【ハッピーライティングマラソン #14】子どもの頃のいちばん幸せだった瞬間
「子供の頃のいちばん幸せだった瞬間は?」
そう聞かれて、真っ先に思い出すのは
車の中。
ワタシの父は運転が大好きだった。
週末は年中、家族でドライブ。
とは言え、行く先は
たいてい母の実家☺️
時には、
八王子サマーランド、相模湖、箱根。
家族旅行なら、
仙台、大阪、金沢まで行ったなぁ。
NAVIなんてなかった時代。
分厚い地図帳だけをたよりに
どこまでも陽気にブイブイ走って行く
父と車が大好きだった。
「たまには、パパが明伸とみっこ、連れて行ってくれたらいいのに」
と、母は時々文句を言ってたけど、
それでも、
週末のおでかけは、必ず「家族全員!」と、
ココだけは譲らなかった父。
きっとそれが、
1週間仕事でがんばる父のエネルギー源だったんだろう。
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そんなドライブの途中、
まず眼に浮かぶのは
兄と並んで座る後部座席から見る
父と母とのやり取り。
「ちょっとちょっと、そんなにスピード出さないで!」
「のど、かわかない?」
「あ!そこそこ、止まって止まって!」
「お土産,買っていかなくちゃ!」
「そんなに急に言われても、止まれるもんじゃないんだよ!」
母に文句を言いながら、やっぱりご機嫌な父。
若くて元気な父と母の背中は
ワタシの心にしっかりきざまれている。
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雨になると、車内で食べる
・母のおにぎり
・卵焼き
・ウインナ
・魔法瓶のお茶
・デザートにはウサギの形のリンゴ
そして、
・卵ボーロに、かりんとう
ポロポロこぼしてよく叱られたけど、
特別においしかったな。
雨にも負けず。
風にも負けず。
とんでもない渋滞も笑い飛ばしながら、
車がズンズン進む中、
兄とワタシは
テレビ漫画の主題歌を歌いまくった。
・ひょっこりひょうたん島
・鉄腕アトム
・鉄人28号
・魔法使いサリー
・秘密のあっこちゃん
胸踊るメロディーが、かぎりなくあふれてきた。
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楽し過ぎた1日が終わって、
目的地からの帰り道。
いつの間にか眠ってしまって
ふと目覚めると、
ワタシは魔法みたいにいつもの布団で眠っている。
『ああ、そうか。
家に着いたんだな。
パパが、ヨッコラショってワタシを運んでくれたんだな』
トロンとした頭の中に浮かぶのは、
車の窓から見えた夕焼け。
梅干しのショッパさと、卵ボーロの甘さ。
父と母の笑い声。
そこにある幸せをぜんぶ吸い込んで、
また目を閉じる。
その時が、子どもの頃のいちばん幸せだった瞬間です。
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尊敬するメンター・本田健さんが始められたワクワク企画•ハッピーライティングマラソンにエントリーして、今回が14回目!
週に一度、健さんから出されるお題に自分の想いを好きな形で表現する、画期的なプロジェクトです。
これからもドキドキしながら続けていこうと思っています。
またお読みいただけたら、嬉しいです♡
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