私が「ずぼらレシピ」に、こだわる理由。

私が、ずぼらレシピに、こだわる理由。
世の中には、たくさんのレシピがある。
どれも、とても丁寧で、親切だ。
少し炒めて。
一度取り出して。
ここでひと手間。
ここがポイント。
元気な人には、それでいい。
料理が好きな人には、楽しい工程だと思う。
でも、私は違った。
体調が悪い日。
頭が回らない日。
とにかく、しんどい日。
そんな日に、
「ひと手間」をかける余裕は、なかった。
だから私は、
おいしさを追求するのを、やめた。
完成度を上げるのも、やめた。
代わりに考えたのは、
どうしたら、頭を使わずに、食べられるか。
どうしたら、工程を、とことん減らせるか。
そして、もうひとつ。
私には、どうしても避けたいものがある。
それは、洗い物。
私は、洗い物が、イヤでイヤでたまらない。
洗い物が、本当に苦手だ。
でも、お料理をする。
イコール。
確実に、洗い物が発生する。
それが、しんどすぎた。
だから私は、
洗い物を、いかにして最小限におさえるか。
それを、日々考えるようになった。
レンジで3分。
包丁は使わない。
フライパンも使わない。
調味料は、後からかける。
それは、
工程を減らすためでもあり、
洗い物を増やさないためでもある。
それでも、ちゃんと食べられる。
それで、十分だった。
私のレシピは、
これをレシピと呼んでいいのか?
と思うくらい、あっけない。
でも、
しんどい日の自分が、
「これならできる」
そう思えることを、何より大事にしている。
世の中のレシピは、私にとっては、複雑だと感じた。
おいしくするための工程が多いと、
ズボラな私は、やる気をなくしてしまう。
しんどい日は、
その一手間が、できない。
だから私は、
料理で、頑張りたくない。
私が作りたいのは、
料理上手になるためのレシピではない。
生活を、なんとか支えるためのレシピだ。
拍子抜けするくらい、簡単で。
ひと目見て、わかって。
読んでも、疲れない。
そんなレシピを、これからも作っていきたい。
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