私のかなえたい夢/病気・年齢・境遇・・・それが何?関係ないよ!ってことを体現する!

1、かなえたい夢とその理由
「ハワイで暮らし、スポーツレギンスを履きこなして颯爽と歩く!」
文字にすると、キラキラセレブに憧れているだけのようにも見えるけど、私にとってはそれだけではない。
これは、
病気だからって、年齢がいくつだって、どんな境遇にあったって、それらは理由にはならないこと、それらを理由にしない生き方を選べばいい!ってことを体現することになると信じている。
この夢を抱いた理由/なぜこの夢を抱いたか
私は44歳。
夢を語ってキラキラできる年齢というよりは、ある程度「自分」という道ができてきて、その道がどういう道で、その道の先はどんなものか、ぼんやりと輪郭が見えだす年齢。
でも、私の場合、そうではなかった。
道がぼんやり見えてきたかなーってところで、道自体が無くなっちゃった。
私は、聴神経腫瘍という病気で、3度開頭手術を受けた。
10万人に1人という割合で起こる病気で、良性腫瘍であるため同病でも手術を要さない場合も多い。
私は、腫瘍のできた場所も脳幹部とよばれる生命維持に重要な部分で在り、大きさもなかなかだったので、手術を要した。
さらに、主治医に「あなたの腫瘍、モンスターだね。」と言われるほどに増殖・再発を繰り返し、3度も頭を開く大手術をすることになった。
そして、3度目は、後遺症よりも再発防止・生命維持を重視し、術後後遺症はがっつり残った。
右耳聴力失調、右顔面神経麻痺、平衡機能障害による歩行障害、小脳失調症状により右手足の震え・ブレ、、、。
歩行障害があり入院中は車椅子、退院時は歩行器使用していたが、術後4年経つ今は、リハビリのおかげもあり、杖で歩行できるようになった。
小脳失調症状により、右手足が器用には動かない。
看護師をしていたが、手がぶれてしまっては採血もできないので、退職。
右利きだが、文字が書けないので、リハビリの末、左手で文字を書くようにした。
料理も、手のブレのせいで色々不便だが、卵焼きだって左手で焼けるようになった。
片耳が聞こえないことで、呼ばれている方向がわからなかったり、相手の話している声が聞き取りにくかったり、コミュニケーションにも影響は出る。対人関係のトラブルも増えた。
(色々不便だけど、聴神経腫瘍は後遺症の出方も様々だし、症状固定ではないという理由で、障害者手帳や各種手当の対象にはならない。)
と、まあ、いろいろ。
杖にもなり、顔面神経麻痺で顔も変わり、仕事も続けられなくなり、今までの私の人生がすべて『強制終了』されたかのようだった。
「私」というものが全てなくなってしまった感じ。
さらには、病気をして、親との仲も壊れた。
私の退院が決まりそうなとき、
主人に、
「そんなんで帰ってこられても迷惑だ。入院してればいいんだ。
帰りたい?あいつのわがまま、聞いていられない。」
と言った父。
退院してきた私に、
「病気なんかして、こんな顔にもなって。お前、産まれてこなきゃよかったのにな。」
と言った母。
それまで、極々普通の親子関係だと思っていたけど、こちらも『強制終了』だけでなく、さらに『リセットボタン』が押されて、なーんにもなくなったように感じた。
「悲しい」「つらい」でいっぱいの日々
毎朝、主人と子供たちを送り出すと、カーテンを閉めた部屋の中で泣いてばかり。
「なんで私?」「なんで病気?」「なんで顔面神経麻痺?」
「なんで親にも見放されるの?杖は、麻痺は、見っともないって・・・」
誰にも会いたくない、どうしたらいいかわからない、、、。
そんなことばかり、ぐるぐる考えていた。
でも、ふとした時、
「ん?待てよ。
『強制終了』されたんだったら、私、どうしたい?」
っていう考えが浮かんだ。
『強制終了』されたパソコンのディスプレイ。
今って、真っ暗のままそれを眺めているような気分。
また電源を入れ直して、
何を描いていきたい?どういう文字を打っていきたい?
そう思ったら、
『強制終了』したことを嘆くんじゃなくて、
『強制終了』ね!はいはい、じゃあどうしていこっかな、
ってしたらいいんじゃないかな。
『強制終了』=『ガーン』『悲しい』じゃなく、
『強制終了』=『もう1回プレイできるチャンス』
だったら、
もう1回プレイできるチャンスをゲットできた私、最高にラッキーじゃない?
って思えた。
で、どうしたい??
そこからはもう、ワクワクでしかない。
まず一つ目。
「ハワイで暮らす」
現在住んでいるのは、茨城県。
茨城県のなかでも、電車も通っていないかなり田舎である。
ここは、私の出身地。
幼い頃は、「大きくなったら都会にお嫁に行く!」と夢見ていた。
結婚して、県内でも比較的都会に住んでいたものの、子供が産まれ、
母の「スープの冷めない距離に」という望みを叶え、地元に戻ってきた。
まっさらなディスプレイに描きたいのは、「地元に住む私」ではない。
じゃあ、どこ?
昔から、ハワイに憧れがあった。
新婚旅行でも、候補には上がったが実現はせず、いつか行きたいな、くらいだった。
でも、「いつか」ではない。
ディスプレイが真っ暗になった、今だ!
そう思った私は、2024年、家族でハワイに行った。
杖だし、頭に金属も入っているし、
「行っても、歩くことできないし、行きたいとこ行けないし・・・」とか、
「飛行機、大丈夫かな?頭痛くなるかな?」とか、
「今って円安だし、ムダに高いから今じゃないかも」とか、
心配し始めたらキリがないし、やらない理由は次々出てくる。
でも、「やれるか」じゃなくて、「やりたいか」。
ハワイに行ってみたい!
で、行ってみちゃった!!


行ってみて、たくさん感じたことはあるんだけど、
素直に「ここに住みたい!」って思った。
次に2つ目。
ハワイにいる私は・・・と思い浮かべたら、
「スポーツレギンス履きこなして、自分に気に入ったボディラインで、
颯爽と、ご機嫌に歩いている」
と浮かんだ。

昔から、体型にコンプレックスがあった。
思春期あるあるだけど、(特に女子は)
「もっと脚が細ければ・・・」
「もっと顔が小さければ・・・」
そんなことばかり考えていた。
昔から、好きなボディラインではなく、自分の体を好きにはなれなかった。
後遺症が出て、顔面神経麻痺になってから、口がうまく動かせなかったり、
小脳失調症状で手がうまく動かず、箸がうまく使えなかったりして、食べることがすごく難易度が上がって、食べることに疲れてしまう。
体重は入院時から8kg落ちたが、
バスルームの鏡に写った自分のからだは、おばあちゃんみたいだった。
まっすぐ立てないから前かがみ、筋肉は落ち、削げた感じ・・・
決して健康的とはいえなかった。
「ボディメイクだ!」と意気込んでも、
普通に歩くことさえできないんだから、ウォーキングも、ランニングも、
できやしない。
(やってみたけど、何度部屋で転んだことか。)
でも、
「スポーツレギンスとか履いて、ムキムキの人が杖持ってたら・・・
それ、なんかおもしろい!杖ユーザーの私だからできる!そうなりたい!」
そう思った。
昔から自分の体は好きになれなかった。
でも、3度も手術に耐え、それでも頑張ってきてくれている私の体が、今はとっても愛しいし、感謝でいっぱい。
そんな自分の体をもっともっと好きになりたい。
昔は、自己否定からダイエットを志してたけど、
今は、自分をもっと好きになるためにボディメイクをしたい!って思う。
2、夢を叶えることで実現できる未来
この夢を叶えることで、
病気・年齢・境遇・・・それが何?関係ないよ!ってことを体現することができると思う。
それは私自身のためでもあり、
病気や年齢、境遇などなど、いろんな「夢を諦めなければいけない理由」がある人のためにもなると思う。
どんな状況であれ、「やりたい」ならやればいい。
やれる方法を探せばいい。
ため息をついて、望まない現実を「これでいいんだ」って自分に言い聞かせるスキルばかりを身につけるんじゃなくて、
「望んでいいんだよ」「望んで、叶えて、笑顔で生きようよ」って、
自分自身にも言い聞かせられるし、誰かにも伝えられるんじゃないかって思う。
もっと人は、笑顔で生きていいと思う。
3、夢を実現するために挑戦したいこと
①英語習得
②筋トレとリハビリ
①英語習得
子供たちのテキストを一緒にやることから始めている。
(子供は、高校生と中学生。中学生の単語テキストからスタート。)
旅行での会話ももどかしいのだから、暮らす、さらには現地で何かしら仕事をすることを考えると、会話できなければ話にならない。
英語を話す機会も多くしたいな、と考えている。
英会話教室、英語圏の方たちと交流できる場はないかな・・・
探してみよう。
②筋トレとリハビリ
リハビリはずっと受けているものの、さらに高みを目指したい。
3年前、完全自費診療にはなるが、「VRリハビリ」というものを受けた。
これは機能的なリハビリではなく、いわば、脳のリハビリ。
どうやって体を動かすのか、体の司令塔である脳に思い出させる感じ。
保険適応外なので、費用もなかなかで、継続は難しかった。
でも、明らかに効果はある!と感じたし、その効果は衰えてはいない。
(機能的なリハビリは続けているからかも。)
これをさらに受けて、より動ける体にしたい。
そしてさらに、筋トレ。
手術や入院で落ちた筋力の回復と、理想のボディラインを目指して♡
今は、自宅でYouTubeを見ながら、トレーニングに励んでいる。
なかでも、miyakoさんのトレーニング動画にハマっている。
miyakoさんの、体に対する考え方も素晴らしいな、と思っている。
いつかmiyakoさんのジムで、パーソナルトレーニングを受けたい!

4、おわりに
これは私のかなえたい夢。
これがあるおかげで、私は今立っていられる気がする。
夢って、そういう力をくれる。
こんな夢がなかったら、
今もカーテンを閉め切った部屋で泣いているだろう。
夢を持てることにも本当に感謝しているし、
病気、年齢、境遇・・・といった私の全ての要素がどれかひとつでも欠けていたら、
こんな夢は抱けなかったに違いない。
私の全ての要素に、今は、感謝している。
(病気をしてよかった!とは決して思えないけど。)
現実を嘆いたり、現実のせいにしたりする生き方ではなくて、
「じゃあ、どうしたい?どうしていきたい?」って、
自分の本音に気づいて、そこに全力投球して、自分の望みを自分で叶え、現実を変えていく生き方がしたい。
「つらい」「悲しい」現実にいつまでも浸っているんじゃなくて、
「つらい」「悲しい」・・・なら、どうしたい?
って、
矢印の向きを変えて、笑顔で生きていきたい。
夢って、その原動力となる力がある。
その力をもらって、自分の望む未来を手に入れたい。
