例えば、PREPを試してみたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【Kindle出版致しました。宜しければご覧ください】
【伝えたいこと】
✅【PREPは、簡潔に的確に伝える代表的な話法である!】
【PREPとは?】
話の順番を整える魔法PREP法とは
PREPとは、
P: Point
R: Reason
E : Example
P : Point
の4つの言葉の頭文字を取ったもので、この順序に話すことで聞き手にとってわかりやすくなるという魔法のような手法です。
最初と最後のPは要点や結論、Rは理由、Eは具体例を示します。
つまり話の順序としては、「結論」「その結論に導くための理由」「そしてその具体例」「そして最後に再度結論」といった要領です。

【試してみたら、こうなると思う】
この田舎町は、都会とは真逆の時間が流れていた。
年々広がっていく田んぼ。
年々少なくなるラブホ。
毎日賑やかな商店街が立ち並び、工場にそびえ立つ高い煙突からは、黒い煙が狼煙のように黙々と立ち上る。
俺は、この工場で働き始めて10年経つ。
世の中の男女のために、コンドームを梱包しているんだ。
塗装の剥がれた茶色のベンチに腰掛けながら、無精ヒゲを摩り、マールボロを燻らす。たらこ唇の奥にレインボーマウンテンを流し込む。大きな瞳で自分の白い作業着が汚れていないことを確認し、髪を後ろで束ねながら作業場へと戻った。
「やぁ、山さん」
俺がそう言うと、山さんはニッコリと微笑んだ。
山さんは、この工場の責任者だ。
80歳の女性には見えない。白髪で目が小さく、鼻は右に曲がり、腰もへの字に曲がっている。
深い皺は、世の中の男女のために働き続けた功績を表しているようだった。
「おやおや佐藤さん。いつもありがとう」
山さんにそう言われ、俺は作業場へと戻った。
作業場は、コンドームを作る大きな機械が部屋の中心にあり、1車線の道路くらいのベルトコンベアを挟んで、両脇に10人程立って作業をする。
さぁ、この工場の名物がこれから始まる。
俺の作業は、コンドームが破れていないか?を目視し梱包する。
小さな穴すら見逃さない。
そして、ここでの会話が非常に面白い。
俺は山さんに言った。
P「山さん、今流れている右から三つ目のコンドームを俺に渡してください」
R「何故なら、ちょっと他のとは気配が違います」
E「例えば、俺の手に持っているコンドームよりも大きさが少し小さく見えます」
P「よって、右から三つ目のコンドームを俺に渡してください」
山さんが「はいよ」と、への字に曲がった腰を、シーソーのように少し上に動かして渡してくれた。
思った通り、山さんから手渡されたコンドームは不良品だった。
そう。
この工場での会話はPREPで成される。
みんな手を素早く動かすから、会話は簡潔に、的確にしなきゃならない。
しばらくして、山さんから言われた。
P「佐藤さん、コンドームの梱包材をもっと左に寄せてください」
R「何故なら、その方が早く的確に梱包出来るからです」
E「例えば、ベルトコンベアは左から右に流れます。右側に置いてあると、利き手の右手が上手く使えません」
P「なので、左側に梱包材を置いて、右手でコンドームを掴み、左手で梱包材を持って梱包し、箱に詰めてください」
さすが山さん。
この道60年の大ベテラン。
的確だ。
アドバイスもPREPも。
一心不乱に作業して、10万個のコンドームの梱包が終わった。
FUSOのトラックに積み、見送った。
工場のシャッターを閉め、工事の明かりを消した。
更衣室から出た時、山さんに声を掛けられた。
P「佐藤さん、今から飲みにいきましょう」
R「あなたは、世の男女のために立派に働いてくれています」
E「例え、誰がなんと言おうと、それは決して誰にでも出来ることではありません。」
P「だから、私と飲みに行きましょう」
俺は、笑顔でコクリと頷き、山さんと一緒に商店街の居酒屋通りへと歩き始めた。
例えば、PREPを試してみたら、こうなると思う。
まとめ
《今回の自己啓発のまとめ》
1️⃣PREPとは、P: Point(結論)R: Reason(理由)E : Example(具体例)P : Point(結論)の順番で伝える話法である
2️⃣この順序で話すと、分かりやすく相手に伝えられる
3️⃣練習すれば、誰でも使えるようになる
私の記事が今後の皆様の成長に繋がることを心より願っております。
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