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かけがえのない宝物になった

9月2日(火)
朝、目が覚める。

ちょっと涼しい気がする。
小鳥たちの歌声を聞きながら
うっとり ごろごろする。

あまり眠っていないのだが
思いきって むくりと起きあがる。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに
「おはよう!」と あいさつをする。

ドラゴンみたいな雲が浮かんでいる。
きゅんきゅんする。

メダカちゃんたちにエサをあげる。

ウーちゃんとルーちゃんに
タブレットをあげる。

お散歩に行こう!
ウキウキ。

坂道を てくてく歩く。
てっぺんからいつもの景色を見る。
今日の池は水色と白のマーブル模様だった。

奥まで歩く。
きぶんがいい。楽しいな。

管理人のAさんとちょっとおしゃべりしたり
草刈りに来ているシルバーの人と
ちょっとおしゃべりしたり。

家に帰り着き庭仕事をする。
クローバー畑に足を踏み入れると
バッタが ぴょんぴょん跳ねた。
可愛い〜。

修一郎の食事をお弁当仕立てにして
ふたつ作っておく。

ネパールのクリシュナさんから
メッセージが来ていた。

ネパールではネパール語に翻訳された
メチャくん絵本が経済的に大変な
子供たちに無料で配られている。

ネパールの出版社からも
4シリーズ出版されている。

印税はクリシュナさんに預かってもらい
活動の経費として使ってもらっている。

クリシュナさんからのメッセージを読む。
翻訳が完了したようだ。

そして、出版社が新しいシリーズも
出版してくれるということだった。

とてもうれしい。

以前は毎年ネパールに渡航していた。

3週間くらい滞在して
絵本の打ち合わせをしたり
子供たちに絵本を手渡したり
山に登ったりジャングルに行ったりして
楽しく過ごしていた。

いまはアレルギーで
渡航するのが難しくなった。

ごく少量でもアレルギーの症状が出るのが
豆類、スパイス類、カフェイン、海藻類。
ネパールはスパイスと豆とカフェインの国だ。

英語もネパール語も喋れず
現地に知り合いもなく
一人旅なんてしたことがなく
国内の旅すらほとんど
したことがなかったけれど
勇気を出して行ってよかったなぁ。と
つくづく思う。

素敵な友人たちができ
みんなに助けられて いろいろな体験ができ
それは かけがえのない宝物になった。

必要だったのは言葉でも経験でも
人脈でも経済的余裕でもなく
少しの勇気だったんだなぁ。
と、しみじみ思う。

私はネパールに滞在するのが
大好きになった。
あらゆる面でゆるい感じが
とても合っていた。
早起き以外。

ネパールとデータのやり取りをするのは
本当に大変なのだが、がんばろうと思う。

蒸したさつまいもを食べる。
少し温めたミルクをお供に。

もぐもぐ。ごくごく。
おいしいなぁ。幸せだ。

食べ終わると途端に眠くなってきた。

ちょっとだけ。
と思い、ごろんと横になる。

そのまま ぐーぐー眠ってしまった。

目を覚ますともう夕方だった。
びっくりした。

ごはんさんとお買い物へ行く。
いろんな曲を聴きながら車は走る。

ネパールでの新シリーズ出版の話をすると
とても喜んでくれた。

いつもの駐車場から見る今日の空も
光りがあふれ とびきり美しかった。
胸が きゅうっとなった。

家に帰り着く。

ヨーグルトがとてもおいしくて
幸せなきもちになる。

トッツィーからLINEが来ていた。
朝、神社の御神木のそばで休んでいるときに
起こった心あたたまる話が書かれていた。

優しさのお裾分けをしてもらったような
きもちになってうれしくなった。

夜、庭に出る。
北斗七星が ぴかぴか輝いていた。
きれいだな。
秋の虫の声にうっとり耳を澄ませる。

夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。

今日もいい一日だった。

*ヘッダー画像はカトマンズの書店
 Educational Book Houseの本棚。

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