テンプレ以外の表情を描くのに羞恥心を捨てねばならない話

私だけかもしれないが、テンプレ表情以外の表情を描くためには羞恥心を一生懸命振り捨てないと描けない。
特に自分とかけ離れたパーソナリティの持ち主を描くのは羞恥心を捨てるだけではなく胆力が必要になる場合もある。

一番胆力が必要になるのは成年男子(特にマッチョ)である。
自分が成年男子ともマッチョともかけ離れた対極にいる人間なので、成年マッチョ男子のパーソナリティをトレースするのに一苦労するのである。
内面で成年マッチョ男子のパーソナリティや心境を推し測って成年マッチョ男子モードにならないと描けないのである。
だから成年マッチョ男子を描くのが一番大変なのである。
かなりくたびれます。
重いんだよおおおお色々とマッチョは。

(なのでこのnoteに載せてある古い絵はおにゃのこと少年なのである。まだしも心理的負担の少ないものなら幾分描きやすいので)

あーね。
そもそも自己陶酔苦手なので、何かに「なりきる」という行為に羞恥心を禁じ得ないマンなのである。
でもっでもっテンプレじゃないビミョーな表情は「そのビミョー表情モード」にならないと描けないんだよおおおおおおおクソッ。
なのであー恥ずかし。とか思いながらビミョー表情モードとか成年マッチョ男子モードに時間をかけて入ってから徐に描き始めることになる。

ほんま「なりきり」苦手。
なりきりやるには余りにセルフツッコミモード強すぎなもんで、だぁあああああーっ!とセルフツッコミしたくてたまらなくなるけどなんとか抑えて描く羽目になるので、大変なのである。

けど逆にテンプレ表情は描くのに心理的負担がない代わりに読者にも訴えかけない。
マネキンかなーみたいなそらぞらしさで形はあるけど心入っとらんやろとついツッコミ入れたくなる。

絵もそうだけどそらぞらしさに萎えてしまうのがエロいお姉ちゃんの写真とかだ。
エロいポーズしながらなんの恥じらいも衒いもなくお天道様の下で正面カメラ目線でカパっと笑うのヤメロ。
不自然すぎて萎えるんだが。
生活してて恋人とエロい雰囲気になった時乳とか尻とか見せながらそんなカパっと正面カメラ目線で笑う奴ぁいねえわ。
そういう意味では昔壇蜜姐さんがメタクソ売れたのは理解できる。
壇蜜姐さん正面カメラ目線カパじゃなく捻りとかくねりとか入った恥じらひ含んで正視できなひの、みたいな感じ出すの上手いんだよね。
だからリアルっぽい。

エロいお姉さんの話は完全に脱線だけど、絵でも根っこは一緒。
テンプレ表情はそらぞらしい。
そらぞらしくて自分のモード変えなくても描けるから描き手の心境的には負担少ない、けどその代わり読者にグッと迫ることもない。

どうせ描くなら読者にグッと迫る質のものを描きたいので羞恥心とセルフツッコミと戦いながら描く羽目になるのであった。

いいなと思ったら応援しよう!