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「測量野帳で定点観測」する本の言うことを聞いてみたら、中毒状態だったスマホゲームから秒で離脱できた!

気づけば手帳歴5年。様々な書き方を試しながら、自己理解を深めてきました。

いまでは、「ママ、昔に比べて全然キレなくなったね」と子どもにも言われほどに、だいぶ自分を飼いならせるようになりました。すごいでしょ。

ところが。

その自信を打ち砕くような魔の誘惑に、ここ数か月(いや、もっとか?)ひれ伏しているのです……それは、スマホゲーム

日頃から、「不登校の子どもの対応で奔走中」「仕事(フリーのライターです)もペースダウンしてます~」なんて言ってますが……ごめんなさい。私、めっちゃゲームしてる。

ドン引きされるのわかってるから本当は言いたくないけれど、今日は勇気を出して白状します。


GWなんて、1週間に30時間!

じゃじゃーん(古)

優しい方は「い、いや……でも連休はオフモードですからっ!ねっ♡」なんて言ってくれるかもしれない。では、その翌週、いわゆる「普通の1週間」はどうだったかというと……


1週間に22時間!

じゃじゃじゃーん(2回目)

こわい……こわい!!1日8時間労働なら、3日分くらい労働時間食われてる状況。廃人過ぎる……。

やめられなかったんです。いや、やめたほうがいいだろうけれど。それでも、やめなくていいとも思ってたんです。

だって、私ものすごく疲れてる。毎日精一杯母親業がんばって、合間にスローペースとはいえ仕事もして、感情もコントロールして、ストレスたまってる。スイッチ切れると、もうゲームしかできない状態なんだもん。

ゲームという逃避がなくなったら、ストレスをどんどんため込んじゃうんじゃない?爆発しちゃうんじゃない??と思っていました。

でもね、この数字を見てしまうと、そうとも言っていられない。いよいよ現実を突き付けられ、私の毎日が一変することに……!


実は私、一度挫折歴がありまして……

※Amazonアソシエイトに参加しています

日々の出来事や気づきを記録し、振り返り、アイデアを生む__。
文章だけでなく、図やチャートも使うことで、ゆるっと続く。
流れていく日常をつかむことで、新しい視点が生まれる。

本書は、そんなメソッドをまとめた、ジャーナリング解説本の決定版です。

Amazon『クリエイティブジャーナリング ノートではじめる自己理解とアイデア創出』より

著者の杉山さんが掲げる『クリエイティブジャーナリング』は、定点観測→振り返りを2週間程度のスパンでコンパクトに繰り返すというメソッド(超ざっくり)。最近巷でよく見る「ひたすら文字で感情を吐き出す」ジャーナリングとは一味違います。

振り返りの際には定性項目を定量的に落とし込み可視化。その推移を見ることで、自分のパターン理解や計画・行動の改善につなげていくことができます。

▼手っ取り早く知りたい方は、こちらがめっちゃわかりやすい!

実は私、この書籍が出版されるずっと以前の昨年末に、偶然YouTubeで目にしておりまして。「この方法、おもしろそう!」って試したことがあるんですよ。

当時は『測量野帳』にやたらとアンテナが立っていて、どうにかこれを活用してみたい!と思っていた時期。

測量野帳とは:
1959年、当時増えていた測量業務のために開発されました。
現在は、測量・建設の枠を超えて、発掘・観察などのフィールドワークや、社外のモバイルワーク、さらには、旅の記録、日常のメモなど個人のライフシーンまで用途が拡大しています。

KOKUYO『野帳』の紹介ページから抜粋

憧れはそのままに、用途も定めずちょっとずつ収集し始めていた私にとって、野帳を活用できるこのジャーナリングの方法はよいのでは!?と食いついたわけです……が。

既に3冊以上の手帳を多冊使いしていた当時の私にしてみたら、手間は増えるし、当時書いていた内容と重複感があって、たちまち目的を見失い……1週間経たずにフェードアウト。

ちーん。

手帳の書き方が変化しつつある今。シンプルな定点観測をしてみたい!

ではなぜ、この度再開することとなったのか。――実は最近、手帳の書き方が大きく変わりつつあったからです。

以前はウィークリーバーチカルを主戦場に、1週間の出来事や考えたこと、感情、アイデアなどを見開きで詰め込んでいました。

実は、母艦手帳を「ほぼ日カズンavec」→「ほぼ日Day-free」に変えました。
(その話はまた今度!)

が、今はもっと自由に。見開きに1週間を自由に書き綴ったり、綴らなかったり。読書ログ、家事の整理、思考分解……などなど、「その日暮らし」の手帳感がUP(今の私はそれが心地よい)。「決まった視点を維持して日々を見つめ続ける」という手帳の書き方は薄まっていました。

そんなタイミングで出版されたのがこの本。

他の手帳との重複感も生まれない今なら、あえてシンプルな「定点観測」に軸足を置いた「クリエイティブジャーナリング」を導入する意味があるかも!

定性を定量で可視化。自分を変えざるを得ない結果に……!

表紙にシールを貼ってカスタマイズ!

そんなわけで、クリエイティブジャーナリングを再開したのはGW真っ只中の5月4日。前回はいきなり自己流のアレンジを加えて失敗してしまったので、今回は本書に紹介されたフォーマットで始めてみることに。

このジャーナリングの大きな特徴の一つが、「心・技・体・タスク」の4項目をチャートに落とし込む、2週間に一度の振り返り。睡眠時間や一言日記、ハビットトラッカーやタスクの消化率などを元に定量的評価に落とし込み、チャート化。このサイクルを繰り返しながら、自分のパターンの発見や改善につなげていきます。

で、まさにこれが、私に逃げ場を与えてくれない展開に……(笑)。

最初の2週間(正確には12日間)のチャートがこれ。

「体」は悪くない。
「心」もそこそこ。
なのに、「技」と「タスク」が低いのです。

そして……「ゲーム30分」の目標を達成できた日はゼロ。

これを見たらもう、心身が安定していているのにやるべきことに手が回っていない最大の理由が明らかなんですよねえ……。

やるしかない。私はゲームを減らすんだ!

「ゲームをやめたら大変なことが起こるのでは……?」なんて言ってる場合じゃなくなりました。

すぐに設定したのは、スマホの「スクリーンタイム」。時間を溶かしがちな3つのゲームアプリをまるっとグループにして、「1日30分まで」と制限時間を決めてみました。

とはいえ、実はスクリーンタイムって、時間が来てもワンタッチで「あと1分追加」「あと15分追加」「今日は制限無視」って選べちゃうんですよね。昔もトライしたことはあったんだけど、制限無視しまくりで、完全に形骸化しちゃったんです。

ところが。

\なんと今回は大成功!/

週に20時間越えだったゲームが、スクリーンタイム導入直後(5/17週)には5.5時間。その翌週(5/24週)に至っては4.9時間と、激減しました!

ゲームは減った。効果はどうだ?

ゲームが減った分、計算上は1週間あたり15時間(つまり1日2時間強!)ほどの余白が生まれたわけですが……果たしてどんな2週間になったのか?

\結果はこちら/

パッと見ではわかりにくいので、ゲームテコ入れ前後での振り返り比較を見てみると……

←ゲーム中毒時代  ゲームデトックス後→

「技」「TASK」の2軸がそれぞれ高得点に変化してる!

子の不調への対応で「心」が削られることが多くスコアダウンしたけれど、それでも生まれた時間で活動量をキープできたようです!

実は5月から、必ずしも今日やらなくてもいいけれど、着手したら自分がちょっと嬉しくなることに取り組んでみる「1日1がんばり」を再開したのですが……

▼こちらに紹介した「1日1%片付けプロジェクト」の延長戦です!

ゲームで減った分の時間を活用して、コンスタントに取り組めるようになっている気がする……!

左2枚:ゲーム中毒時代、右2枚:ゲームデトックス以降

感覚としては、「比較的イージーモードだった5月前半→ものすごく疲弊して『イノチダイジニ』なヘビーモードだった5月後半」でしたが……この定点観測を見ると、あの環境&条件下で、私めっちゃ動けてた。それはやっぱり、ゲームを手放せたからこそ、だな。

(そして心配していた、「ゲーム手放したらストレスで爆発しちゃうんじゃない?」ってのも、完全なる杞憂でした……てへ!)

初月の結論。「クリエイティブジャーナリングならでは」とは?

まだ1カ月とはいえ、確実に私を変えてくれたクリエイティブジャーナリング。

結局、どんなところが良かったか?
以前失敗したゲームデトックスになぜ今回は成功できたか?

――改めて振り返ってたどりついたのは、以下の2点!

◇ 四の五の言えないシンプルさ

いろんな言葉を並べて、自分の思考を説明したり分解したりする、いつもの手帳。それに対して、クリエイティブジャーナリングは、(誤解を恐れず言うと)白か黒かを記録し、振り返りも定量化。

情緒は脇に置いて、事実を見つめる色が強い。

これを改善するにはどうするか?を考えるときも、「良くするには、やるしかない」というシンプル思考になってしまうのです。

◇ 改善策の取り組み状況&効果も定点観測される

先にも書いた通り、以前の私はゲームアプリにスクリーンタイムを設定し、その日のタイムリミットが来たとて「でも今日は頑張ったし!」なんて言い訳しながら、「あと15分」と制限時間を軽々突破していました。

が、クリエイティブジャーナリングでは、その改善結果がどうだったか?もまた、がっつり定点観測されるわけで。やれないとその結果を見せつけられる未来の自分が、ありありと想像できてしまう……。

「でもね、私頑張ったから、ここはちょっと自分におまけしたんだよ、ね?ね??」なんて言い訳をどこにも書けない。だから、やるしかない!んですよねえ。

今回私を変えてくれたのは、『クリエイティブジャーナリング』の「マンスリーログ」。他にもデイリーログやクラフトメソッドなど、本書にはジャーナリングのヒントがたくさんあります。そのあたりのアプローチは既存の手帳に派生させながら、しばらく私は「マンスリーログの定点観測」で野帳を機能させていく所存です!

また変化や効果が生まれたら、ご報告させてくださいね。


▼手帳で実験する日々、こちらでご覧いただけます

▼「本の言うことを聞いてみた」シリーズはこちら!

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矢島 美穂|本の言うことを聞くライター/手帳実験家 最後までお読みくださりありがとうございます。SNSで感想・シェアを頂けたらとてもうれしいです(必ず読みに行きますね!)。いただいたサポートは、noteコンテンツにつながるような書籍購入に使わせていただきます。これからも気軽に遊びにいらしてくださいね!