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医療福祉の現場で「人を動かす」秘訣はコレです!

こんにちは、日本メンタルコーチ協会の益田緑です😊

先日、私が主宰している「メンタルコーチキャリアUPプログラム」第13期の第7回セッションで、受講生の皆さんによるビフォー&アフタープレゼンの発表会を行いました。

看護師、介護福祉士、訪問看護管理者──それぞれ医療福祉の最前線で働きながら、自分の経験を「誰かの希望」に変えるべく、自分のストーリーをセミナー資料として作り上げてくれた4名の発表💓

その場で繰り広げられた学びがあまりにも本質的だったので、今日はその内容を、これからご自身の経験を活かしてセミナーや講座を開きたいと思っている方に向けて、シェアさせてください✨

「私、頑張ってきたのに、なぜ伝わらないんだろう?」

医療福祉の世界で長年経験を積んできた方が、いざ自分のセミナーを作ろうとすると、ほとんどの方が同じ壁にぶつかります。

「全部抱え込んでいた毎日から解放されました」 「人の反応に振り回されることがなくなりました」 「自分を大切にできるようになりました」

──こう書いても、なぜか聞いている人の心が動かない。

なぜでしょうか?

答えはシンプルです。

抽象的すぎて、聞き手の頭の中に映像が浮かばないから。

ビフォーは「徹底的に、具体的に」描く

発表してくれた受講生のひとり、エリさんの最初の原稿には、こんな言葉が並んでいました。

「全部自分で抱え込んでいました」 「人の反応に振り回されていました」 「仕事以外が頭に入りませんでした」

──気持ちは伝わるんです。でも、これでは聞き手は「自分のこと」として受け取れない。

そこで、対話を重ねながら、こう書き換えていきました。

「マニュアル作り、研究発表、看護助手の教育、医療安全レポートまで、全部一人で抱え込んでいました」

「人の顔色をうかがいすぎて、ミスが多発していました」

「お金への過度な恐怖があって、辞めたくても辞められませんでした」

どうでしょうか?

一気に映像が浮かびませんか?

医療福祉の世界で働いている方なら、「あ、これ私のことだ…」と胸がギュッとなる方も多いのではないでしょうか。

特に「お金への強烈な不安」は、医療福祉従事者の方が深く共感するテーマです。シングルマザーで看護学校に通い、お礼奉公制度を利用してきた方も少なくありません。だからこそ、抽象的な言葉ではなく、自分の中にあった「本当の不安」を具体的に書くことで、同じ悩みを持つ方の心に深く届くのです。

アフターは「ビフォーと同じ分量」で対比させる

そしてもうひとつ、見落とされがちな大切なポイント。

それは──アフターをビフォーと同じ分量で、しっかり描くということです。

苦しかった過去だけ詳しく書いて、「変わりました」「楽になりました」で終わってしまうと、聞き手の中に「こうなれるんだ!」という希望の映像が湧かないのです。

人は半分諦めています。

「私はこのまま抜け出せない」って。

特に医療福祉の現場で疲弊している方は、強くそう感じています。

だからこそ、「同じ立場の人が、こうなれたんだよ」と具体的に描く。

「お金への過度な恐怖がなくなって、適切な距離感で仕事ができるようになった」 「家族との時間を大切にできるようになった」 「定時に帰れるようになった」

ここまで具体的に描いて、初めて聞き手は「私もそうなりたい!」と動き出すのです💓

体験ワークは「自分の具体例」を出して、相手と一緒に考える

セミナーで何かのワークを伝えるとき、説明だけして「ではやってみてください」では、参加者は動けません。

たとえば、由美子さんが扱う「コンフォートカード」というワーク。

説明だけだと、こうなります。

「辛い時の体験を思い出して、暗い色の紙にその感情を書いてください。次に、過去の自分にかける優しい言葉を、明るい色のカードに書いてください」

…理屈はわかります。でも、「で、私はどうすれば?」となってしまう。

そこで、由美子さん自身の具体例を出してもらうとどうなるか。

「私、上司にすごく腹が立っていた時期があったんです。残業を改善しようと提案しても『仕方ない』の一言で終わらせる上司に、本当に頭にきていて。あの人の顔を黒で塗りつぶしてやりたいくらい腹が立っていました。」

「だから黒い紙に『どっか行っちまえ』『見たくもない』って書いたんです。怒りの感情を全部。」

「そして次に、自分が大切な友達だったらなんて言うかな?と考えて、オレンジの紙に書きました。『わかるよ、腹立つよね。どっか行っちまえって思うよね』って。」

──こう語られると、聞き手は「あ、こうやってやるんだ」と一気に腑に落ちます。

そして、「あなただったら、どんな場面を思い浮かべますか?」「どんな言葉をかけますか?」と問いかける。

伝える側が質問をすると、聴いている人は考え始めます。一旦考えてもらってから回答する。そういう流れを心がけるセミナーこそが、記憶に残る本物の学びの時間になるのです✨

タイトルは「届けたい人がなりたいと思っている言葉」で書く

最後に、もうひとつ大切なこと。

セミナーのタイトルを考えるとき、私たちはつい「自分が伝えたいこと」を書いてしまいがちです。

「セルフコンパッション体験セミナー」 「自分に優しくなる講座」 「マインドフルネス入門」

──でも、これでは届かない。

なぜなら、私たちは講座で学んできて、思考プロセスがクライアントより数段上に行っているから。

その「上の言葉」で書いても、相手の心には届かないのです。

タイトルは、「届けたい人が、今まさに『こうなりたい』と思っている言葉」で書く。

エリさんの最終タイトルは、こうなりました。

「残業ゼロ!ミスも激減!主任看護師のための時間とお金と心が整うセミナー」

由美子さんは、こう。

「もう怒りに振り回されない!上司と心が通う介護福祉士の為のコミュニケーション講座」

「このタイトルなら、セミナー受けたい!って思ってくれそうです」との事。タイトルって大切ですよね^^

皆さんの感想はこちら

自分のストーリーは、必ず誰かの希望になる

発表してくれた受講生の皆さんは、これまで何ヶ月もかけて、自分の過去と向き合い、苦しかった経験を引っ張り出し、それを「誰かのための物語」に編み直してきました。

正直、苦しい作業だったと思います。

封印してきた弱さや醜さを、もう一度言葉にしなきゃいけないから。

でも、皆さんがちゃんとセルフコンパッション(自分を慈しむ心)を学んできたからこそ、それができている。

すべてが順番に、つながっているんです。

「メンタルコーチキャリアUPコース」は、セルフコンパッションを単に学問として学ぶだけでなく、自分が苦悩する場面で実際に使えるようになる講座です。

だからこそ、皆さんのストーリーは──理屈を超えて、人の心を動かすのです。

最後に

もし、あなたが今──

医療福祉の現場で長年経験を積み重ねてきて、 その経験を誰かのために活かしたいと思っているなら。

そして、自分の体験を「単なる過去」ではなく「希望のストーリー」に変えたいと思っているなら。

ぜひ一度、私たちのプログラムをのぞいてみてください😊

あなたが歩んできた道は、必ず誰かを照らす光になります💓

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

日本メンタルコーチ協会 代表 益田 緑


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