麗しのペイントシューズ
靴選びって、どんなふうにしていますか?
TPOに合わせて、いくつかお持ちですよね。
私が一番こだわるのは、美容室で履く靴です。
高いわけではないけれど、探しに探して履いている今の子は、歴代4足目。
美容室開店から17年なので、1足あたり4年以上も履いています。
今の子が圧倒的に長くて、6~7年履いているので、よく持つなあと感心します。
それくらい、履き心地が好くて足にフィットするものを探すので、時間はかかりますが、それだけの価値があります。
そして、トップの写真に載せた子が、新入り5代目シューズ。
次は絶対エアマックス!と決めた1年後、友人がシューズペイントを始めました。
物語のある絵を描く友人に、可愛い薄ピンクのエアマックスを託しました。


そしたらね。
冒頭の写真の通り、シューズがこんなに可愛くなって帰ってきたのです。
それを見て、まるで映画の主人公みたい!と感激しました。
オードリー・ヘプバーンが演じたサブリナのように、素敵に変身したシューズ。
才能って、すごいなあ!
羨ましいです。
昭和女子にとって、自分がしてもらったことを誰かに話すのは、はしたないことかもしれません。
もういい年齢ですし、6月生まれですから、これまでにいただいたバラの花も少なくはありません。
でもやっぱり。
いくつになってもお花をもらうのって、嬉しいものです。
それが、こんなふうに、おくり主の好きを極めたものなら、なおのこと。
「クモマグサ」という、日本国内に2か所だけで咲く山野草です。
その1か所が、八ヶ岳。
しかも、
「好きな色、3色選んでー」
とのことです。
言われた通り真面目に3色を選んだ割には、やけに色数が多く見えるのは、老眼が進んだせいかしら。
ペイントは、明るい色合いが繊細で、いい感じ!なのですが。
か、
変わってる。。
あの3色、いったいどんな意味があったのだろう。。
問うこともできず、いろんな想像を巡らせますが、答えはわかりません。
んー、、
可愛いから、まーいっか。
美容室でなかなか履く勇気がなく、いつも履いて鏡を見てはそっと脱ぐ、ということを繰り返していた冬の始まりでした。
そんな中、急遽都内へ出向くことになります。
出版してから、上京した時に新しい習慣ができました。
時間があれば、なるべく訪れるようにしている場所があります。
靖国神社へのお参りです。
友人と出会ってすぐ、近代日本史を学ぶといい、と聞きました。
実は、戦争の話しが苦手で、聞いているうちに震えて涙が出てしまうので、戦争の話しは苦手です。
けれど、出版が決まった時に、著者として相応しい人間になると決めていたので、避けては通れないと覚悟を決めて、学び始めました。
知覧や特攻の話しはとても悲しく今でも涙なしでは聞けません。
けれど、日本が東南アジアの国の方々から親しまれていることも、初めて知りました。
日本って、戦争でアジアを守ったんだよ。
へぇ、そうなんだ。
いつの間にか、肩の力が抜け、普通に呼吸ができている自分に気が付きました。
アジアの人たちが日本のことを好きって、どういうことなんだろう。
そんな疑問も湧いてきたのです。
震えることもなくなり、初めて靖国神社を訪れたのは、夏の暑い日でした。
入ったとたんに、空気が変わりました。
じめじめと暑い通りを歩いていたのに、湿度が下がり、軽やかな空気感です。
場の波動を、心地好く感じました。
戦争で亡くなるのは辛かったのに、どうしてこの空気感なのだろう。
新たな疑問も出てきて、上京のたびに少しずつ敷地の中を歩いたり、遊就館の展示を見ました。
そして、暮れのお参り。
室内履きと決めていたエアマックスだけど。
お参りは、この子に私を連れて行って欲しい。
この日ここでのペイントシューズは、私にとって正装。
私たちが出会うきっかけとなった、まさみっちゃんのアドバイスのとおりに参拝をしました。
帰りの参道でお会いしたのが中村文昭さん。
15年ぶりの、嬉しい再会でした。
お参りのご利益、早すぎます。。

靴は、人をいろんなところに連れて行くことが使命です。
いい場所、心から寛げる居場所に連れていく力を持っています。
あなたの好きを詰め込んだペイントを施せば、殊更その力はアップすることでしょう。
同じく、人が美しくいることも、心に効きますね。
私は美容家として、誰かの心がほっとしたり、業界が元氣になることを願って、これからも活動していきます。
一番したいことは、楽しいことを一緒にすること。
夢に近づくことができるペイントシューズ。
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