どうして北と南の海の色が違うのか.
鮮やかな縞模様と、美しい尾ビレのハタタテダイ。
透き通った海にいそうなこの子は、関東の海で見られることもあるらしい。
沖縄の透き通った海が似合う、艶やかなボディには海との関係があるようだ。
東京湾で見られる熱帯魚?
観賞用のペットとしても人気の熱帯魚。
ハタタテダイはよく水族館などでも見られるチョウチョウウオ科のサカナだ。
チョウチョウウオってなんか言いたくなるよね。発音したくなるかわいい日本語。ちょうちょううおー。
そんなハタタテダイさんは暖かい海に棲む。
調べてみたら青森以南で見られるらしく、関東でも浅瀬で見ることがあるらしい。
な、なんと!!!わざわざ沖縄まで行かなくても見られるんかい!
とツッコミを入れたくなる。
ん、いやいや待てよ。でも東京湾で仮に見られたとしても、海の濃さが違うからどんなに派手でも見つけにくいのではないだろうか?
そう、そもそもなぜ沖縄のようなクリアな海では派手なサカナが多く、北の海は冷たく暗いイメージがあるのだろう。

海の透明度はプランクトンにある
僕は沖縄に行ってびっくりしたことがある。
それは沖縄の魚が美味しい!てこと。
北海道は海産物のイメージがあり、魚も貝も海藻も全部が美味しい!と思ってずっと生きてきた。しかし沖縄の現地でいただいた魚料理も最高に美味しかった!
サクッとした身とあっさりした味わいが、とても食欲をそそる。
現地でしか食べられない新鮮な沖縄の魚に、恐れ入った。

そんな沖縄の魚があっさり身のしまった味なのは、海に理由がある。南国の海がクリアで透き通ってみえるのは、プランクトンが少ないからなのだ。ゆえに魚も脂身が少なく、あっさりしている。
逆に北海道のような海は栄養が豊富で、プランクトンが多い。そのため脂の乗った美味しいトゥルンとした味わいの魚が獲れるのだ。沖縄に比べ海が濁ったように見えるのは、栄養が高いからなのである。
南国のように海水温の高いところの海は透明度が高く、赤道から離れた海水温の低い海はプランクトンが多いとくぐもった色に見える、というわけだ。
なんとそんな理由があったのか!!!沖縄だいすき♡なんて言いながら何も考えてなかった。(がーん)ぜひみなさんも明日からこの知識使ってみてください。たぶんドヤー!てできると思います。

ギョギョッと!鮮やかなボディの謎
そして本題に突入!
では『なぜ南国の海には鮮やかな色のサカナが多いのか?』ということについて。専門家や学者の意見を中心に調べてみたのですす。
結論:
不明。
え?
ええ??
ええええ。

色々調べて仮説として考えられることはいくつかあるが、これだ!という抜本的な解決には至っていないらしい。地球にはまだまだ謎がいっぱいだー。

現段階で考えられることは、
①毒などを持つ警戒色があるをアピール(実際は毒のない偽装の子もいる)
②南の海には多くの種のサカナがいて、同じ種の仲間であるとわかりやすくするため
などの理由があるのではないか、と言われているそうだ。
北の海には大群をなして移動するサカナも多い。しかし暖かい海の魚は群れになって移動するサカナが比較的少なく、認識しやすいカラーになっていると考えられている。

僕が最近、耳を開いて聞き入ったポッドキャストがある。去年公開されたもので、サカナの生態や日本の海についてさかなクンが語っている。目から鱗のポッドキャストだ。(サカナだけに…)
とってもわかりやすくて魚類に疎い僕でも理解しやすい内容だった。さかなクンの話し方と親しみやすさ、女優の永野芽郁さんの素直な反応が可愛らしく、一緒に「うんうん」と話を聞いている気分になる。
PRADA OCEAN PODCAST とても面白いので通勤通学や、リラックスタイムにも楽しめる。
海に囲まれた日本に生まれて、たくさんの生き物と出会える環境にいることを再認識した。夏じゃなくても海はいい。来月は水族館でも行こうかなあ。
⚫︎ハタタテダイの詳細はここからも見られます!人間の目にはカラーで見える世界も、他の生き物ににとっては色彩以上のものが見えたりするらしい。
※毎週木曜日に更新予定。
次回は、「ペンギン」について書こうと思います。飛ばない鳥も、鳥なんだ。

