視力低下って何故起こる?(総論)
こんにちは、ミエルラボの持木です♪
そもそも視力低下はなんで起こるのか?
ということを今回はざっくり総論的に書いてみたいと思います。

実は見え方って本人にしか分からない感覚の代表例(痛みなどもそう)であり、感覚が交換できない為、どのように見えているかというのは実に曖昧です。(個人の表現に委ねられるところもあり)
そして何より、『目の問題』と一言で言っても範囲も深さも、ジャンルも違い過ぎるーーー( ;∀;)という側面がありますが、今回は視力低下を引き起こす、そもそもの原因・要因をまずはまとめてみたいと思います♪
Ⅰ.大切な3つの要素+α
1.目👀
◆屈折異常(ピント位置がずれる)
目に入る光が、角膜や水晶体での何かしらの屈折異常により、正しく網膜上に焦点を結ばないことで、映像がはっきりしないまま、脳に情報が送られる


近視:網膜手前で焦点を結ぶ、もしくは眼球が長くなり(軸性近視)、焦点が網膜の手前で結ばれる
遠視:眼球が短い、もしくは光の屈折角度が弱く網膜より遠くで焦点が結ばれる(毛様体筋が少し頑張る事で網膜上に焦点を修正しやすい為、視力は良いと思っている方に多く近視より発見されにくい)
乱視:角膜や水晶体の形が歪んで焦点の位置がずれる
老眼:一言で言うと経年劣化。水晶体の厚さを調整する毛様体筋の機能低下や、水晶体自体の弾力性の低下などにて、手元のピントが合わせにくくなる(遠視の方は日常的に毛様体筋にストレスがかかりやすい為早期になりやすい)
◆透明性の低下(光の透過性が落ちる)
・白内障:水晶体の弾力性や機能が低下し視界に濁りが生じる
・飛蚊症:硝子体(ゲル状)の組織の変性により濁りが生じたり、網膜裂孔や
網膜剥離などの前駆症状としても生じる事があり、糸くずや黒い点などが浮いているように視界に見える。しかし疲労やストレスの有無などで症状の感じ方の変化が大きい人もいる。

2.脳🧠(神経系)
目は光を受ける器官であり、実は脳(視覚野)で情報を処理して見ています。そのため、次のような問題も視力低下、視野の不具合につながります。
視神経系の障害(情報を視覚野に運ぶまでの影響)➡ 緑内障や外傷などによる負傷
脳疲労・ストレスで視覚処理力自体が低下
視覚野全体を使えていない(視覚野の場所により情報処理の役割が異なる) ➡この辺はまた別途ご説明します

3.身体💃
◆姿勢や身体との関係
近年注目されているのが、姿勢と視力の関係。背骨と脳は脳脊髄液が循環しており、栄養や老廃物の運搬、脳内の圧力の調整や全身の循環、自律神経・ホルモンバランスの調整などに影響を与えています。
また頸部には内頸静脈等の重要な血管も通っており、不良姿勢や身体の過緊張による血流の低下、循環不良などは視力低下を助長させうる因子となっています。


猫背で首や背中が前に出る → 血流や脳脊髄液の循環が悪くなる(脳の使い方の偏りも助長)
モノの見方の偏り → 斜位の助長や両眼視のバランス崩れ
不良姿勢にて身体や眼筋の過度な緊張を助長
+α 生活習慣・環境
長時間のスマホ・パソコン作業
屋外での活動が少ない(適切な太陽光が少ない、特に子ども)
食生活の乱れ(栄養不足)
睡眠不足・ストレス(思考の癖)
つまり、視力低下は「目そのものの問題」だけでなく、脳・身体・生活習慣など、、、身体全体のバランスに関係しています。
Ⅱ.すべてに共通する要素
すべてに共通する視力低下の「根本原因」は、目と脳と身体(全身)の「適応力・協調性の低下」や「使い方のアンバランス」!!
◆連動性・協調性の低下
現代人は特に、
同じ姿勢で長時間過ごす
常に近くばかりを見ている
ストレスで交感神経が優位になっている
外で目を「休ませる・広げる」時間が少ない
などが良くありますよね♪
その結果、目も身体も“固定化”されて、
→ ピント調節がうまくできなくなり
→ 視覚情報処理も鈍くなり
→ 疲労が溜まり、視力が落ちていく
つまり、
『柔軟に変化に対応する力』の失調(=適応力の低下)というループに入ります。
そのループに入るとどうなるか?
1. ピント調節機能がうまく働かなくなる(目)
目の筋肉(毛様体筋)が緊張 or 弱化して、ピント調節が遅れる
常に「近く」に固定された状態で、遠くへの切り替えがしにくくなる
眼球を動かす筋肉(外眼筋)の左右差や固さも出てくる
➡ 結果:近視・眼精疲労・ぼやけ・かすみ
2. 視覚処理が鈍る(脳)
見た情報を処理する「視覚野」や「脳幹」の働きが低下
情報の統合がうまくいかず、ピントは合っていても「見えにくい」と感じる
視覚と身体の動き(空間認知、平衡感覚など)のズレも出やすい
➡ 結果:集中力低下、読みにくさ、めまい、違和感
3. 姿勢や重心の崩れ(身体)
姿勢の悪化(猫背・巻き肩・ストレートネック)で、頭と眼球の位置がズレる
血流・脳脊髄液の循環が悪化し、目と脳に栄養が届きにくくなる
身体の左右差や首・背中の固さが、眼球の使い方に影響
➡ 結果:視野の偏り、両眼視機能の低下、慢性的な見にくさ
つまり、、、
『目』だけをケアしても視力が安定しない理由はここにあります★
目は単独の器官ではなく、全身とつながった感覚システムの一部なので、
どこか1ヶ所の崩れでも「見る力」が落ちてしまうのです。
Ⅲ.対策の方向性

では、最後に対策を簡単にお伝えします。
詳しくはまた今後のブログの方をご参考下さいね🎵
1. (目)ピント調整や眼球運動の柔軟性のアップ
眼球を動かす筋肉や水晶体の厚みを調整する筋肉(毛様体筋)などが、先ずガチガチの方が多いです。緩める、解す、血流を良くする…そして可動域をしっかり動かす
そして実は目の周りの筋肉だけではなく、頚部の後面や、舌骨周りの筋肉からもほぐしてあげると良いでしょう。
2. (脳)リラックス・自律神経のケア・空間認知の再調整
脳の使い方は姿勢との繋がりも大きいですが、その方の気質・思考の癖とも密接にリンクしています
緊張しがちな方は目も緊張します(凝視)
勿論身体も緊張します(🔄鶏と卵の関係)
物事の捉え方(判断)を決めているのも脳です

3. (身体)姿勢調整・体幹安定・頭部と頸部のアライメント改善
前述したように、姿勢は血流と直結しています。筋肉の緊張が高くても血管を圧迫します、頚部の位置がズレていると頸動脈・静脈の通り道を圧迫します(脳への循環・排泄力の低下)
脳脊髄液の循環も低下します
また身体の軸がブレていると、眼球の動きはぎこちなくなったり、身体のブレに反応して目の動きもブレたりします。

以上、いかがでしたでしょうか?☺️
「目」「視力」「見る」という事は
とても複雑で深いので、(でも実はシンプルだったりもする)、色々な角度から少しずつ掘り下げていきたいと思います!
実際に身体を使って、目を使って、
体験してみたいという方は是非ミエルLaboにも足を運んでみてください✨HPはこちら⬇︎
