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未字

言葉になる前のものがある。
それはまだ意味を持たず、ただ線として現れる。

朝、瞑想をして
自分と世界の境界線をとく世界に入ると、
ふと手が動きはじめる。

紙の上に、線が生まれる。


それは文字でもなく、絵でもない。

けれど確かに
何かの気配を宿している。

私はそれを
「未字」と呼んでいる。

まだ文字になっていない文字。
まだ言葉になっていない言葉。

線が先にあり、
意味はあとから静かに追いついてくる。

カリグラフィーは
「文字を美しく書く技術」として知られているけれど、

私にとっては
線を通して世界と対話する行為でもある。

自然のかたち。
光の流れ。
呼吸。
静かな思索。

そうしたものが
ときどき線となって現れる。

このnoteでは、
そうして生まれた線の記録や、
そこから立ち上がる詩、
制作の途中で考えていることなどを
静かに書き残していこうと思う。

まだ名前のないものが
ここで少しずつ形を持つかもしれない。

それは
言葉の手前にある世界。

未字の記録です。

この探求は、続いていく。

線の記録としての未字研究、
思考と言葉の記録、
そして作品としての展開。

それぞれ異なる形をとりながら、
同じ問いを見つめている。

Record of Lines - MIJI 線の記録の跡


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