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ちょいちょい書くかもしれない日記(フラッシュバック)

朝、とうもろこしが10本届いた。
ドルチェドリーム。一度、食べてみたい品種だった。
とりあえず3本ずつ袋に詰めて冷蔵庫にしまい込み、昼前まで寝直す。
午後からは学校。
今日は私の講義の後に試験が控えているらしい。最悪の時間割ではないか。
どう考えたって、私の話を聞くより試験勉強の追い込みがしたいに決まっている。
個人的には「試験勉強してていいよ。私は本でも読んでるから」と言いたいところだったが、やはり給金を頂戴する身の上なのでそうはいかない。
いつもどおり真面目にやったが、キリがいいということにして、少しだけ早く切り上げた。
試験前の10分は値千金である。有効に使ってくれただろうか。

学校での休み時間にXを開いたら、とあるマンガ家さんの告発文を見かけた。
私がなかなか酷い目に遭わされたのと同じ編集部での事案だった。
読んでいるうちに、どんどん顔から血の気が引いていくのがわかった。しばらく片耳だけ、変な耳鳴りもしていた。
幸い、耳鳴りは数分でおさまったが、次の講義の前半は、頭のてっぺんから指先までヒヤヒヤしたままでやっていた。
なるほど、絵に描いたようなフラッシュバック。
どうしようもないので、既に心に整理をつけたと思っていたが、全然駄目である。
心の奥にしまいこむには、先方の謝罪という名の弁解があまりにもいい加減で、無責任で、不誠実すぎた。
何ひとつ納得していないし、手元に残ったのは、形にならなかった作品の残骸と、私が知らないところでもっと酷い目に遭わされていた関係者への罪悪感と、その人を守るために動いてくださった見知らぬ方への感謝と、どこへもぶつけられない怒りとやるせなさ。あとはとらやの羊羹だけだ。
帰りの車の中でもずっと、心臓がいつもと微妙に違う感じで拍動するのが気持ち悪かった。
自律神経、しっかり。
流したふりで全然流してないし、許してもいない。改めてそれを自覚せざるを得なかった。

でも、帰宅して猫に会ったら、いろいろどうでもよくなった。
早く滅べ、あんな編集部……と言いたいが、そこにもよき編集者はきっといて、担当するマンガ家さんとハッピーな関係を結んでいるはずだ。
そちらには幸あれ。末永く、でっかい幸あれ。

とうもろこしとタマネギとニラで大きなチヂミを焼き、白味噌で豚汁を作り、かまぼこを切った。
何やら渋い夕飯である。
ドルチェドリームは噂どおりとても甘い。そして皮が薄くて美味しい。
そこまで野菜を甘くしなくても……などと思っていても、やっぱり食べてみると甘いほうが嬉しいのである。
あまりにも疲れ過ぎて、食後そのまま寝て牛ルートに入った。
そして深夜に起きてしまったので、モーモー言いながらワールドカップのイングランドVSコンゴの試合を見た。
解説者にクソミソに言われていたが(そして実際そのとおりではあったが)イングランド勝利で喜ぶ。
猫たちも付き合ってくれた。
1日の終わり良ければすべてよし、ということにしておく。

それにしても凄い湿度。置き配のAmazonの袋も箱もしっとりしんなりしている。
ついに、仕事部屋のエアコンが切れなくなった。猫と本と紙を守らねば。

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椹野道流 こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。