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「何者でもない」 #120

お疲れ様!

毎日投稿は途切れてしまった。
ちょっと無理があったから、後悔はしてないよ。

ただ、やっぱり書くのは楽しいなと思う。

「何者でもない」という言葉を、最近色んな方の投稿などでよく見かける。

ずっと頭の中にある「何者でもない」について整理してみた。
また書くかもしれないど。

「大したことない」

事業会社にいたときに、社長が超完璧主義だったから、社内の管理システムは中小企業にしてはきっちりしていた。

基本的に、不正を働いた方ではなく、「不正を働かれた方が悪い」という考えだったので、その考えに従って色んな事が決められていた。
また、責任の所在をはっきりさせるという事も徹底していた。

その後、弁護士事務所で働くようになって、たくさんの会社の事業再生に携わってきたが、その時に思ったのが、
東京の会社と言えど、大したことないんだな、と。
失礼ながら思った。

東京という都会の企業には、たくさん優秀な人や、偉い人がいるんだろうなと思ったけど、ちょっと肩透かしだったんだ。
何者がいるんだろう?みたいに思っていたの。

「何者でもない」

昔から師匠がよく言っていたのが、
「先生」と言われる人のことについて。
弁護士など頭のいい人はたくさんいるけれど、俺たちの脳の大きさが違うかというとそうでもない。大して違いはないんだ。
代議士など議員は、普段は偉そうにしているけど、選挙やお金が必要な時になると頭を下げ始める。
人に「先生」と言われている人でも、自分にとって、本当の意味での先生はそんなにいない。

そんなことを耳にタコができるほど言われてきたので、私も頭でっかちになってしまっていた。

弁護士事務所に勤めるようになって、周り中が先生だらけ(笑。

いや、あなたたちは本当に「先生」なのか?
という疑問がいつも私の中にあった。

もちろん、出会った弁護士の中には立派な「先生」は何人かいた。
弁護士という専門的な仕事において「先生」にふさわしい方もいた。

さすがに、他所の弁護士には「先生」を付けたが、私が入所後に入ってきたイソ弁(居候弁護士)に「先生」をつけて呼ぶことはほとんどなかった。
年下だったし、弁護士になり立てで、社会経験はなく、右も左もわからない人に「先生」を付けることは抵抗がありすぎた。


そんな時にいつも思っていたのが、
「何者でもない」
という言葉。

誰かに影響を与えるわけでもなく、誰かの指標になるわけでもない。その業界でトップでもない。

自分がすごく尊敬する人、自分にとってお手本となるような人、突出した専門知識を持つ人、などでない限り、
弁護士であろうが、議員であろうが、他の何であろうが、何者でもないな、と思っていた。

ずいぶんな怖いもの知らず(笑。

議員に会っても、心の中ではあまり何とも思ってなかった。もちろん「先生」と言うし、ペコペコしてたけどね。
師匠の言うとおり、選挙の時は頭下げてこられるけど、普段は偉そうなんだもん。
人格者の議員さんも、もちろんいるので、全員でないことは付け加えておく。


お医者さん

話は飛ぶが、
医者については、どう思っているか。

5年前に兄が脳出血で意識不明となり、手術で意識戻ってリハビリしていたのに、また脳出血をおこして、そこから1か月少し、私自身もICUで過ごしたことがあった。
その時に、本当に医者って大変だなと思った。特に外科医。
医者も大変だけど、救命室やICUの看護師さんたちには本当に頭が下がった。
真夜中でも、痰の吸引に何度も来てくれて、夜中に何度も申し訳ないからと思っていると、それが仕事だから、何回でもいつでも呼んでください、と言う。
ある日、夜中に当直の若い医者が、説明もろくにしないで、事務的に挿管どうしますかと言われて、私がブチ切れて泣きながらクレームを言ったときも、看護師が丁寧に説明してくれてフォローしてくれた。
あ、思い出しただけで涙でそう。

私にとっては、医者も先生だが、看護師も先生だと思うくらい、尊敬できる仕事だと思ったのを書いていて思い出した。


例えばの話

趣味の会みたいなので出会った人たちがいて、今でも仲良くしていただいているのだが、そのうちの一人が、ある業界では名が通ったコンサルだった。だから、その業界の人が多い。

私とは違う業界で、仕事も一緒にしたことはないし、仕事ぶりも見たことがない。
単に趣味の会みたいなので知り合って、一緒に飲む友達。

出会って仲良くなってきたころ、その人のことをあだ名をつけて呼ぶようになった。
すると周りの業界の人が驚いて、あの人をそういう風に呼ぶなんてあなたくらいだよ、と、言われた。
「いや、私偉い人とかわからんし。」と答えた。
もちろん、言われた当の本人は何にも気にしてない。
今でもあだ名で呼んでるよ。

私からすれば、その友人は、有名かもしれないし、偉い人かもしれないけれど、単なる飲み友達、遊び友達の一人。他の人と何も変わらない。
プライベートで会えば、偉い人とか関係ないんだよね。
「何者でもない」


あなたは?

じゃあ、あなたは?
そう、自分は特に、何者でもない。

自分こそ、何者でもない。
それは自覚している、というか常にそう思っている。

コンサルしてると、たまに「先生」と言われる。
気持ち悪くて仕方ない。
さん付けにしてくださいと必ず言う。

セミナーしていて、その間だけ言われるならまだしも、普段から言われると本当に違和感しかない。

自分の業界で一番でもないし、威張って何かを語れるものもない。
むしろ、
「何者でもない」と思わなくなったら、そこで歩みが止まって、成長もストップしてしまう。

生きてる限り、いや、体が動く限りは、仕事している限りは、常に走っている。
「私は〇〇だ」と思い始めたら、間違いなく謙虚さがなくなる。

もちろん仕事に対するプロ意識、プライドを持つということは必要。
お金をもらって仕事している以上は、プロでなければならない。
でもね、今ここで書いている「何者でもない」は違う。

だから、間違いなく、自分は死ぬまで「何者でもない」
あ、死んでもか。

最近あるのが、
昔の自分は〇〇だったとか、過去の栄光を並び立て、会議やメールで自分はお前より偉いんだと言わんがごとくの人がいるが、そんな人にこそ、
あなたは何者ですか?
と問いたい。

何歳になっても「謙虚」を忘れないでいないと、嫌われ者になるな、と(笑。

だから「何者でもない」
いつまでもそう思って精進する!

※弁護士や議員を蔑視する話ではなく、例えばなので、悪しからず。

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