【第1話】「何かが違う・・・」安定を捨ててイタリア行きを決めた理由
Ciao!(チャオ!)🇮🇹イタリア・フィレンツェで
アンティーク修復士をしている、みっちーです。
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▼ 本日の「第1話」は、私のチャンネルの「最新の放送」から聴けます🎧
今日から、私の「三つの国境を越えて〜人生修復記〜」の連載を始めます。
現在は、イタリア人の夫とフィレンツェで工房を営み、
郊外の自然に囲まれて穏やかに暮らしていますが、
かつての私は、日本の地方都市で働くごく普通の
「インテリアコーディネーターの駆け出し」でした。
第1話の今日は、そんな私がなぜ、保守的な両親の反対を押し切り、
イタリアへ渡ることを決めたのか。
その「始まりの日」についてお話しします。

満たされているはずなのに、何かが足りない
当時、私は地方の実家から職場に通い、
インテリアコーディネーターのアシスタントをしていました。
仕事は好きでしたし、お給料もそれなりによく、
住み慣れた地元での暮らしは、
誰が見ても「安定した幸せ」そのものだったと思います。
でも、私の心の中には、
常に小さな「モヤモヤ」のようなものがありました。
「何かが違う」という、正体不明の物足りなさ。
日々の業務に追われながらも、私の視線は常に、
どこか別の方向を向いていました。
このままここで、なんとなく歳を重ねていくのだろうか。。。
そんな不安が、常に心の片隅にあったのです。
真冬のミラノで感じた「運命」
転機は、会社の出入り業者が主催する
イタリア視察ツアーに参加したことでした。
行き先は、真冬のミラノ。
寒さの厳しい季節でしたが、私の心は熱く燃え上がりました。
石畳の路地、重厚な建築物、
そして街全体が醸し出す、圧倒的な歴史の重み。
日本とは何もかもが違うその景色の中に立った瞬間、
私の頭の中に一つの明確な想いが降りてきたのです。

「こんなところで、暮らしてみたい」
それは憧れというよりも、直感に近い確信でした。
「いつか」ではなく「今」、しかない。
日本に戻ってからも、イタリアのことが頭から離れませんでした。
「東京さえダメ」な両親への説得
しかし、最大の壁は「両親」でした。
私の両親は、地方から出たことがなく、
とても保守的な考えを持っています。
かつて私が「東京の大学に行きたい」
と言った時でさえ猛反対されたほどです。
そんな両親に「イタリアでインテリアデザインの勉強がしたい」
なんて言えば、どうなるか。。。
案の定、反応は厳しいものでした。
「何をバカなことを言ってるの」
「わざわざ外国に行かなくても、日本で勉強できるじゃないか」
心配する気持ちは痛いほど分かりました。
でも、ミラノで感じたあの高揚感を知ってしまった私には、
もう元の生活に戻ることはできませんでした。
「今行かなければ、私は一生後悔する」
私は、意を決してこう伝えました。
「この地方で悶々と過ごしていて悩んでいる娘と、自分の信じた道に突き進み、生き生きと、輝いて過ごしている娘。親として、どちらが娘にとって本当に幸せなのかを考えてみてほしい」
それは、娘としての最後の賭けであり、心からの叫びでした。
長い説得の末、両親もついに折れ、
私はイタリア行きの許可を得ることができました。
高速バスのバス停と、ローマへの旅立ち
出発の日。 見送りは、地元の高速バスの乗り場でした。
少し肌寒い風の中、心配そうに見送る両親の姿。
「元気でね」「気をつけるのよ」 その言葉を背中に受けながら、
私は関西空港行きのバスに乗り込みました。
罪悪感がなかったわけではありません。
でも、それ以上に
「自分の人生を、自分の足で歩き出すんだ」
という強い意志が、私の背中を押していました。
関西空港から飛び立ち、長いフライトを終えて到着したのは、
ローマ・フィウミチーノ空港。
空港に降り立った瞬間、ミラノで感じたあの独特の匂いと空気が、
再び私を包み込みました。
「ついに、来てしまった」

ここから、私の本当のキャリアが始まる。
そう信じて疑わなかった私ですが、
この後、言葉の壁にぶち当たり、孤独に泣き、
ルーズすぎるイタリア人に振り回される日々が待っているとは、
この時はまだ知る由もありませんでした・・・笑
今後の連載スケジュールと、週末の「特別編」
これからの更新スケジュールのお知らせです。
この「人生修復記(本編)」は、毎週金曜日の夜に更新していきます。
そして、土曜日と日曜日には、
本編をさらに楽しむための「有料記事(スピンオフ)」をお届けする予定です。
毎週金曜(無料): 「三つの国境を越えて〜人生修復記〜」本編
毎週土曜(有料): 笑える「裏話・失敗談」
毎週日曜(有料): 人生を直す「修復哲学・マインド」
金曜日にドラマを観て、週末にその裏側や学びを深める。
そんな週末の楽しみにしていただけたら嬉しいです。
【連載開始記念】今週は「初回特別価格」でお届け!
今週末公開の2本は、連載スタート記念として、
どなたでも手に取りやすい「100円(ワンコイン)」で公開します!
(フィレンツェのバールで、立ち飲みのエスプレッソを1杯奢るような感覚で応援していただけたら、飛び上がって喜びます!)
明日(土曜日)更新:【裏話編】「イタリア到着直後の洗礼!「ぼったくり」と「2段ベッド」の悲劇」
夢と現実は違いました(笑)。言葉も分からず飛び込んだ私を待っていた、トホホな失敗談をぶっちゃけます。
明後日(日曜日)更新:【哲学編】「傷は隠さなくていい。師匠に叱られて気づいた「人生の修復」の本質」
安定を捨てて飛び出す時、本当は怖くて仕方ありませんでした。
そんな私が家具の修復から学んだ、「人生を直すヒント」について。
ぜひフォローして、明日・明後日の更新も楽しみに待っていてくださいね!
それでは、A presto!(またね!) Ciao Ciao〜!
