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感情に振り回されない暮らしの作り方 ― 焦りと罪悪感に、居場所を与えていませんか? ―

感情に振り回されない暮らしの作り方 ― 焦りと罪悪感に、居場所を与えていませんか? ―

日々の生活、焦りや罪悪感を感じて過ごしていませんか?
今回は、焦り、罪悪感の整え方について書いていきます。


焦りと罪悪感に追われていた日々

私はいつも、何かに焦っていました。

人が活躍する姿を見るたびに
「私には何もないな」と落ち込んでいました。

朝は早く起きられるのに、
子どもが起きてくる頃から体が重くなる。

忙しいときに限って話が長くなると
「ごめんね、あとで」と遮ってしまう。

マイペースな姿を見ると、つい急かしてしまう。

夜、やっと手が離れる頃には、もう体力が残っていない。

また、想定外の出費があると
頭の中で最悪の未来を描いて眠れなくなる。

そして一日の終わりに思います。

「また丁寧にできなかった」
「また余裕がなかった」

焦りと罪悪感の繰り返し。

育児、家事、仕事に追われ、
自分の時間もなく、成長している実感もない。

そして、感情に振り回される暮らしでした。


振り回されていたのは「起きたこと」ではなかった

自分を整える生活を始め、それを続けていくと、
あるとき気づきました。

私は「起きたこと」に振り回されているのではなく、
「整っていない自分」に振り回されていた
のだと。

  • 焦りは、比較から生まれていた

  • 不安は、想像の中で膨らんでいた

  • 罪悪感は、「理想の母」でいようとする執着から来ていた

特にお金の不安は強く、

「足りなくなったらどうしよう」
「稼げていない私は価値がないのでは」

そんな思考が頭を占領していました。

しかし、どれだけ考えても
未来は少しも良い方向には動きませんでした。

むしろ、心と体が削られていくだけ。

そこでやっと理解しました。

暮らしの土台を整えることで、
感情は静かに落ち着いて行くのだと。


暮らしを変える、小さな習慣

まず、生活リズムを整えました。

・早起きをして、誰にも邪魔されない時間を持つ

毎朝、短い散歩をする。
光を浴びて、体を動かし、呼吸を整える。

それだけで、心のざわつきが減りました。


・思考を減す

マイナスな想像を膨らますのをやめる。
「考えても変わらないこと」は、考えることをやめる。


・食べるものも極限までシンプルに

自分が必要だと思うものだけ最低限食べる。
余計な選択を減らし、体調を安定させる。

食べ方を変えると、感情の波も小さくなることを知りました。


・本を読む

他者の考えや過去の歴史に触れることで、
自分の悩みを客観視できるようになりました。

「今だけを見て焦っていた」と気づいていきました。

感情を抑え込むのではなく、
暮らしを整える。

それが私の方法でした。


「暮らし」を整えることで戻れる場所ができた

焦りは、完全にはなくなりません。

でも、飲み込まれなくなりました。

子どもを「思い通りに動いてほしい存在」ではなく、
一人の人間として見られるようになった。

急かす回数が減り、
遮る言葉も少なくなりました。


お金のことで極端に落ち込むことが減り、
「なんとかなる」と前向きに捉えられるようになりました。

何より、
自己嫌悪に沈む時間が短くなりました。

他者への期待を手放し、
「自分の人生は自分で舵を取る」と決めたとき、
静かな覚悟が生まれました。

感情に振り回されない暮らしは、

強くなることではなく、
整えることから始まります。

完璧になることでも、
何も感じなくなることでもない。

波が来ても、戻れる場所を持つこと。

それが、私にとっての
感情に振り回されない暮らしの作り方です。


前回

前回は、大切な人にきつくなってしまうのはなぜかについて書いていました。
よかったら覗いてください。


※読んでくださった方へ

最期まで読んでいただき、ありがとうございます。

この文章の背景には、「生きることそのものが苦しかった時期」の経験があります。

食べることが負担になり、減らすことでしか自分を保てなかった日々。

その原点を書いたのが、1作目:『減らして生きる ― 食べることが苦しかった私の記録 ―』です。


そして今回、その時間の延長線上にある記録として2作目を出版しました。

2作目:『少食に慣れるという選択: ― 慣れていくことで、なりたい自分に近づく―』


いずれも答えを示すための本ではありません。ただ、同じように苦しさの中にいる方が、

「ひとりじゃない」

と感じられる一冊であればと思っています。

必要なところから、必要な順番で読んでいただけたら嬉しいです。

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