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『読み聞かせ』を諦めたら、3歳児が勝手に図鑑を読み始めた話。

子どもに本を読ませたい。
そんな気持ちから買っておいた図鑑

しかし、忙しい日々で読み聞かせも満足にできない…ごめんね。
そんな罪悪感のなかで、リビングの図鑑はただの置物と化していました。

しかし、文字すら読めない当時3歳の我が子が、ある日を境に、その置物から親が驚くほどの勢いで、勝手に知識を吸収し始めたのです。

きっかけは、一匹の「サメ」との出会い。なぜ、放置されていた図鑑が突然、子どもが自分から離さない「宝物」に変わったのか。

親が悩んでいた瞬間に始まった、知的好奇心のノンストップな快進撃をここに記します。

 

🔥導火線に火がついた「一瞬の体験」

たまの休みの日、私たちはせめて色々な経験をさせてあげたいと考え、ある大きな水族館に行きました。

そこには、数多くの海洋生物がいましたが「サメの回遊水槽」の前にいくと、 それまで動物園に行っても「ふーん」と通り過ぎていた我が子が、その水槽の前で一歩も動かなくなったのです。

少し薄暗い水の中、無機質で鋭い眼光を放ち、音もなく横切る巨大な影。その圧倒的な「存在感」と「強そうに見える姿」が、彼の本能に響きました。

「これ、これ、なんていう名前?」 「どうしてずっと泳いでるの?」「なんで止まらないの?」「なんで歯がギザギザなの?」

矢継ぎ早に飛んでくる質問に、私は過去の経験から知識をフル動員し「止まると死んじゃうからだよ」となんとか答えました。

その瞬間、我が子の目が明らかに変わりました。それは単なる「興味」ではなく、自分の知らない未知のルールで動く生き物に対する、「不思議さ」と「憧れ」が絡まりあった水生生物への執着の始まりでした。

そして、ある抜け道の発見でもありました。

ここから先は、実際に我が子が、親の手を離れてどうやって学んでいったかの全記録です。

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