ちょいちょい書くかもしれない日記(鼻血)
なんだかんだ続けてきた日記、ついに18万回もスキをいただいていたようです。本質は数ではないとはいえ、やはりずっと読んで、応援していただいているのだなとしみじみ嬉しいです。「継続は力なり」の力のもとをいただいています。ありがとうございます。(前文終わり)
庭の水まきが困難なほど草が茂ってきたので、いつもの植木屋さんに電話をする。
日曜日に人数が揃うから行きますよ、とのこと。ありがたい。
きっと暑いだろうから、冷たいものを用意しておかねば。
さて仕事をと思ったら、母がこの三日ほど、繰り返し鼻血を出すと連絡があった。
向かいの病院には耳鼻科がないので、可能なら心あたりの医院を受診させてほしいとのことで、私がお世話になっている駅前のクリニックへ連れていくことにした。
施設に迎えに行き、車に乗せるのがまず大変。
載せてから、外出の目的が何であるかを説明するのも大変。というか、言ったはしから忘れる。
運転中にまたたらっと鼻血が出て来て、母は泰然としているが、ハンドルを握る私が大慌て。
路肩に寄せ、ハザードを出して、持参の「鼻ぽん」を母の鼻の穴にそっと入れる。
もとからミントが大好きな母は、「あら、すーすーして気持ちがいいわね」と嬉しそうにしていた。念のため、残りは施設に預けておこう。
買ったばかりの服が、早くも少し汚れてしまった。ああ。
駐車場に空きスペースを見つけ、車を停める。
文章にすれば一行だが、2つ並びで空いているところを見つけるのに骨が折れた。
トランクに積んだ車椅子を展開し、母を車から降ろして座らせるためのスペースが必要だからだ。
またちょいと難儀しながら母を車椅子に乗せ、クリニックへ向かう。
バリアフリーっぽくしてあるところにも僅かな段差があり、その僅かな段差が車椅子ユーザーにはなかなかの障壁になると、たまに車椅子を押すだけの私も感じる。
ガタンとさせてしまうたび、母は嫌そうに顔をしかめた。ごめんて。
たぶん、肉が落ちてしまったお尻にこたえるのだろう。
午後の診療が始まってしばらくの頃を狙ったので、耳鼻科は幸い空いていた。
鼻の中にちょっとした傷がありますね……とのことで、処置をしてもらい、軟膏を処方してもらった。
薬局は残念ながら空いていなかったのでかなり待ち、母はたいそう不機嫌になり、「いつまで待つの」「先に帰るわ」「お手洗いに行きたい」のどれかを1分おきに言っていたが、まあ、どうにかこうにかミッションクリア。
傷がある部位を説明して、施設の方に塗っていただくことになるだろう。
帰りは少々の寄り道はお目こぼしということで、私が知る中でもっとも配膳が早い店で母にお肉を食べさせた。
ひとりしゃぶしゃぶのはしりのような店の支店だ。
実を言うと、本店が開業してすぐの頃、何のついでだったか、父が私と二人だけのとき、連れていってくれた店でもある。
私はまだ幼稚園児だったから、自分で料理を完成させるというスタイルに大興奮して張り切った記憶が残っていた。
その支店が地元にできて、父亡きあと、認知症になった母を連れてくるとは。何とも不思議な巡り合わせである。
まだ時間的には早い、午後の開店すぐだったので、店にお客さんは他におらず、心やすく過ごさせてもらった。
すきやきではなくしゃぶしゃぶではあったが、目の前で私が作り、母好みに十分に火を通したお肉をとってあげると、私に世話を焼かれるのが大好きな母は、「美味しいわ」と、真剣な面持ちでペロリと平らげた。なんなら私の分まで。
「お野菜美味しかったです」を長男猫に続き、母にも言わされるとは思いもよらないことであった。まあいい。
やはり手にこわばりがあるのか、お箸はもう上手に使えないが、お店の方に頼んでフォークを出してもらうと、まあまあ何とかなっていた。
トイレは身障者用があって、車椅子で入ってからの介助もどうにかなった。
足首の強い変形さえなければ、もう少し立ち上がりが楽だろうし、履ける靴ももっと幅が広がるだろうにな……と残念に思う。
さて施設に送ろうかと思ったら、冷たいものがほしいというので、アイスを食べるよりは水分補給が少しでもできたほうがいいなと、スタバの抹茶フラペチーノを小さいサイズで買ってきた。
道すがら、車の中で楽しんでもらったのだが、とても気に入った様子。とはいえ、飲んだのは半分弱ほど。そのくらいでちょうどよかろうと思う。
施設の方には、正直に食べさせたものを申告しておいた。
「お誕生月ですもんね。お祝いよかったねえ」と言ってもらって、母は得意げだった。
別れ際、「ご親切にどうもありがとうございました」と言われ、「いえ何を仰いますやら」と返したら、介護士さんが笑っていた。
いやもう、そう言うしかないっしょ、この場合。せつない。
帰宅して何かちゃんとしたものを食べようかと思ったが、もう気疲れが限界を超えており、明日の朝食にしようと買ってきたドーナツをふたつ貪ってしまった。
おいしかった……! ちょっと生き返った心持ちなので、これが正解だということにする。
もう、あとは明日の講義の準備でせいいっぱい。
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