なんでもない日記 2026/3/24
久しぶりにThe Three Degreesのアルバム『The Three Degrees』を聴きました。The Three Degreesは女性ボーカルグループで、1963年にフィラデルフィアで結成され、メンバーは入れ替わりながらも、常に3人組のグループとして現在も活動を続けています。最盛期は1970年代で、当時は日本でも人気を博しました。
The Three Degreesの代表曲の一つに「Dirty Ol’ Man」という曲があります。邦題は「荒野のならず者」ですが、直訳すると「汚らしいオヤジ」です。歌詞も「汚らしいオヤジは私に手を出さないで」といった内容で、歌詞のどこにも荒野も、ならず者も出てきません。しかし、お色気たっぷりに、手を出さないでと言われるとつい手が出てしまいそうです。
そして、The Three Degreesの最大のヒット曲は「When Will I See You Again」、邦題は「天使のささやき」です。こちらも直訳すれば「またいつ会えますか?」で天使も、ささやきも出てきません。このころの邦題はやりたい放題のものが多いですね。ともあれ、彼女達の美しいコーラスワークには惚れ惚れしてしまいます。
フィラデルフィアのグループということで、どちらの曲もギャンブル&ハフとして知られているKenneth GambleとLeon Huffのプロデュース、作曲で、フィラデルフィアソウルの特徴でもある、ダンサブルなリズムセクションと流麗なストリングスを聴くことができます。

ギャンブル&ハフと言えば欠かせないのがThe O’Jaysです。フィラデルフィアソウルを代表するグループとして多くのヒット曲を生み出しました。曲がかっこいいのはもちろんですが、愛と平和について常に前向きなメッセージが歌われていて、聴くと力をもらうことができます。ここでは彼らの代表曲「Love Train」をご紹介します。
フィラデルフィアソウルがその輝きを放ったのは1970年代ですが、リズムセクションはリズムマシンに、ストリングスはシンセサイザーにそれぞれ形を変え、それ以降のダンスミュージックに脈々と引き継がれています。
ここまで講釈を垂れてきましたが、アルバム『The Three Degrees』に興味を持ったきっかけは、ジャケット内側のセクシー写真だったことはここだけの秘密です。
【今日の1曲】The Three Degreesの「When Will I See You Again」です。
