綺麗な野菜と、音のしない世界
僕たちが日々食べる野菜。スーパーで買ったり、コンビニでお弁当を買ったり毎日欠かせない。形も色も綺麗で美味しいのには「農薬」が不可欠だ。
だけどこの農薬は気づかないうちに、ジワジワと地球に、そして僕たちに染み込んでいるらしい。
野菜と人間と、農薬
野菜は僕たちが生きていくには欠かせない、必須の栄養源だ。ビタミン、ミネラル、食物繊維も!種類によってそれぞれ含まれる栄養素が異なり、多種多様な食べあわせで僕たちは栄養を摂っている。
綺麗な形や色、安定した供給に欠かせないのが「農薬」だ。自分の畑を持ってる方は当然だが、お庭や家庭菜園をしている方でも「害虫」に大切な植物がやられてしまった!という経験がある方は多いと思う。
僕も今年は気を緩めてしまい、ミニトマトががっつり虫にやられてしまった。あ〜拳ほどの大きさから、大切に育てたのに。

そんなわけで害虫は「あ、美味しそう!」と思ったらすぐにやってくる。なので僕たちの食卓に安全に美味しく、野菜を届けるためには農薬が欠かせないのである。
だけどこの「農薬」は効きすぎると、人間にも影響が出る。
壊れた世界が昔あった
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』で有名になったDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)は有名な農薬の一つだろう。現在は多くの国で使用が禁止されている。その理由は「生態系までも壊していく」からだ。
本はこうした序文から始まる。
自然は、沈黙した。うす気味悪い。鳥たちは、どこへ行ってしまったのか。みんな不思議に思い、不吉な予感におびえた。裏庭の餌箱は、からっぽだった。ああ鳥がいた、と思っても、死にかけていた。ぶるぶるからだをふるわせ、飛ぶこともできなかった。春がきたが、沈黙の春だった。いつもだったら、コマドリ、ネコマネドリ、ハト、カケス、ミソサザイの鳴き声で春の夜は明ける。そのほかいろんな鳥の鳴き声がひびきわたる。だが、いまはもの音一つしない。野原、森、沼地ーーー みな黙りこくっている。
なんて情景だろうか。しーんと静まり返った町に、音のない森や草原が広がる。そんな景色が思い浮かぶ。これはDDTにより鳥や虫たちが破壊されていった様子だ。
今でこそ危険すぎる農薬は使われなくなったが、昔は日本でも使われていたそうだ。こ、怖い。
農薬は使うと虫だけでなく、さまざまなところに影響が出る。農薬を散布するのはどこ?そう、植物。では植物はどこと繋がっている?土、つまり土壌汚染である。

美味しい野菜を収穫するために散布された農薬は、地面に染み込んでいく。土の中に入り滞留したり、水と共に流れて、やがて川に行く。気づかないうちに僕たちはその水を口にしている可能性は高い。
でもきっと誰も教えてくれないし、知らず知らずのうちにジワジワと、僕たちの体に入り込んでいくのだ。
安全な野菜は、どれ?
最近よく考える。農業って難しい。生産者の方は安定して野菜を作らなきゃいけないし、僕たち消費者は安全安心な野菜が欲しい。ここの合致はどうこだろう?
そこで調べて見た。よく聞くこの3つの違いは何だろう。ざっくりこんな感じらしい。
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オーガニック🪴
化学肥料や農薬を使わない、土から自然のものを使っている。有機農業も同じ意味。有機JAS規格という認定を受けて、名乗ることができる。
無農薬🌱
明確な規定がない、公的認証のない呼び方(!)化学肥料などが土に残留している可能性もあるので、最近はこの曖昧な言い方はしないらしい。
特別栽培🌾
なるべく化学肥料や農薬を使わない農法。統一された基準ではなく地区によって異なり、一定の基準を設けている。
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無農薬ってそうだったのね…!!
何だか良さそうな雰囲気にそうかそうかと思っていたけど、曖昧な表現だったとは。オーガニックは土壌から優しく作られ、特別栽培は必要な農薬や肥料は使って栽培する農法だった。
なんとなくスーパーで見ていたけど、こうして調べてみると「そうだったんだ!」という発見がある。毎日食べるものなのに、スルーしていたんだなあ。
地球の循環システムの一部に、僕たち人間は存在する。植物にやって来る昆虫が減れば、それを捕食する生き物も減る。汚れた土壌の水は、見えない地中を通って川へ海へ流れていく。
ああ明日から少しだけ、僕も地球に気を使ってみようかな。うまく言えないけど、大切なことをしてみたいと思った。
今日もnoteを読んでくれて、ありがとう☺︎
いつにもまして内容がまとまってなくて、すみません…!!僕の中でも、もうすこし考えたいテーマのひとつであることを再認識しました🙃
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インスタとWEBサイトで絵見られます🐻
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次回は「セミって世界に何種?」を書いていきます。ミーンミンミン毎日鳴いておりますが(関東)、日本にいるセミは約30種、世界には1600種いるらしいです。え、そんなにいるの??!
身近にいるのに意外と知らないセミの世界を、めくるめくってみようと思います。
【参考文献】
平久美子 著(2024)『ネオニコチノイド 静かな科学物質汚染』岩波ブックレット
レイチェル・カーソン 著 (2001)『沈黙の春』新潮社
【参考サイト】
ELEMINIST 「「オーガニック・無農薬・有機」の違いは? 選ぶ意義やメリットを正しく知ろう」

