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猫との暮らし〜十猫十色か新世代か〜

引越してきた当時、我が家の庭に2匹の猫があらわれて住み着いた。2匹は地域猫だった。

この頃のことは『マガジンNEKO』〜猫たちが待っていた〜にまとめています。 
こちらからお読みいただけます。

マガジンNEKO目次

地域猫は2匹の他にも数匹いたけれど、みんな空に引越してしまった。
庭には2匹のために購入した犬小屋だけが残った。彼らとの時間はあっという間だった。

そしていま、庭にはその犬小屋と3匹の地域猫がいて、地域猫になるはずだった1匹が家の中にいる。

猫というのは時間に律儀で、ルーチン作業が得意だと思っていた。
最初の2匹の地域猫も、家猫たちも、それ以前の家猫たちも、みんな時間に律儀だった。
家猫は毎朝、私を起こしたし、地域猫は、どこかにフラフラ出かけていても、ゴミ捨ての朝は、律儀に時間には戻ってきて、一緒にゴミ捨てに行っていた。
ごはんだって、決まった時間に集まっていた。
猫はそういうものだと思っていた。

3匹の地域猫の1匹は毎日ごはんに来るが、2匹は来たり来なかったり、毎日来るようになったかと思えば、10日も来ないときもある。
朝晩来たかと思えば、夜しか来なかったり、猫は寝ているはずのお昼に来てみたり、ごはんを食べて、さっさと帰る日もあれば、1日ゆっくりくつろいで帰る日もある。猫は気ままというが、体現しているかのようだ。
時間に律儀なんて誰が言ったのだろう。

3匹のうちの1匹は、家猫経験があると思われる。人なつっこい。撫でまくれる。
本人ならぬ本猫も、ゴロゴログルグルご満悦だ。
残り2匹は、庭にあらわれてから2年を過ぎるのに、1匹は近寄るとサッと逃げ、もう1匹は、いまだにファー!と威嚇する。 
まぁ、外猫たるもの、いまどきこのくらいでないとね、と思う。 
むしろ人なつっこい猫は心配だ。
家の近所で出会っても、こちらは声をかけるが、あちらは見えぬ聞こえぬふりをして知らん顔。

先住地域猫たちは、ファー!など言ったことはないし、呼べばどこからともなく帰ってきた。
庭を手入れしているときは、ぼくもやると言わんばかりに、傍で見ていた。

なし崩しに家の中にいる家猫も、8ヶ月が過ぎ、ファー!こそしないし、条件付きで背中は触れるようになったけれど、油断はならない。
ちょっと油断するとバシッとくる。
爪が細いので簡単に刺さる。痛い。
なんだかんだと歴代10匹近くの猫と暮らしてきて、拾ったときはすでに成猫の猫もいたけれど、こんなに懐かれないのは始めてだ。

人間がみんな違うように、猫だって、その猫その猫でみんな違う。
猫飼いさんなら、そんなの当たり前と思うだろう。
そう、そんなの当たり前なのだが、いまは空組の猫たちと、こんなにハッキリ線引きできるくらいに違うと、猫も世代なのだろうか。

そんなことを思いながら、ふたたび猫と暮らしている。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。







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