだが、今回は単色! それがいちばん嬉しい。

ディーラー氏が帰ってから、素麺を茹でた。
さすがにそろそろ食べてしまわなくてはいけないトウモロコシの粒を外し、フライパンで薄くて大きいパリッパリの掻き揚げにし、それをぺきぺき折ったのと大根おろしを素麺に載っけて、お出汁をかけて食べた。
ごく控えめに申し上げて最高の夏の味。

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椹野道流 こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。