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クロノタイプ:深夜型のわたしが、なぜか早起きをがんばる理由

朝型や夜型は本当に存在するのか。
それって、起きられない言い訳なんじゃね?

早起きに挫折するたびに、一度は気になってググる問いである。例に漏れずわたしも、朝型人間になりたくてこれをテーマに睡眠の専門家に取材をしたことがある。(私利私欲にまみれた取材である)

答えは、YES。

「で、ですよねぇ〜」とすんなり腹落ちする。なぜってわたしは、赤子のころから夜中じゅうギャン泣きして母を困らせ、幼稚園の時点でグズグズ二度寝を繰り返し、大学時代はほぼ1限と2限に出られずに単位を落とした女である。どう考えても朝型なわけがない。

「夜の仕事もありますよ」と専門家からコメントをいただき、取材は終了した。そうか、なにもクソネミのなか会社員をやる必要はないのか…と固定観念を覆しかけたのを覚えている。

とは言え、あくまで自己診断だし勘違いの可能性もある。真の夜型人間に失礼なのではないか?と思っていた時期もあるが、とうとう近年の科学の発達により証明されてしまった。

こちらが、肌身離さず着けているスマートリングが導き出した答えである。

寝すぎ
バァン

はて、睡眠の中央値が朝6時とは何事なのだろう。皆が起き出す時間は、わたしにとっての貴重な熟睡タイム。頑張って早起きをしようものなら「中央値ズレてるよ。良くないよ」とコメントが飛んでくる。「現実的になりましょう」という言葉が非常に刺さるな。

そう、わたしは早起きをすることが許されない身体なのだ。

・・・

そんなわたしがいま、わざわざ金を払って早起きコミュニティに所属している。

えっ、なんのために…? 摩訶不思議な現象に友人一同は首を捻る。「やめな」とまで言われるレベルだ。わたしもそう思う。主に参加するのは、月に一度のリアルモーニングと著者イベント。正直、会費の1%も回収できていない。

それでもこの場にしがみついているのは、早起きしている人たちが持つ、特有のエネルギーが好きだからなんだと思う。

あの取材の日から7年が経ち、わたしはフリーランスのライターになった。11-12時ごろに起き、2時ぐらいまで活動して、10時間寝ている。仕事する相手も大体一緒で安定している。ぬっくぬくのぬるま湯で、もはや会社員に戻ることは不可能である。

そんななかで朝は、わたしが唯一フリーランスじゃない世界線で生きている人たちと触れ合える時間なのだ。

早起きの民たちは、みんなそれぞれにやりたいことがあって、やる気に満ち溢れていて、とても元気をもらえる。そんな人たちと朝活をしていると、「わたしも頑張ろう」「なんかやってみよう」と思えるのだ。

神奈川にある家からリアルモーニングの会場まで、ドアtoドアで90分。毎回5:30には家を出なければならないので、正直、ほんっっっとうに辛い。あまりに辛すぎてたまに渋谷に前泊する。

さらに、夜型人間は朝起きられないばかりか、夜間覚醒していて眠れないので「頑張って寝なきゃ…」とメラトニンやテアニン、マグネシウムを摂取して一生懸命寝ている。もはやセルフ寝かしつけである。「絶対に寝坊してはならない」というプレッシャーは、さながら合宿前夜のようだ。

でも、やっぱり好きなのだ。

「これがやりたくて早起きしてます」って楽しく自己紹介してくれる感じ。「予定までもうちょっと話しましょう」って自然と朝の二次会が始まる感じ。普段は食べない朝ごはんがおいしくて、おなかのあたりがポカポカする感じ。

7時からみんなでモーニングを食べて、9時前に二次会をして、10時ごろにはみんな、それぞれの予定へと向かっていく。その姿を「いってらっしゃい」と見送りながら、わたしはいつも高揚感を覚えている。お気に入りの手帳を開く。頑張って起きた今日という日を、どう過ごそうか。

神出鬼没のレアキャラになってしまっているが、みんなにエネルギーをもらいながら、自分のペースで続けていきたい。

☀️この記事は、朝活コミュニティ 5am club(#ごえむくらぶ)のアドベントカレンダー【21日目】の記事です!現在1月の新規メンバーを募集しているので、気になる方はぜひこちらをご覧ください🌲

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いしかわゆき(ゆぴ) | ライター・エッセイスト サポートは牛乳ぷりん貯金しましゅ