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上司に電話に出て欲しい新入社員

昨日ニュースを見ていたら、たまたまこんなものを見かけました。

新入社員の世代の方が「電話は上司がとってほしい」というような話をされ、その親世代の方が「電話は新人がとるものだ」という考えを披露されていました。

私は40代なのでもはや新入社員の世代というよりも親世代に近いわけですが、若い世代とも話すことが多く、彼ら・彼女らがどうしてそういう風に考えるのかについて考察するとともに、自分が「電話に出てください」と言われたとしたらどう考えるかについて書いてみました。


若者世代の本音は「怖い」

新入社員の世代はコロナもあり、学生時代に飲み会等の経験がかなり少なかったと聞いています。また、普段のコミュニケーションツールはもはやLINEではなく、あまり親しくない者同士ではインスタのDMでやりとりするのがスタンダードのようです。

昨年あたりから大学生と話す機会が何度かあったのですが、飲み会で年代が離れた人たちと会話するのは「怖い」のだそうです。確かに初対面の人と何を話したらいいか、とまどう気持ちはわかりますが、もはやとまどいを通り越して「怖い」という境地にまで至っているようです。

飲み会の場で、対面で話すことすら怖いのだから、電話で会ったこともない人(しかもほぼ100%自分よりも年上)と話すのは相当なストレスなんでしょうね。

ですが、私の考えとしてはやっぱり「電話は新入社員がとるもの」だなと考えています。

親世代の考えも説得力がない

とはいえ、なんの理屈もなく「自分たちがそうだったから、おまえたちも同じようにしろ」という発想で「電話は新入社員がとるもの」という考えになっているのだとしたら、それはそれで間違いだと思います。

もしも親世代の上司が本気でそんなことをいう人間だったら、私としてはその人の下で仕事をするのはしんどいと思うでしょうね。

どちらに時間を使わせるのが望ましいのか

私の考えはこの一言につきるのですが、会社の側に立って考えると、限られた時間を新入社員とその上司のどちらに使ってもらうほうが利益を生み出せるのか、という視点から判断をすることになると思います。

これまで一定の成果を上げ、それなりの地位について組織に貢献している「上司」と、会社に入ったばかりでまだ成果らしい成果を上げていない状態の「新入社員」。電話に出て用件を聞き取り、担当者につなぐという「作業」をどちらが担うべきかは明らか。その時間により成果を上げられる可能性の高いほうが「作業」以外の仕事に専念できる権利が与えられるのだと思います。

だったら何をすべきか

ここまでお読みいただければわかるかと思いますが、もしも新入社員が上司に電話に出て欲しいのであれば、新入社員が上司以上に成果を出すか、上司以上の成果を出すと組織から期待してもらえるようになるしかないですよね。

もしも今の段階でそれをする自信がないのであれば、より的確に効率よく電話の用件を聞き取り、担当者につなぐスキルを磨いたほうがいいでしょうね。

「電話は上司が出てほしい」というのが単に「怖いから」という理由なのであれば、残念ながらそれは自分が働いている組織にとってマイナスになるだけなので、今すぐ考えを改めたほうがいいだろうなと思いました。

と同時に上司も、部下から「電話は私が対応しますので、よりクリエイティブな仕事に専念してください!」と言ってもらえるような働きをし続けないといけませんね。

そんなことを考えさせられたニュースでした。

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