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【ハッピーライティングマラソン #14】子どもの頃のいちばん幸せだった瞬間


「子供の頃のいちばん幸せだった瞬間は?」
そう聞かれて、真っ先に思い出すのは
車の中。

ワタシの父は運転が大好きだった。
週末は年中、家族でドライブ。

とは言え、行く先は
たいてい母の実家☺️

時には、
八王子サマーランド、相模湖、箱根。

家族旅行なら、
仙台、大阪、金沢まで行ったなぁ。

NAVIなんてなかった時代。
分厚い地図帳だけをたよりに
どこまでも陽気にブイブイ走って行く
父と車が大好きだった。

「たまには、パパが明伸とみっこ、連れて行ってくれたらいいのに」
と、母は時々文句を言ってたけど、

それでも、
週末のおでかけは、必ず「家族全員!」と、
ココだけは譲らなかった父。

きっとそれが、
1週間仕事でがんばる父のエネルギー源だったんだろう。

**********

そんなドライブの途中、
まず眼に浮かぶのは
兄と並んで座る後部座席から見る
父と母とのやり取り。

「ちょっとちょっと、そんなにスピード出さないで!」
「のど、かわかない?」
「あ!そこそこ、止まって止まって!」
「お土産,買っていかなくちゃ!」

「そんなに急に言われても、止まれるもんじゃないんだよ!」

母に文句を言いながら、やっぱりご機嫌な父。

若くて元気な父と母の背中は
ワタシの心にしっかりきざまれている。

**********

雨になると、車内で食べる
・母のおにぎり
・卵焼き
・ウインナ
・魔法瓶のお茶
・デザートにはウサギの形のリンゴ
そして、
・卵ボーロに、かりんとう

ポロポロこぼしてよく叱られたけど、
特別においしかったな。

雨にも負けず。
風にも負けず。
とんでもない渋滞も笑い飛ばしながら、
車がズンズン進む中、

兄とワタシは
テレビ漫画の主題歌を歌いまくった。

・ひょっこりひょうたん島
・鉄腕アトム
・鉄人28号
・魔法使いサリー
・秘密のあっこちゃん

胸踊るメロディーが、かぎりなくあふれてきた。

**********

楽し過ぎた1日が終わって、
目的地からの帰り道。

いつの間にか眠ってしまって
ふと目覚めると、
ワタシは魔法みたいにいつもの布団で眠っている。

『ああ、そうか。
家に着いたんだな。
パパが、ヨッコラショってワタシを運んでくれたんだな』

トロンとした頭の中に浮かぶのは、
車の窓から見えた夕焼け。
梅干しのショッパさと、卵ボーロの甘さ。
父と母の笑い声。

そこにある幸せをぜんぶ吸い込んで、
また目を閉じる。
その時が、子どもの頃のいちばん幸せだった瞬間です。

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尊敬するメンター・本田健さんが始められたワクワク企画•ハッピーライティングマラソンにエントリーして、今回が14回目!

週に一度、健さんから出されるお題に自分の想いを好きな形で表現する、画期的なプロジェクトです。
これからもドキドキしながら続けていこうと思っています。
またお読みいただけたら、嬉しいです♡
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今年の4月『わかってもらえない妻、かまってもらえない夫』
ーなぜ夫婦はすれ違うのかー

この本を須藤夫婦として実業之日本社さんより出版しました。
もしお読みいただけたら、100歳まで生きちゃえそうです!


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