『フォロワーが100人を超えた夜の話』
昨夜、フォロワーが100人を超えた。
……いや、正確には、
「超えていた」のを見つけた。
たまたま開いた通知欄に、
“100”という数字が静かに表示されていて。
その瞬間。
なんというか、
ちょっとだけ、変な気持ちになった。
もちろんメチャクチャ嬉しい。
それは間違いない。
でも同時に、
「え、100人?」
っていう、
妙な現実感のなさもあった。
だって、最初は本当に軽い気持ちだったから。
「ちょっと1記事くらい書いてみるか」
あれが始まりだった。
別に有名になりたかったわけでもないし、
フォロワーを増やしたかったわけでもない。
ただ、
頭の中に溜まっていたものを、
少し外に出してみたかった。
それだけだった。
なのに。
気づけば、
毎日のように記事を書いている。
気づけば、
日常の見え方まで変わっている。
電車の中でも、
コンビニでも、
仕事の合間でも。
「あ、これ書けそうだな」
って考えてる。



いやいや、
ちょっと待て、と。
お前そんな人間だったか?と。
しかも最近は、
“何も考えずに過ごす時間”が減った。
前だったら、
ボーッと動画を観て終わっていた夜に。
(※大好きな読書は別として)
今はメモ帳を開いて、
タイトル案を並べている。
「この導入、もっと刺さるか?」
「ここ、改行したほうがテンポいいな」
「オチ、ちょっと弱いか?」
──いや、寝ろ。
って自分で思う。
でも、
気づいたらまた書いてる。
たぶんこれ、
軽め、いや、重めの創作中毒なんだと思う。
でも不思議なのが。
全然、嫌じゃない。
むしろ楽しい。
数字が増えるのも嬉しいけど、
たぶん一番気持ちいいのはそこじゃない。
「あ、自分の中にあった感覚、ちゃんと文章になったな」
って瞬間。
あれが、
かなり気持ちいい。
曖昧だったものに、
輪郭がつく感じ。
モヤモヤしていた感情が、
“読める形”になる感じ。
確実に自分は、
あれにハマってる。
で。
100人という数字を見たとき、
最初に思ったのは、
「すごい!」
でも、
「怖っ」
でもなく。
意外と、
「不思議だな」だった。
だって。
ほんの数ヶ月前まで、
誰にも読まれないまま、それでも書き続けていた文章を。
今は100人以上が、
わざわざ読みに来てくれている。
冷静に考えると、
かなり不思議じゃないか?
これまでは自分の頭の中だけのわだかまりみたいだったものを、
100人が読んでる。
しかも、
スキまで押してくれる。
……いや、なんで?
ってちょっと思う。
もちろん、
スゴく嬉しいんだけど。
でも同時に、
「ああ、もう完全に一人遊びではなくなったんだな」
とも思った。
最初の頃は、
ただ“吐き出す”感覚だった。
でも今は、
どこかで“届ける”感覚になっている。
それはたぶん、
フォロワーが増えたからというより。
「待ってくれてる人がいる」
って感覚を、
少しだけ知ってしまったからだと思う。
これ、わりと変化として大きい。
書きたいから書く。
だけじゃなくて。
「あの人、また読んでくれるかな」
が、
ほんの少し混ざる。
で、
その感覚が入った瞬間。
文章への向き合い方が、
ちょっと変わる。
誤字が気になる。
改行が気になる。
テンポが気になる。
タイトルに30分悩む。
……いや、
前の自分なら絶対そんなことしてない。
でも、
そういう変化も含めて。
なんだかんだ、
今のこの感じは嫌いじゃない。
たぶんこれって。
数字が嬉しいというより、
“続いていること”
“届いていること”
が嬉しいんだと思う。
もともと読書好きで
文章を連ねることは大好きで。
ある日に出会ったnoteというフィールドで
気づけば毎日、
何かを書いている。
それが、
ちょっと信じられない。
しかも。
その積み重ねを、
見てくれている人が100人いる。
……いや、
改めて考えると、
やっぱり結構スゴいな。
もちろん。
100人なんて、
世の中的には全然多くない。
何万人もフォロワーがいる人なんて、
いくらでもいる。
でも、
自分にとってはちゃんと大きい。
だって、
0→1より。
1→100のほうが、
たぶんずっと長かったから。
最初の1人を見つけた時も嬉しかった。
10人超えた時もちょっと騒いだ。
50人の時は、
「いや、もう怖いな?」って思った。
そして100人。
なんというか。

静かに、
じわっと嬉しい。
派手な達成感じゃなくて。
「ああ、ちゃんと届いてたんだな」
って感じ。
たぶん、
これからも書き続けると思う。
また深夜に、
「今日は早く寝るか」と思いながら。
気づけばキーボード叩いてると思う。

で。
たまに、
「自分ちょっと変わったな」って思う。
でも、
その変化は案外悪くない。
むしろ、
昔より少しだけ。
毎日をちゃんと観察して、
ちゃんと考えて、
ちゃんと言葉にしようとしてる。
それって、
結構いい変化なんじゃないかと思う。
──というわけで。

フォローしてくれている皆さん。
読んでくれている皆さん。
本当にありがとうございます。
たぶん自分は、
これからも夜な夜な、
どうでもいいこと、どうでもよくないことを
真剣に考えて。
「これ、記事になるな」
って言いながら、
また書いてると思います。
……とはいえ。

積読の山と下書きフォルダに眠ってる大量の未完成記事たちが、
ちょっとだけこちらを見てる気がするのは。
───気のせいじゃないと思う。





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