「フリーアコモデーション」で働いている彼女
……と、とある場所で知り合いになった。20代の若い人。若いけど堅実にしっかり働いている実践派。大したものだと思うわ。
このフリーアコモデーションって、知っている人ってあまり居ない聞きなれない言葉だと思う。みけ子が「普段は学生さん?」と聞くと「シェアハウスで働くかわりに、寝起きする場所が無料で提供されてそこで住み込みなんです」との答えだった。それを聞いて「え〜っとそれって『フ、フリーアコモデーション』ってやつ?」と(記憶をたどりながら)言ったら「日本でその言葉知っている人って滅多にいないですよ❣️」と驚かれた。うん、確かに日常ではほとんど耳にしない単語だと思う。
自分は何度か耳にした事があったからピンと来たのだ。現在民泊掃除を担当している場所では、以前建物の一部がシェアハウスだった。その場所で『フリーアコモデーション』で働いている人がいた。シェアハウス全体の日常の管理とフロント業務を担当しているらしかった。そして彼女と続けて会話していると、そのフリーアコモデーションの宿泊施設が自分とも多少関わりのある、知っている宿泊施設だった。いや〜世間は狭いわ。
昔から言われる言い方をすれば「住み込みで宿泊施設で働く」ってことには他ならないんだけど、それがシェアハウスとか民泊施設だってことが今風というか何というか。
その彼女は地元の人らしいが、これが遠い場所でのフリアコだと今よく耳にする「リゾバ」(リゾートバイト)みたいなものだ。温泉地やスキー場など、全国の観光地で住み込みで働く。自分の本拠地とは違う場所と環境で働き、仕事をしている間だけその場所の住民になるような感じ。住居費や光熱費は無料で、働く時間によっては生活費がかからずにがっちりお給料が発生する。それで効率的にお金が貯められたりする場合も多い。
自分の自宅ではない場所での生活は、慣れないだろうし人間関係も大変かも知れない。その彼女も、シェアハウスの住民とゴタゴタして、面倒なこともあると言っていた。
みけ子は家族がいるし、住み慣れた家もあるからリゾバやフリアコでの毎日は現在は考えられない。でも、そういう自分には馴染みのない場所で働いて住んで……ということには憧れもあったりする。
自分が結婚する前で、そしてもっと若くて柔軟性のある働き方や住み方にも対応出来るだけの適応力があったらどうだろうか。特に温泉地でのリゾバやフリアコ。きっと慣れないながらも毎日が新鮮な経験ばかりの、大変でありながら楽しい生活かも知れない。
そこで温泉旅館の仲居さんをやりつつ毎日を過ごす自分を夢想してしまうことが、今もたまにあるんだよね〜。
↓爽やかなグリーンに濃紺の縁取り。琺瑯製の蓋ものはデスク上に置いて、小物入れやレターケースにどうぞ。
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