銀色に輝く山脈

時の概念も無くなった遥か未来。忘れ去られた惑星。エメラルド色に息づく草原や森、無数の夜露に宿る豊穣な宇宙の星々、銀色に輝く山脈。銀河や星雲と混ざり霞んで見える、衛星となった戦闘艦の遥かな残骸。

孤独に穏やかに、少年は一人畑を耕し暮らしている。ある満天の銀河の夜、星の一つが空からゆっくりと地に降ってくるのを見た少年はそれを追いかける。

草原に埋もれて、山脈色の髪の少年が静かな寝息をたてていた。

小屋は二人の暮らしになった。


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