守ろうとして気づいたこと☆Vol.51
父が大切にしてきた妙高の山荘。
その想いを引き継ぐように、今少しずつこの場所を整えています。
今から約50年ほど前、1978年に建てられたこの建物。
石を組んだ基礎や暖炉、丸太の柱など、今ではあまり見かけない造りがあちこちに残っています。
初めてこの建物を見たとき、
「いい意味でとてもクラシックで、迫力のある建物だな」
と感じたことを覚えています。
実は父が亡くなったあと、この建物を学園の研修施設として改修したことがあります。
その時、設計をお願いする際に私が一つだけお願いしたのが
「この建物の雰囲気や価値を壊さないようにしてほしい」
ということでした。
当時はそこまで深く考えていたわけではありません。
ただ、この建物の持つ雰囲気を残したいと思っただけでした。
最近になって、夫が現地に残っている設計図を見て
「これ、日建設計じゃないのか?」と言い出しました。
その時は準備で慌ただしく、私自身はあまり気にとめていなかったのですが、今になってその図面が少し気になっています。
もしかしたら、この山荘には私の知らない歴史がまだあるのかもしれません。
次に妙高へ行ったときには、
現地に残っている設計図を改めて見てみようと思っています。
この場所の物語を、少しずつ辿っていきたくなりました。
※この山荘の雰囲気が伝わる写真を、いくつか残しておきます。



