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どれだけ考えても、勝てないレクリエーション

レクリエーションを考える。

会心の出来だと思う制作物。
「今週はこれでいこう」と準備する。

始まる。
笑顔もある。
参加人数も多い。

でも、不参加の方もいる。

そんなある日、
アニマルセラピーの団体さんが来る。

よく訓練された、吠えないワンちゃんたち。

ご利用者様の、見たことのない笑顔。

犬が苦手な方もいる。
でも、遠くから少し笑って見ている。

またある日、近くの幼稚園の園児が来た。

プレゼントを持って。
感染症対策で
「触れ合いはなし」と最初に約束する。

でも、守れない。

抱き合っている。

園児も、ご利用者様も、
溢れんばかりの笑顔。

結局、
職員がどれだけ考えたレクリエーションよりも盛り上がる。

動物と子供。

絶対に敵わない存在だ。

でも、不思議と悔しくはない。

むしろ、ほっとする。

利用者様が笑っている。
それを見て、仲間も笑っている。

その空気があるなら、
それでいい。

主役は私たちじゃない。

私たちは、場を整える人。

少し笑いがある場をつくれたら、
それで十分だと思っている。

介護の世界に正解はない。
それらしい答えを探す日々が、続いている。

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