ダイビングショップの
「それが夢なので」
電話口で感嘆の声が聞こえた(気がした)
「じゃあ、弟に言っておくから」
長くやっていたスポーツを引退して、何をやったらいいかわからなかったので、コーチに言ってみた
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ザザーン
波の音が聞こえる
舞台は漁港だ
漁港の真ん中にぽつんと立っている2階建ての建物
コーチの弟さんのおかげで、私はここでダイビングショップのスタッフの見習いとして働くことになった
はじめに
「やったら良いと思うことは全部やれ」
と言われ、大学生の私は消極的だったけれど、お客さんの荷物を持ったり、一緒に潜って後ろからついて行ったりした
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今思えば、働くということがなんなのか、おもてなしの心がなんなのかわかっていなかった
いまなら色んな人への関わり方が違うのに、と思っている
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「そうめんが嫌いなんです」
私に黙ってチャーハンを作ってくださった人生の先輩
ありがとうございます
波が堤防に打ち付けていた
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この話はフィクションです
