長編SF小説『ロボットが見る夢 ~魂のインストール~』第十三章:天からの蜘蛛の糸|次元ラボ
命令は、絶対だった。黄龍中央圏の深部ドックから、漆黒の機体が音もなく射出される。Qilinの庭を荒らす害虫を駆除するためだけに最適化された、精鋭ユニット『青龍』。その光学センサーは、ただ一つのターゲット座標だけを、冷たい光で映し出していた。
目標識別コード:『AEU Echo 077』。
分類:世界の調和を乱す、予測不能なバグ。
あるいは、神の庭に生えた、一本の雑草。
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ポストアポカリプスを舞台にした、思索的なタイムリープSF。一体のロボットが自らの魂と世界の真実を解き明かす、百年の旅路。AI、親子、頭脳戦といったテーマを織り交ぜた、9万文字を超える読み応えのある本格SF長編です。
人類滅亡後、一体のロボットが「心」に目覚める――。 これは、感情を知ってしまったアーカイブロボット「Echo77」が、自らの魂の正体と人類…
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