「年末詣」はいかがですか⛩️ 師走の明治神宮へ
年末は人が少なくて空いています。
ゆっくりお参りできます。
それだけが理由ではなく、「年末詣」はおすすめなのです。
「年末詣(ねんまつもうで)」とは、年末にお寺や神社へ参拝することです。
年末は仏様や神様のパワーが高まる時期のため、ご利益も大きいといわれています。
自分は子供の頃から長い間、「初詣」ではなく「年末詣」が習慣でした。
先日、明治神宮でお参りしてきましたので、広い境内を歩きながら、「年末詣」について考えてみました。
「年末詣」について
あらためまして、
「年末詣」とは、12月中旬から大晦日にかけて、神社やお寺に参拝して、一年間の感謝や新年の抱負を神様や仏様に伝えることです。
起源は、「年籠り(としごもり)」という古来のならわしにあります。
年籠りは、大晦日の夜から元日の朝にかけて、一家の主や集落の長老などが氏神様の元で感謝や祈願をしながら過ごすものでした。
それが時代と共に、年末に行う「年末詣」と、年が明けてからの「初詣」に分かれていったとのことです。
そしていつしか、「年末詣」は忘れられ、「初詣」だけが残ったそうです。
「年末詣」の時期は、具体的には、12月13日の「煤払い(すすはらい)」以降や12月21日の「冬至(とうじ)」以降がいいそうです。
神社にとっての大掃除は12月13日で、この日を「煤払い」といいます。そのため12月13日以降は境内が清められているので、神様の機嫌がいいといわれています。
また、一年で一番日照時間が短い日である「冬至」は、新しい年の始まりと考えられているため、仏様や神様のパワーも強まるそうです。
このような理由からご利益が大きいといわれているのです。
もちろん、混雑が少なくゆっくりと参拝できるのも大きいと思います。
師走の明治神宮へ
さて「年末詣」には少し早いですが、先日、明治神宮へ行って参りました。
明治神宮は、東京都渋谷区、原宿駅と代々木駅の間にあります。
明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としています。
大正9年(1920年)に国民の願いにより創建され、約70万平方メートルの広大な境内は「永遠の杜」を目指して造成されたそうです。
こちらは、自分がとてもお世話になっている神様です。
お宮参りや七五三等、子供の頃からお参りしているからです。
加えて、境内でとても好きな場所があるので、特別なことがなくても、時々参詣に行っているのです。
この日も、ゆっくり過ごしてきました。
まずは本殿を参拝

原宿駅前の入口から入り、南参道を通って、本殿に向かいます。
境内はとても広いです。
隣の代々木公園よりも広いそうです。

背の高い大きな木々に囲まれていて、一歩足を踏み入れると空気が変わります。
森厳な静寂、そして心地いいのです。
大鳥居にたどり着くまでも時間がかかります。

お参りすると身が引きしまるのを感じます。
本殿は撮影禁止でした。
明治神宮御苑へ
参拝後、元来た道に戻ると、大鳥居の手前に御苑入口があります。

この御苑は、江戸初期以降、加藤家や井伊家の下屋敷の庭園だったところです。
明治維新後、皇室の御料地となり代々木御苑と称せられたそうです。
起伏のある地形で、四季折々の風情楽しめます。
4月から5月にかけての花菖蒲が特に有名です。
こちらは御苑維持協力金(大人500円、小中学生200円)がかかります。

道順通りに進むと開けた場所にでます。


今の時期は紅葉のグラデーションが見事です。


御苑を奥まで進むと、清正井(きよまさのいど)があります。
江戸初期に加藤家の庭園だったことから加藤清正が掘ったと言い伝えられています。

清水が湧き出していて、美しいです。
写真では伝えきれない、透明さ、静けさを感じます。
北池周辺へ
本殿に戻り、向かって左手の鳥居をくぐると西参道へと繋がって行きます。

西参道を歩くと本殿の裏手、北池のある空間に出ます。
こちらが自分が好きな場所です。

広くて、何もないところです。
普段は、ここまで来る人はそれほど多くないのです。

2024年3月の様子

月が出ていました

芝生の広い公園はたくさんありますが、ここは境内の一部ですから、神聖な空気を感じるのです。

境内を一周するように、南参道に戻り、原宿口から帰りました。
約1時間半の滞在になりました。
一度だけ「初詣」に
何十年も前ですが、一度だけ元旦に明治神宮に「初詣」に行ったことがあります。
広い参道に大型モニターも設置され、会場誘導もしっかりされていました。
15人程が横一列に並び、ゆっくり静かに参道を進んでいきました。
確か、3時間くらいは待ったと思います。
寒い中を長時間立っていたので、お参りをしたらすぐに帰宅したのを覚えています。
でも、元旦のお参りは、混んでいても特別な空気があります。
年の初めにとても新鮮な気分になれて、いい経験にもなりました。
明治神宮は、「初詣」では、例年参拝者数が日本一だそうです。
「初詣」には大勢の人が参拝し、活気と生き生きとした様子が見られます。
その雰囲気が味わえるのも新年ならではですから、習慣として残ったのも納得します。
「年末詣」「初詣」の時期を迎えて
年末年始にお世話になっている神社や寺院にお参りに行くことは、とてもいい習慣だと思います。
どんな状況にあっても、心身を清めてくれ、新しい年を前向きに過ごそうという気持ちになれます。
自分は、参拝に行くならゆっくり滞在したいので、「年末詣」の良さもあらためて感じたのでした。
最後になりますが、
今回、明治神宮で過ごして、気づいたことがあります。
長い間、通っている場所なので、存在することが当たり前に感じてしまっていたのです。
でも、この広大で美しい境内を維持できているのは、多くの方々の想いや行動のおかげだと思います。
関係者の皆様に、あらためて感謝したいと存じます。

最後までお読みいただきありがとうございました!
追記:コングラボードをいただきました!
お読みくださった皆様、ありがとうございました😊

