見出し画像

勝利者効果を味方につける方法を考える

世の中には、大きく2種類のタイプの人間がいると思っています。

常に何をやっても上手くいく人とそうでない人。

同じ人間なのに、この差は何か?


先に結論を言うと、
常に何をやっても上手く人は、勝利者効果の恩恵を受けています。

勝利者効果とは、小さな成功体験が脳を「勝ちモード」に書き換え、次の挑戦での勝率を飛躍的に高める仕組みのことです。

世界のトップビジネスマンやアスリートたちが、あえて「勝ち癖」をつけるために戦略的に取り入れている手法でもあります。

今回は、勝利者効果がなぜ、世界のビジネスマンやアスリートらに戦略的に取り入れられるのか、私たちはどのように活用すればいいかについて考えていきます。

「勝利者効果」への理解

勝利者効果は一度勝利や成功を経験すると、その後の戦いや挑戦でも勝つ確率が高まる現象のことです。単なる「自信」だけでなく、ホルモン分泌などの生物学的な変化を伴うことが特徴です。

この勝利者効果の鍵を握るのは、「テストステロン」という男性ホルモンの
存在です。筋トレ好きの方には馴染みがあり、一番好きなホルモンだと思います。笑

勝利者効果が発揮されるプロセスは以下のとおりです。

  1. 成功の経験
    小さな目標を達成したり、勝負に勝ったりする

  2. ホルモンの分泌
    脳内でテストステロンの分泌量が増え、ドーパミン受容体が増加

  3. 脳の変容
    恐怖心が抑えられリスクを取る勇気や攻撃性(積極性)、集中力が高まる

  4. 好循環
    積極的な行動が次の勝利を引き寄せ、さらにテストステロンが出るという「勝利の螺旋」に入る

要するに、小さな成功がテストステロンを分泌させ、脳を「攻め」の状態に変えるメカニズムです。

そのため、
「ビジネスにおいて1つの事業で上手くいくと次の事業を成功しやすい」
「難易度の高い問題が解けると、同程度の問題も解きやすくなる」
「筋トレで一度、重い重量ができるとその重量をできるようになる」
といった現象が見られます。

実際、格闘技の世界では、格闘技などであえて少し格下の相手と対戦して「勝ち癖」をつけてから大きな試合に臨むことがあるそうです。

自然界においては、縄張り争いに勝った個体は、その勝利によって強くなり、次の侵入者に対してもより勇敢に戦うようになります。
*動物にも当てはまるそうです

勝ちモードに入っている人の特徴

勝利者効果(Winner Effect)の働きを強く受けている、すなわち
「勝ちモード」に入っている人には、生物学的・心理学的な変化に基づいた共通の特徴が見られます。

  • 成功の「再現性」に対する強い確信

  • 「リスク」を「チャンス」と捉える

  • 圧倒的な「存在感」と余裕のある振る舞い

これらは、勝利者効果そのものの影響と言うよりは、それによってテストステロンが分泌されることによって、現れる特徴というのが正確な表現になります。

勝利者効果によってテストステロン値が高まると、脳内のドーパミン受容体が増加します。これにより、「自分なら次もできる」という自己効力感が極めて高い状態になります。

結果、未経験の領域に対しても、物おじせず「攻略法を見つければ勝てる」というマインドによって成功を再現できると言う確信になります。

また、脳が勝利者モードになると、扁桃体(不安や恐怖を司る部位)の過剰な反応が抑えられ、前頭葉による論理的なリスクテイクが可能になることから「リスク」をチャンスと捉えるようになります。

仮に失敗しても、それを失敗と捉えず、成功に必要なプロセスだと解釈できるようになるというのが適切かもしれません。

生物学的にテストステロン値が高い状態は、姿勢、声のトーン、視線といった非言語コミュニケーションに現れることがわかっています。

「勝利者効果=テストステロンの好循環ループ」
と考える方がいいかもしれません。恐るべきテストステロン。笑

勝利者効果を日常に落とし込むには?

勝利者効果を自分たちの日常生活にも取り入れていくにはどのようにすればいいか?

結論を言うと、「小さな成功体験を積み重ねる」です。

例えば、
「いつもより朝早く起きれた」
「エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使えた」
「寝る前に5分本を読むことができた」
このような小さなもので大丈夫です。

この小さな勝ちを積み重ねることで、
「俺ってできる奴じゃん」と自信を持ち、自己肯定感が高い状態で保てるようになるのが理想です。

勝利者効果のコツ

勝利者効果の効果を高めるコツを2つ紹介します。

①主観的に勝ちを判断する

勝利者効果で大事なのが"勝ち"の定義です。

客観的なものでも構いませんが、客観的なものは逆効果になることもあります。

そこで、主観的な勝ちを判断するようにするのです。

例えば、
no+e記事であまりスキが取れなかった時、大半の人は落ち込んでしまいますが、勝利者効果のループに入っている人は
「需要があるテーマとそうでないテーマの比較ができた」とポジティブに捉えます。

YouTubeなら、再生数が取れなくても
「動画編集の技術が成長した」と捉えます。

主観的に、過去の自分との勝ちを見つけることが大事です。

②「パワーポーズ」をとる

「え?そんなこと?」と思うかもしれませんが、すでに科学的に証明されています。

社会心理学者のエイミー・カディが提唱した方法で、胸を張り、両手を広げるような「強いポーズ」を2分間とるだけで、テストステロンが上昇し、ストレスホルモンが減少することがわかっています。

パワーポーズを取ることは誰でもできるので、積極的に取り入れるべきだと思います。

  • no+eを書き終えたとき

  • 駅で、エスカレーターではなく階段を使ったとき

  • ジムに行けたとき

  • 朝、目覚ましなしで起きれたとき

こういった場面で取り入れてみてください。

まとめ

今回は、勝利者効果について書きました。

勝利者効果をかっこよくまとめると

小さな「主観的勝利」が未来の成功をデザインする

綺麗にまとまりました。笑(パワーポーズ!)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集