ちょいちょい書くかもしれない日記(捨てる)
エッセイ方面の仕事、こつこつ書き続けて150ページ分くらいになったなので、昨夜、読み通してみた。
そして、少しだけ考えて、寝る前に8割を捨てた。
実直に、真摯に、今の自分の全力で書いた。
読み応えはあると思う。
でも、こいつぁ宇山さんにまた怒られてしまうやつだ、と感じた。
エンタメになりきれていない。自分の中の最大の禁を犯してしまった。
まだ駆け出しの頃、講談社の某シリーズで同じことをやって、当時はまだ文三の部長だった宇山さんに初めて叱られた。
「読み応えはある。クオリティはとても高い。そういう意味では文句はないんだ。でもね、フシノさん。こりゃエンタメじゃない。僕が担当なら絶対に許さなかった。あなたはいつだってエンタメを書かなくてはならない」
宇山さんとまあまあ折り合いが悪かった初代担当氏は、「俺は別にいいと思ったけどな」と私の代わりに膨れっ面になってくれたが、その言葉は私の心にごんぶとの釘として深く刺さり、今もそのままだ。
なので、昨夜の「あ、やっちまった」の絶望は特大サイズだった。
そのくらいの分量をまとめて読まないと判断がつかないとはいえ、徒労感が物凄い。
でも、他ならぬ私がエンタメではないと感じるならば、それは世に出しては駄目なもの。
消したことに後悔はない。
グッバイ、この数ヶ月の私の苦心惨憺の結果よ。
だいぶ落ち込んだが、ならぬものはならぬのだ。
それに、潰したものは無駄にはならない。頭の中には、きちんとした土台として存在している。
今日からまた頑張ればいい。というか、頑張らないとまずい。
とりあえずは皮膚科に行き、いつもの蕁麻疹用の薬を処方してもらった。
それから、母に唐突ながら真剣に頼まれていた母方のお墓参りをするついでに、すぐ近くにある美容院に予約を取って向かった。
今、髪に特に不具合はないのだが、トークイベント前にどこかで時間を作ってこざっぱりさせねばと思っていたところだった。ちょうどいい。
ツイストスパイラルパーマことツイスパ施術後、そろそろ2ヶ月になる。
「ところでこれ、いつまで保って、いつかけ直すんです? というか、かけ直せるんです?」と今さらの問いを投げかけると、美容師氏は、「髪の伸び具合を見ながらですけど、どっちかっていうときつめの施術なんで、2度も3度もかけると、ボロボロにはなるんすよ。なので、パーマかけたとこを切り終わる頃に、ってことにしたいっす」と明快に答えてくれた。
わりと髪を傷めることには慎重な人なので、信用できる。
私の髪にはもとからうねる癖があるので、パーマ部分とそこそこ馴染みがいいのではないか、という推測。そうだといいな。過渡期も楽しみたい。
とりあえず、だいぶもっさりしてきていたツーブロック部分をガッツリ刈り上げてもらい、パーマ部分も耳にかかるくらいに整え、全体的な量を減らしてもらった。
これでヘアクリップがなくても、仕事中に髪が邪魔にならない。よし。
カットだけなので、早く済んだ。
まだ本調子にはほど遠いので、おこわの弁当を買って帰った。
ワールドカップの試合をチラチラ見ながら、残した2割からの流れを考える。
いいなと思ったら応援しよう!
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。