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夏の音【エッセイ368字/シロクマ文芸部】

 夏の音といえば、蝉の鳴き声、花火の音。はしゃぐ声に甲子園の歓声。飛び散る水しぶきに扇風機。回したストローが奏でる氷の音。
 暑さそのままに心が沸き立つような音と、涼を求める音が代表的な音かな、と思います。そうそう、おいしい音も捨てがたい。スイカをかじる音や、ガリガリ君の音。個人的には抹茶あずきバーが好きですが。

 また、夏の音は他の季節より、はかなげというかしみじみというか、少しさみしげな音が似合う季節のような気がします。

 例えば風鈴の音。涼しさを感じる音でもありますが、音が消えゆく余韻をたどっていると、どことなくさみしさを感じるように思います。鉄風鈴ならなおさら。好きな音ですが。
 もうすぐ聞こえてくる鐘の音も、夏に聞くと、静けさと共にさみしさを教えてくれるように思います。

 夏の音は、人の心の複雑さを、垣間見せるきっかけなのかもしれません。


 しっとりしみじみ、になりましたね。
 さみしさを感じる音の例が、全て鉄が奏でる音なのか、おいおいどないやねん……。

 小牧サマ、今回もステキなお題をありがとうございました。


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