ちょいちょい書くかもしれない日記(残月祭)
地元芦屋市で、ゆかりの作家、谷崎潤一郎生誕記念の催し、今年40回目の残月祭が開催された。
キリのいい年には、やはりビッグネームをお招きするのだろうか。今年はなんと、荒俣宏先生がご登壇である。
数年前に私も同じイベントで講演させていただいた。なにやら申し訳ない気持ちになる。
当時はコロナ禍だったので、暑い上に感染の不安も根強くある中、よくぞご来場いただいたものだ……と、当時のお客様に改めて感謝の念を強くした。
それはそれとして、芦屋市といい母校たちといい、私はわりとそういう「でかい周年の前年」とか「条件わろし」みたいなタイミングで呼んでいただくことが多いのだが、何かあるんだろうか……。
いや別にあってもなくてもいい。呼んでくれてありがとね。
講演はとても面白かった。
が!
が! である。
90分。こういう一般向けの講演にしては長めの時間であったにもかかわらず、荒俣先生にとってはただの助走。
面白かったよ。面白かったし、凄く学びにもなったけれど、最後、ぱぱぱぱーっと送ったスライドたち(それすら中途まで)、もっと面白そうだったじゃないですか!
さーてここから本筋の話にいくよ、ってところで終了されて、やー楽しかったって帰れる? 無理じゃない? せめて3時間、いやもう合宿でいこうよ。
という、いい意味で消化不良の極みみたいな講演内容だった。
本当にいい意味で。
ひとことで感想を言うなら、絶品ディナーコースの、最初のアミューズを食べた時点で「閉店でございます」と追い出されたような気持ち。余計に腹が減るというもの。
もしや、オーガナイズされていないバージョンの京極夏彦先生のトークもこうなるんやろか……というろくでもない想像を頭に過らせつつ、講演後は列に並んで、ご著書にサインを頂戴して帰宅した。
物凄く装丁が豪華な単行本だ。読むのが楽しみ。
そういえば、今日は私の真ん前の席に市長がお座りになった。
何度かお目に掛かっているので、短く挨拶を交わす。
が、ちょっと落ち着かない気持ちになった。
市長の後ろ何列かは来賓席なので、滅多な人は来ないという認識なのだろうが、こう……あれやん。
市長の背中、がら空きやん。
地元が平和であるからこそなので、むしろ言祝ぐべきなのだろうが、やんわり不安になる。
ゴルゴ13かお前は。
仕事柄、後方から襲撃されて不幸なことになった方々を数多く見てきたせいか、そういうことが必要以上に気になるのだ。
そんなわけで講演中は、勝手に「市長の背中は私が守ります」という気持ちでいた。
そのせいで、わりと市長、じっと同じ姿勢で座り続けていられないタイプなんだなとわかって面白かったりもして。
私もそうです。お揃いですね……。
会場とコインパーキングの往復ですっかり暑さにやられ、帰宅して水撒きだけやっつけ、シャワーを浴びてバッタリ寝る。
あまりにも虚弱! 本当は駅前で買い物をしたかったが、あっさり諦めて正解だったかも。
どのみち通院で、改めて出掛けねばならぬのだからして。買い物は、目的地まで車で行けるときにしよう。
夜は土用の丑をガン無視して、昨夜と同じものを食べた。
ただ、ミニトマトがいい具合に採れたので、副菜としてトマたま炒めを作った。
半分残しておいて、夜中につまむ。
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