バスルームから漏れる金色の光

大きく開けた天蓋から天の川銀河の渦の一部を眺められるステージ。マーラー7番と演奏会形式のペレアス一幕のあと。部屋に戻った彼は照明もつけずソファに沈み込む。バスルームから漏れる金色の光がシャワーの音とともにカーペットを昏く照らしている。マーラーの余韻と混ざり合うその濃い黄金色。遠浅がどこまでも続く渚の水平線に、永遠のような時間をかけて沈みゆくあの黄昏時の恒星を思い出す。


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