黒木龍世「Only 7days Backpacker in 袋井」(1日目)
1日目 横浜から袋井へ、東海道のど真ん中に降り立つ
自分に課したルール
今回の旅で、私は自分に1つのルールを課しました。
それは、袋井市から出ないこと。
今回、受け入れてくださっているホストは袋井市で活動されている「どまんなかセンター」。その地域の魅力を十分に浴びたいという気持ちと、行政区で考えた方が良いと考えるからです。
ただ、袋井は縦に長い。太平洋に接する海岸もあり、山の麓まで袋井市。
袋井の魅力を思う存分に浴びるには…工夫が必要そう。
そしてもう一つ。私は今回、車なしでの滞在です。
それはバックパッカーということもありますが、何より、袋井市を歩いてきた旅人のように私も歩きたい、と思ったからです!
(車があった方が効率よく、より多くの機会が巡ってくるのは間違いないです…)
1日目の移動記録:期待と出会いの連続
横浜駅の崎陽軒から始まる






袋井駅到着、歴史への即座の出会い

袋井駅に着いた。
駅に着いてすぐ「どまん中」の文字が目に飛び込んできた。
バスロータリーの近辺を回ると、いくつかの石碑が。
一つはベトナムの英雄「ファンボイチャウ」の石碑。

そして、正岡子規の石碑も。

袋井に降り立ってすぐに、袋井の歴史に直面する。

東海道どまん中茶屋との出会い
そのすぐそばには「東海道どまん中茶屋」が!

ここで、多くのお話を伺うことができました。
袋井の魅力はもちろんのこと、そこに集う人たちや通り過ぎる人生など…。
すごくアットホームで迎え入れてくださりとても温かい場所でした!
もっと詳しくお話を聞きたくなり、後日インタビューをさせていただけることに!
嬉しい!!!!!

静岡のお茶、マジで美味い!
美味しいお茶と温かいおもてなしが、旅の疲れを癒してくれました。
どまんなかセンターでの対面
その後、今回のホストでもある「どまんなかセンター」の皆様に会いにどませんへ。

ご挨拶を済ませて、本日イベントが開催されている「樂土舎」へご一緒させていただきました!
樂土舎:子どもたちとアート
「樂土舎」は、アート溢れる面白いスペース。

樂土舎の敷地には「糸乃舎」「みずのいえ」「地下の舞台」「土の家(茶室)」「風乃家」「石ノ舞台」など多くのユニークな建築物が点在し、アーティスト・イン・レジデンスの作品も常設されています。
公演ごとに新たな舞台装置が作られ、空間自体がスクラップ&ビルドを繰り返し、生命体のように変化し続けるのが特徴だそう!
そして今日はここで活動している子どもたちがジュースを振る舞い、展示されているアートを説明しながら案内してくれるとのこと。
自家製ジンジャーエール
まずは自家製ジンジャーエールを注文。

栄養士や大人に見守られながら作られたジンジャーエール。
子どもたちがお金の受け渡しやジュースの準備から提供まで行っていました。

本当に絶品だった。
宮崎郁子さんの作品との出会い
そして、子どもたちにアートの案内をしてもらいます。
「樂土舎」の面白い展示スペースに、宮崎郁子さんの作品が各所に展示されていました。




五感を刺激させられる展示スペースに配置されたアートはどれも魅力的。室内の展示スペースにはない魅力がたくさんでした。
しかも、そのアートの説明を子どもたちが行ってくれる。
大人とは違った感性と考え方。
別の視点でアートを理解する、その経験の価値。
本当に良い時間でした。
豊沢の丘公園でのマジックアワー
本日から宿泊する民宿へ移動。
旅人全員と顔合わせ後に本日の夕食まで自由行動。
東山さんにご一緒させていただき、「豊沢の丘公園」へ向かいました。

夕暮れ時のマジックアワーのいい時間帯に、丘の上から袋井市内を見渡すことができました。
静岡県の中心。その「どまん中」に立ち、夕日に染まる風景を眺める。
さわやか:静岡県民のソウルフード
そして夕食へ。
夕食はなんと「さわやか」。

静岡県民のソウルフードと言われているお店。待合スペースは満員。
ホストの皆様が事前に整理番号を発行してくれていたおかげで、私たちはスムーズに入ることができました。
ありがとうございます!
げんこつハンバーグとの初対面
さわやか名物の「げんこつハンバーグ」を注文。
本当に届いた瞬間は大きなげんこつ。

これを割っていただき、ソースをかけたら…さらにさらに美味そう!

口に入れて確信した。これは美味い!これは並ぶ!絶対!
外側がしっかり焼かれていてハードな食感なのに対して、中はお肉の柔らかさが維持されていて、肉汁もたっぷり溢れてくる。
一口で、静岡県民が愛する理由がわかった。
宿での団欒
ご飯の後は宿泊場所に帰って、様々な年代で団欒。

素敵な1日目でした!
今回の旅の明確な目標:100人に出会う
そしてここで、今回の旅では明確な目標を立てることにしました。
今回、アーツカウンシルしずおかの皆様にお願いをさせていただき…
旅人の名刺を100枚いただきました!


今回の目標の1つ、この旅人の名刺を配り切ること。
つまり、100人以上に出会って名刺をお渡しさせていただくこと。
残りの旅人の名刺は96枚。
バックパックが重くなっていく
果たして、この名刺は配り切れるのか…!
そして今回撮った写真をその場でシールにできるカメラも持ってきました!


出会った皆様との思い出も積み重ねていきたい。
7日間で、私のバックパックは何で満たされるのか…!
1日目の気づき
袋井という地域は、本当に奥深い。検索に出てこないことが、逆に新しい発見に満ちていることを感じた。
子どもたちのアート案内から見えたもの。大人のキュレーションとは違う、純粋な感性の力。
歩いて、公共交通で移動する中での出会い。急ぎすぎることなく、この街を感じることの重要性。
残り名刺: 96枚
明日も、100人への旅は続く。
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黒木龍世 Kuroki Ryusei
俳優、アーティスト、リサーチャー、 「曖昧模糊」主宰
2010年より俳優として本格的に活動を開始。渋谷・コクーン歌舞伎、信州まつもと大歌舞伎「佐倉義民傳」など伝統芸能から現代演劇・イベントまで多数出演。萩本欽一の番組に合格し、テレビドラマ(TBS「逃げるは恥だが役に立つ」「下町ロケット」「ナンバMG5」「刑事7人」「ドクターX~外科医・大門未知子~」等)、映画(「TELL ME ~hideと見た景色~」「乱暴者の世界」他)、CMや地域映像作品まで幅広いフィールドで経験を重ねる。2021年より「曖昧模糊」主宰として、“違いは豊かさ”“誰もが隣人”を理念に掲げ、地域住民や多様な背景の人々と協働。聞き取りリサーチや地域住民参加型演劇、展示を各地で展開し、多世代・多文化・多分野をつなぐアートプロジェクトを推進。
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