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もしも無人島に『論語』を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。


【まえがき】
この記事の内容

『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?

※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。


【無人島のご紹介】

何もない無人島。

今回はこの自己啓発を加えてみましょう。


【加える自己啓発はこちら】

【決め事は、善なる心で守る】

論語とは?

「論語」という古典は、現代風に言えば人間学の宝庫なのである。一人前の社会人として立っていくには何を身につけなければならないのか。人の上に立つ人間には何が必要になるのか。そういうがいろいろ取り上げられている。

読めば必ず得るところがあるはずだ。

引用: 世界のビジネスエリートが身につける最高の教養 論語と孫子/出版社: PHP研究所/著者: 守屋 洋

徳川家康や夏目漱石なども『論語』を読んでいましたし、明治時代に日本の経済を理想的な形に変えた渋沢栄一という人は、『論語』の言葉をとても大事にしていたそうです。

引用:失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!出版社:文響社/著者:大野正人

加える教えはこちら。
↓↓↓

之を道くに政を以てし、之を齊うるに刑を以てすれば、民免れて恥ずる無し。
(これをみちびくにまつりごとをもってし、これをととのうるにけいをもってすれば、たみまぬがれてはずるなし。)

法律には"抜け道"がある。どんなに整備しても、法の網をかいくぐって悪事を働き、罰から逃れようとする者が出てくる。組織は法よりも徳、罰よりも礼をもって人心を律するべきである。

(為政第二/19)

引用:超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ/出版社:三笠書房/著者:田口佳史

【恐らくこうなる】

A県の外れにある、ひっそりと不気味な雰囲気を漂わせる無人島。

その無人島は、カラスが飛び交い、木は不気味な進路を辿り無造作に生え、浜辺には流れ着いたゴミが散乱していた。

豪華客船での楽しいひと時も束の間。

船は点検不足で大洪水になり、男女6人はこの無人島に流れ着いた。

6人は節々の痛みに耐えながら起き上がり、無人島の浜辺で輪になって自己紹介を始めた。

一樹は、リーダー的存在。体育会系で上下関係を大切にして、決めたことは守る性格だ。

義夫は、一流大学を卒業して大企業に勤めるエリート。

隼也は、アルバイトをしながら、画家になる夢を追っていた。

亜里沙は、地元で有名なお嬢様で、乗っていた豪華客船のスポンサーだ。

聡子は、大人しい雰囲気を漂わせている都内OL。

恵理は、ラウンド型メガネを掛けていて、いかにもインテリって感じだ。

自己紹介が終わって、6人の距離は「これで助かる」という期待を繋ぎ合わせるように縮まった。

1週間経った。

助け合いながら救助を待ったが、誰も来る気配がない。

(このままだとまずい…)
危機感を覚えた一樹がみんなにこう提案した。

「なぁ、この島で生き残るために、決まりを作らないか?」

6人は同意した。
そして、それぞれの意見を出して決めた。

①恋愛禁止。
②食べ物は、6人で必ず分け合う。
③火起こしは、2人一組で行う。

一樹は決まりを作って安心していた。

しかし、これが無人島の魔の雰囲気が織り成す地獄の始まりだった。

決まりを破る者が現れた。

まず、義夫が6人で食べ物を分け合った後、エリートというプライドが邪魔して、生き残るために食べ物を横領した。

次に、性欲と無縁の人生を歩んでいた亜里沙が隼也に体だけを求め、みんなが寝静まった頃、茂みの中でセックスしていた。

挙げ句の果てには、火起こしは誰もやらなくなった。

一樹は5人に「約束を守ってくれ」とお願いした。しかし、「いや、約束は守ってるよ」と5人に言い返された。

仲の良かった6人は決まりを作ってから、この無人島と同じく、醜く、汚い関係へと変わり果てた。

無人島に流れ着いてから1ヶ月が経った。

決め事など何処へ行ったのか。一樹以外は、やりたい放題やって、無法地帯と化していた。

一樹は、ずっと誰とも会話せず海を見つめ続けていた。

一樹の心は、常にこの無人島と正反対だった。
だから、自分の心を海に反射して正気を保っていた。

すると突然、遥か上空からヘリコプターの轟音が聞こえてきた。

6人が一斉にヘリコプターに向かって、体全体を使い、「助けて!!」と叫んだ。

ヘリコプターが無人島に着陸した。
全員がヘリコプターに乗り込むとパイロットから説明があった。

一樹の家族が捜索願を警察に提出して、豪華客船の情報を集め、この無人島にいるのではないか?と仮説を立てて来たと話してくれた。

「よかった…。本当によかった…」

一樹は泣いた。
人前など気にせずに。

一樹だけは、最後まで心でルールを守った。

人は、恐い生き物だとあの無人島から教わるとは、夢にも思わなかった。


🅿️決め事には必ず抜け道があり、善なる心で守る必要があります。

人が作ったものに完璧などありません。

決め事に完璧などない。
でも、欠けている部分に自らの心を入れたら、本当の意味で決め事は完璧になる。

もしも無人島に『論語』を加えたら、恐らくこうなる。

参考文献
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