blink-182「Going Away To College」(日本語訳付き曲解説)
今回はもうすぐバレンタインデーなのに因んで
歌詞の中に「バレンタイン」という言葉が入っている
「不器用な言葉の花束とシンプルなメロディー」で彩られた、
アメリカのポップパンクバンドの「blink-182」の
青春感に溢れていて甘酸っぱくてほろ苦くて切なくてエモい
「Going Away To College」という曲です。
◆blink-182「Going Away To College」
Please take me by the hand,
(僕の手を取って(握って)くれないかな)
it's so cold out tonight,
(今夜はとても寒いんだ)
I'll Put blankets on the bed,
(ベッドに何枚か毛布を掛ける)
I won't turn out the light,
(電気を消したりはしないよ)
just Don't forget to think about me,
(ただ僕の事を考えるのを忘れないで)
and I won't forget you
(僕も君の事を忘れたりしないから)
I'll write you once a week,she said
(週に一回は手紙を書くね,って彼女は言った)
Why does it feel the same
(何で同じような感じなんだろう)
to fall in love or break it off
(恋に落ちるのと失恋するのは)
And if young love is just a game,
(若い時の恋愛がただのゲームだとしたら)
then I must've missed the kickoff
(僕はそのゲームのキックオフを見逃したんだろうね)
Don't depend on me to ever follow through on anything,
(僕が何かしてくれるって当てにはしないで欲しいけど)
but I'd go through Hell for you,
(君の為なら地獄にでも行ける)
I haven't been this scared in a long time
(こんなに怖いと思ったことは長い間無かった)
And I'm so unprepared,
(心の)準備はちゃんと出来てないけど)
so here's your Valentine
(ここに君へのヴァレンタイン(特別なプレゼント)があるんだ)
Bouquet of clumsy words, a simple melody
(不器用な言葉の花束にシンプルなメロディー)
This world's an ugly place,
(この世界は醜い所だ)
but you're so beautiful to me
(でも君は僕にとって凄く美しいんだ)
I'll think about the times she kissed me after class,
(放課後に彼女がキスしてくれた事を思い出す)
and she put up with my friends,
(そして彼女は僕の友達も受け入れてくれていた事を)
I acted like an ass,
(僕は馬鹿みたいに振舞っていた)
I'd Ditch my lecture to watch the girls play soccer
(サッカーをする女の子を見る為に授業をサボった)
Is my picture still hanging in her locker?
(彼女のロッカーにはまだ僕の写真が貼ってあるのかな?)
I haven't been this scared in a long time
(こんなに怖いと思ったことは長い間無かった)
And I'm so unprepared,
(心の)準備はちゃんと出来てないけど)
so here's your Valentine
(ここに君へのヴァレンタイン(特別なプレゼント)があるんだ)
Bouquet of clumsy words, a simple melody
(不器用な言葉の花束にシンプルなメロディー)
This world's an ugly place,
(この世界は醜い所だ)
but you're so beautiful
(でも君は凄く美しいんだ)
I haven't been this scared in a long time
(こんなに怖いと思ったことは長い間無かった)
And I'm so unprepared,
(心の)準備はちゃんと出来てないけど)
so here's your Valentine
(ここに君へのヴァレンタイン(特別なプレゼント)があるんだ)
Bouquet of clumsy words, a simple melody
(不器用な言葉の花束にシンプルなメロディー)
This world's an ugly place,
(この世界は醜い所だ)
but you're so beautiful to me
(でも君は僕にとって凄く美しいんだ)
愛する人が居なくなる事は考えるだけでとても怖い事で、
それに対する準備なんかちゃんと出来ない。
でも今の自分が伝えられる&出来る事を不器用ながらも
精一杯の気持ちを込めてやってみる。
この世界はとても醜いだけど僕にとって君は凄く美しいから…
大学に進学する事で遠くに行く好きな女性に向けられた曲で、
最終的には上手くいかなかった恋愛経験…
…甘酸っぱくてほろ苦くて切ない青春の思い出を歌っているのですが、
不器用だけどピュアで素直な歌詞が実にエモ切ないですし、
サビの最後の部分の歌詞
「この世界は醜い所だけど君は僕にとって凄く美しいんだよ」が、
凄く心に響くんだよねー!
多くの人がそうでしょうが、
悪い事が立て続けにあったり
酷い事件や悪質なニュースを見てばかりいると
「この世界はとても醜い所だ」と思ってしまう。
でも世界には「美しい」と思える事も多くあるし
素敵な人もいっぱい居る訳であり、
誰かのために必死になっている人や
懸命に何かを頑張っている人をなんか見ると
勇気が貰えたり救われた気分になって、
この世界はまだ捨てたものじゃ無いと思えるし、
世界も人も捨てたものでは無いと思えます。
その最高峰が愛する人の存在で、
それこそ荒野に咲く一輪の花のように輝いて見えるし、
一種の希望の光のように見える。
その人が居るだけで世界が全く違って見えたりする。
愛する人(恋人や子供や家族などなど)が頑張っていたり、
幸せそうなのを見るだけで救われる事があるし、
その人の為に自分も頑張ろうと思える。
この曲のサビはそんな愛する人への
不器用だけど真っすぐで切ない思いが
詰まっているんだよね~
エモ切ない&尊い!
前述したように大学に進学する事で遠くに行く
好きな女性に向けられた曲とはいえ、
サビの最後の歌詞の部分の
「この世界は醜い所だけど君は僕にとって凄く美しいんだよ」なんかは
「恋人」や「子供」や「家族」なんかも当て嵌まるでしょうし、
今は推し文化が市民権を得ているのもあり
「推し」や「好きな事(物)」にも適用されるでしょうから
多くの人が何かしら共感出来る部分がある
甘酸っぱくてほろ苦くて切なくてエモい曲だと思いますし、
彼等の曲の中だとあまり有名では無い曲かもですが
個人的に隠れた良曲だと思う。
ちなみに「blink-182」の初期の人気曲の歌詞の多くは
男子高校生が好みそうな下ネタ含むお馬鹿なものや
女の子と上手く行かなかった愚痴や翻弄された話などで、
売れる大きなきっかけになった有名なMVも
全裸で町中を走り回る「What's My Age Again? 」や
Backstreet Boysのパロディーの「All The Small Things」とかなのもあり
彼等の事をお馬鹿な悪ガキ的なイメージで見ている人も多いようですが、
ファンならご存じのように一人で死ぬ事(主にアルコールやドラッグの「中毒死」や「自殺」)に付いて歌われている「Adam's song」筆頭に
「Always」や「I Miss You」などなどシリアスでメランコリックで深くて切なくてエモい曲もあるので、
もっと歌詞の面も評価されて良いと思う。
