東京駅の改札内にあるベーカリーを全て巡るツアーをやりました
東京駅はグルメの宝庫。さまざまなお店がしのぎを削っています。
僕は長らく千葉の西側に住んでいるので、新宿渋谷というよりは、東京の東側を訪れることが多く、帰省や出張で東京駅はよくお世話になっていました。そして、田舎で生まれたこともあり、食べる選択肢の多さにいつも感激していました。
そうした経緯もあり、お気に入りのお店も増えてきたので、お裾分けをしたくて、SNSでの呼びかけから、東京駅でお弁当を買って食べたり、お酒のおつまみを買いに行くツアーを企画しました。
普段なら通り過ぎたり乗り換えるための場所を目的地として楽しむ会は、幸いにもその都度、盛況でした。
そんな中、かねてから気になっていたのが、東京駅にはベーカリーが多いということです。いわゆる駅ナカに絞ったとしても、魅力的なパン屋さんは、実はたくさんあるのです。
JR東日本系の会社が運営する、グランスタと呼ばれるエリアの、駅構内に絞ってもこれだけのベーカリーがあります。

で、数あるグルメの中から、パン屋さんだけに絞って巡ることをしてみたいと思っていたので、先日、こんなつぶやきをしました。
明後日、3/20(金)の10時集合で「東京駅構内の全部のベーカリーでパンを1個ずつ買う」をやろうと思ってるのですが、付き合ってくれる人いたらDMください。その場で食べたりはせず、テイクアウトして各自おうちで食べていただくようにするので、13時くらいには家に帰れるはずです🍞🥐🥖🥯
— みずのけいすけ|goodbuff Inc. (@mikkemac) March 17, 2026
なんせここから2日後、連休初日ですし、ひとりでも手を挙げてくれる人がいたらいいなあ、と思っていたら、ありがたいことに、たくさんの方に参加いただけました。

このnoteでは、そんな、思いつきから始まった、東京駅のパン屋さんめぐりツアーの様子をまとめます。
待ち合わせは、丸の内の北口、朝10時
まずは東京駅の丸の内北口からスタート。待ち合わせで簡単に自己紹介をして、それぞれの意気込みを話してもらいました。初対面同士ながら、この平和な集まりに参加した人どうし、すぐに打ち解けてくれたようです。

しかしながら春の連休初日。とくに新幹線改札なんかは制限がかかるほど混み合っていたようで、はぐれないようにするだけでもひと苦労。エリアにお店は限りなくあるので、駅構内に絞ってめぐることにしました。

東京あんぱん豆一豆
まず訪れたのが、グランスタの中でも京葉ストリートのほうにある「東京あんぱん豆一豆(まめいちず)」。東京駅の赤レンガをモチーフにしたあんぱんが人気のお店です。

自宅は浦安なので、京葉線はたびたび使います。あの、ディズニーへ向かう長い「動く歩道」を使う方はイメージが湧くと思いますが、あそこへ行くまでの道すがらにあるエリアです。ここにもお店がたくさん。

あんことミルクを1つずつ購入。ミルクのほうはあんことの二層構造で、ミルククリームとあんこの混ざり方がほどよく、美味しかったです。東京駅の刻印入りなのでお土産にもいいかも。
Butz Sandwich

次は、同じエリアにある、ドイツの本格的なサンドイッチを出している「Butz Sandwich(ブッツ サンドウィッチ)」へ。

このお店、最近でもテレビや雑誌でよく特集されていて、気になっていました。とくに人気なのがローストビーフのサンド。迷いに迷って、ハムサンドに目がない僕が選んだのは新発売の「北海道クリームチーズ&国産ボンレスハム」。これはまだ食べて無くて明日の朝ごはんにする予定。
歩いていて気づいたのは、たくさんのパン屋を巡っていくツアーだが、お店どうしは中々に距離があるということ。それもそうで、広大な東京駅、エリア設計をする時に同じ種類の店は離して出店するはずなんですよね。
それもあって、参加者のみんなはその都度、買うかどうか、一期一会の選択を迫られることになるのでした。鼻息の荒いプレゼンテーションを店ごとにする僕の勢いも受けて、次々とかばんが膨らんでいく一堂。
その後、遅れて合流するメンバーを迎えにいきつつ、このエリアのラスボスとも言えるあの店へ向かうことにしました。
BURDIGALA TOKYO

改札の内外を合わせて150店舗ほどがひしめきあうグランスタの中でも、地下1階の人通りがクロスする一等地に最大規模のスペースで出店しているのが、この「BURDIGALA TOKYO(ブルディガラトーキョー)」です。
正直、このパン祭りはこの店だけでも十分完結するほどラインナップが充実しています。僕もよく利用しており、出張のたびにどのパンを選ぶか、頭を悩ませています。
東京駅にベーカリーは多いけど、地下グランスタにある「BURDIGALA TOKYO」が最強。クロワッサン、サンドイッチ、カヌレと、どれを選んでも当たりしかない中での個人的1位が「タルティーヌ・アルザス」というパン🥇
— みずのけいすけ|goodbuff Inc. (@mikkemac) September 19, 2025
ベーコンと玉ねぎがクリーミーなベシャメルで合わさってて、美味しすぎる pic.twitter.com/VlIaxtLQoe
この日もお店はたいへん賑わっていました。人気店だけあって、レジ行列も途切れずあるのですが、この店はレジも4〜5台が常に稼働しているので、割にすぐに買うことができます。



この日に僕が買ったのは、焼き立ての札が魅力的だった、バターの効いた塩パンの「パン・オ・サレ」と、グリンピースと枝豆のグラタンが乗っている季節限定の「タルティーヌ・フランセーズ」にしました。
ここではたっぷり時間を取りまして、序盤ながらすでに燃え尽きつつも、グランスタの地下エリアで、ブルディガラと目と鼻の先にある名店へ向かいます。
Zopf カレーパン専門店

千葉の松戸にある、1日に700個売れるという、カレーパンの行列店「Zopf」です。ツオップと読みます。グランスタでも通り沿いのかなり良いエリアにあり、美味しそうな香りを振りまいています。

焼き立てを提供してくれるので、アツアツなので、少し小腹が空いてきたみんなを促して、人通りの邪魔にならないとこに退避しつつ、その場でひと口、食べてみることに。

このパンは食感が本当に素晴らしく、サクサクではなくガリガリとした粗めの衣が最高なので、出来立てをほうばると幸せなんですよね。
それ用の場所ではないため、あまり長居はできないながら、駅内を歩き続ける一堂がほっとした顔をしていたのが印象的でした。僕ももちろん1つ買って帰りました。
ところで、こういうツアーをやるたびに、はぐれないようにすることに気をつかいます。熟練のツアーガイドさんはすごいなあと思いつつ、プロが持っている、長い棒の先にぬいぐるみをつけたような目印が欲しくなります。

でも、旅路を急ぐ方に迷惑をかけるわけにもいかず、広がらないように注意しながら隊列を維持しつつ、混み合う改札前などはできるだけ避けつつ動きました。手持ちのハンカチをしずかに振り回す僕のあとを、RPGのパーティのように、するするっと着いてきてくれる一堂。
Curly’s Croissant TOKYO BAKE STAND

クロワッサンが好きな人におすすめなのが、「Curly’s Croissant TOKYO BAKE STAND(カーリーズクロワッサン)」です。
イートインも併設されているので、コーヒーとクロワッサンでひと息つくのにはぴったりのお店です。

プレーンなクロワッサンに惹かれながらも、この日は目があった「ハムチーズクロワッサン」を1つ、連れて帰りました。ただチーズを乗せるだけでなく、ベシャメルをはさんでいるのが、たまりません。
さて、ツアーも終盤戦に入っていきます。グランスタのB1から、エスカレーターで1階へ登ります。残るは3店舗。
Be! FRUITS SANDWICH

フルーツサンドのお店です。八百屋さんが運営していて、サンドイッチだけでなく、フルーツそのものも販売しています。サンドされているフルーツのカットがどれも大きくて最高です。

迷いに迷って、とちおとめいちごサンドを買いました。
これは、すぐに食べたほうがいいサンドなのもあり、帰って家に着いた時に、遊びにきていた中1息子とその友人にあげました。テレビゲームの合間に、にこにこしながらほうばっていて、よかった。今度あらためて、自分のために買いに行こうと思います。
THE STANDARD BAKERS TOKYO

こちら、栃木にあるパン屋さんです。場所は同じくグランスタの1階の、コンコースに挟まれた、お店が集まっている一角にあるので、京浜東北線や東海道線、山手線などの乗り換えで10分あれば狙ってもいいはずです。
この店で食べてほしいのはとにかくこのクリームパンです。これまでに何個食べたか分かりません。

一見するとシュークリームのようなこの見た目ですが、ブリオッシュ生地で、クリームもこくっとしており、しっかりとした食べごたえがあります。いつも何個買おうか迷うんですよね。
御養卵というのは、那須エリアの濃厚なブランド卵のこと。こってりとしたクリームは、甘すぎずコクもあって、サイズの割に食べごたえもばっちり。他の食事のデザートに1つ買うのもおすすめです。
そしてとうとう最後のお店へ。
デイジイ東京

東京駅は、丸の内口と八重洲口が対象的に存在しており、その中でも丸の内北口と八重洲の北口を結ぶ、連絡通路の脇に存在するのがこのデイジイ東京。慣れれば行きやすいほうの場所かも。

この店の圧倒的なおすすめは、この「クロワッサンB.C.」です。全国ご当地パン祭りで優勝したこともある名作ということです。

これ、本当に美味しくて、ベースはどっしりとしたアーモンドケーキで、クロワッサンの生地で包んで焼き上げたパンなんです。表面にクッキーとアーモンドが乗っていて、食べごたえが抜群で、コーヒーにめちゃくちゃ合います。1つ買って帰りました。
おわりに
ここまで巡って、労い合いつつ解散となり、約90分のツアーが終了しました。興奮のさなか、さっと終わり、本来はメインであるはずの食べる時間を各自で取ることになるのも、この催しの面白いところ。
思いつきから始まったツアーでしたが、みんなが真剣に食べるものを選んでいる表情を見ていると、開催して良かったなあ、と感じています。駅を経由地でなく目的地として楽しむことの可能性があるなあ、とも。
テーマ次第で、いくらでも違う切り口で遊ばせてもらえるのが、東京駅の懐の深さだとしみじみ感じました。

普段会えない人とも会えるきっかけになるし、また、頃合いを見てやってみたいです。ひとまずこの週末、食べるパンで困ることはなさそうです。家族で分け合いつつ、楽しもうと思います。
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