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「めんどくさい」は、無能さを隠す言葉。料理が苦手と認められるまでの10年間の話。

衝撃の事実に気付いた。
私は、食べることが大好きで体格もいいくせに、料理が壊滅的に苦手なようだ。
もちろん、誰かに美味しいものを振る舞いたい気持ちはあるし、SNSで見かけるようなおしゃれで華やかな食卓にはずっと憧れている。
自分が「料理苦手」だと認めるのには、時間がかかった。40年近く生きてるし、夫と一緒に暮らしてもう10年以上余裕で経っているのに、ここ一年でようやく気づいたのだ。

今までは、料理をしない自分を『めんどくさいから嫌いなだけ。本気を出せばできる』と、心のどこかで信じていた。
昨日、久しぶりに落ち込むことがあった。
爆食系YouTube撮影でデカ盛りを作りあって交換して食べると言う企画だった。
究極にズボラな私でも『デカ盛りが不味かったら流石に可哀想だし』と言う気持ちで、洗い物もたくさん出ちゃうけどいつもより丁寧に、時間もかけて、確認しながら"あるもの"を作った。
それは世の中からしたら簡単なメニューだと思う。私もこれくらいならレシピ見なくても大丈夫だな、と過信していた。

いざ、自分が作ったものを夫が食べると、夫は顔を歪めた。何も言わない姿に不安が募る。
断面を見ると明らかに生焼けだった。
いつもなら『レア好きだから嬉しい!』とか
『ちょっと生だけど美味しい!』って笑ってくれるパターンだ。けれど返ってきたのは、まさかの、気を遣った『美味しいよ』だった。

私はこの瞬間、猛烈な罪悪感に見舞われた。
(そのYouTube動画も没にせず、リアルな反応を公開します。※2026年1月末アップ予定〜)

何度か笑いで誤魔化そうとしたけど、美味しくないものを大量に食べなければいけない夫を見ていたら、罪悪感から私のテンションはみるみる奪われていった。

ーー思い出した。

同棲を始めたばかりの頃、市販のチャーハンの元を使って「お腹いっぱい食べさせてあげよう」と大盛りのご飯でチャーハンを作ったことがある。この山盛り炒飯を見たらきっと喜ぶぞ〜!と、ウキウキしながら差し出した。

『ありがとう!』と喜んで一口食べた彼の手が、止まった。
そっとお皿をおいて彼が言った。
『これ何味?』

私も一口食べた。味がなかった。チャーハンの素に対して、欲張って米を入れすぎていたのだ。

『味薄いね(笑)塩かける?』

笑って誤魔化そうとした私に言った彼の放った一言を、私は一生忘れない…

『いらない。美味しくないものでお腹いっぱいにしたくない。』
※ちなみにこの当時の彼は若くて尖っていましたが、今はとてもマイルドな夫であります😚

思い返せば、初めて作ったハンバーグも下味をつけてなくて味が薄かったり、煮込み料理はいつも味が染み込まない。
それなのに10年以上、私は"料理が苦手"という現実を受け入れられずにいた。

食べるのが好き=作るのも好きなはず、という根拠のない思い込みがあったのかもしれない。
たまに、美味しい!って喜んでくれる成功体験が、現実から目を背けさせていたのかもしれない。
そして何より、
『めんどくさい』という言葉は、自分の無能さを隠す魔法の言葉だったのだと思う。

そんな私が、ようやく最近、「料理が嫌いなのではなく、単に苦手なのだ」と認められるようになった。
認めると同時に、料理をする回数がメキメキと減り、比例して料理の腕も更に鈍っていった。

でも、もちろん毎食外食できるほどの経済力があるはずもなく…なんとか簡単なものを作って食い繋ぐ日々で、どこか夫には申し訳ない気持ちもあった。

でも、時間がある今なら、簡単なもくらいはチャレンジしてみてもいいかもしれない。

昨日の失敗で少し努力をしたくなった今日。
いつも拝見しているえりドラさんのnoteのレシピ参考に2品作ってみた。

オーロラソースのサラダと、ワカメご飯の素


参考にさせてもらった記事⇩


ワカメご飯は、お得意の勘の悪さで水分量の正解がよく分からず、うまくできる自信はない(まだ米と混ぜてないのでドキドキ…)
けど、サラダは味見したらかなり美味しかった!ものすごく簡単だったのに!これはきっと夫にも喜んでもらえるぞ〜✨ありがとう!えりドラさん!

できない自分を責めるのではなく、頑張った自分をまずは褒めてあげよう。

【今日の教訓】
苦手分野も、自分が"できる範囲"で楽しんでみる。

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