🌿 30代前のご先祖さまは、平安時代にいた〜命の重なりと、“争わない”という選択〜
最近、縁ディングノートプランナーさん向けに保全講座を開催しました。
私が本講座でまず伝えたいのは知識や対策の手前で、
「どうか、自分を大切にしてほしい」
ということ。
◇ ご先祖さまって、どのくらいいるの?
講座ではいつも、「何代前までご先祖を遡ったことがありますか?」と問いかけます。
ほとんどの方が、3代、せいぜい4代。でも、実際に計算してみると——
**10代前(江戸時代)**のご先祖さま:1,024人
累計人数:2,064人
時代の目安は江戸時代中期〜元禄あたり。まさに庶民の生活が豊かになり始めたころ。
ここでもすでに「こんなに多いの?」と驚かれるのですが、では次に進みましょう。
◇ じゃあ、20代前は?
20代前(室町〜南北朝時代ごろ):1,048,576人
累計:2,097,150人
この時代は、応仁の乱の少し前。室町幕府が力を持ち始め、足利義満が活躍していた頃です。
10万人を超えたあたりから、「え、こんなに?」という声があがります。
ですが、ここで「じゃあ30代前は?」と続けてお伝えします。
◇ 30代前、それは平安時代の中期
30代前(平安中期・西暦982年ごろ):1,073,741,824人(約10億人)
累計:2,147,483,646人(約21億人)
計算上はこうなりますが、ふと時代と照らし合わせた時に疑問が浮かびます。
「そんなに人、日本にいたの??」
そう、実際に当時の日本の人口は約600万人程度。
では、なぜ10億人を超えるご先祖様がいたことになるのでしょう?
◇ 命は“交差しながら”受け継がれている
それはつまり、命は1本の直線ではなく、循環し、重なり、交差しながら受け継がれてきたということ。
私たちのご先祖様は「同じ人」が何度も登場している。
つまり、人類皆きょうだいという言葉は、あながち間違いではないのです。
では、そんなご先祖さまたちはどこにいるのでしょうか?
お墓にいますか?
10代前の2,064人が入っているお墓、見たことありますか?
私は、ありません。
でも、ひとつだけ確実に言えることがあります。
それは、あなたの中に流れている血こそが、ご先祖様の証だということ。
だから、どうか「自分を大切にする」ことを忘れないでください。
自分を大切にすることは、ご先祖様を大切にすることと、同じなのです。
◇ 争わずに生きようという選択
私は相続の現場で、「なぜここまで争うのだろう」と感じることが何度もありました。
でも、命の重なりを知れば、誰もが“誰かの子孫”であり、“誰かの親戚”であることに気づきます。
だったら——
争うより、譲り合う選択もあるんじゃないか。
そう伝えたくて、私は「縁ディングノート」という言葉を使っています。
◇ まずは、自分を大切にすることから
戸籍を取り、ご先祖様の名前をなぞり、自分の命のルーツにふれる。
そのプロセスは、自分自身を見つめ直す旅でもあります。
「自分を大切にする」ことは、
「ご先祖様を大切にする」ことでもある。
それが、私が全国でセミナーを開催し続けている理由のひとつです。
✨あとがきにかえて
このコラムは、私が心血注いで作った縁ディングノートセミナーの土台から生まれたものです。
昨年は76回のセミナーを重ねてきました。
でも、いつも心にあるのはたった一つ。
あなたの命は、何億もの奇跡が重なって生まれた、尊いものです。
だからこそ、まずは「自分を大切に」してくださいね。


