冷やし中華という名の憂鬱
こちら、「具なし冷やし中華」のX投稿が大炎上したミツカンをリュウジ氏が応援する動画だ。ミツカン「冷やし中華のつゆしょうゆ」を掛けた麺が具なしでも美味しいことを確認するとともに、アレンジメニューまで提案している。
「企業がズボラ飯を提案することはすごく良いこと」とリュウジ氏は言う。先のミツカンのポストは、「虚無レシピ」などで料理のハードルを下げることをライフワークとするリュウジ氏と同じ方向性である。言っていることは同じでも、国民的大企業が言うと大炎上になるという教訓となった。
ここまで炎上したのは、TLに「そうめん論争」の下地があったからに他ならない。「ミツカンさんはそこまで気にしなくちゃいけないの?!」とリュウジ氏は疑問を呈していたが、トレンドのモニタリングは企業広報にとってリスクマネジメントの基本ではある。この点は、下の記事がまとまっていて分かりやすかった。もっとも、自分が広報担当者だったとして、ここまで袋叩きに合うことが予想できたかどうかは自信がない。
そんなことを考えていたら、冷やし中華が食べたくなってきたので、お昼に作った。

錦糸玉子はゆで卵で十分、これもリュウジ氏が教えてくれたことだ。
自分と家族の健康を考えたら、やっぱり具はたくさん乗せたくなる。「野菜は夜食べれば良い」という意見もあろうが、血糖値の急上昇を抑えるためには具材を一緒に食べた方が良いのだ。昔、ためしてガッテンで「オクラのネバネバが血糖値スパイクを抑える」とやっていたので、麺類にはできるだけ刻みオクラも添えることにしている。私の場合は、味だけでなく「ヘルシーさ」も満足度に大きく寄与するのだ。
そんな私が、先入観なしで「冷やし中華なんてこれだけでも充分美味しいです」という先のミツカンポストを見ていたらどう思ったのだろうか。「へぇ〜。まあ、私は具を乗せるけどね。」だろうと思う。私には健康へのそれなりの知識があり、美味しい冷やし中華のつゆのレシピも知っている。私の包丁さばきは雑ながら、「リュウジのまな板」で野菜を切るのは楽しい。ノーダメである。
これは私が今とても恵まれていて、食まわりでストレスを感じていないからこその余裕だけども、自分の労力が軽視されたように感じた方が一定数いらっしゃったことは、メンタルが追い込まれている方がそれなりに多いということだろう。丁寧な暮らしができるのは才能であり素晴らしいことなので、ちゃんと周りから優しくしてもらえると良いなと思う。

