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haru_hitoritabi
休むということ
約10年前、私は母になった。
それまでは、仕事をしていた。仕事の日はめいいっぱいこん詰めて働き、休みの日はダウン。
そんな繰り返しだった。
だから、休みのない専業主婦になって、どうやったら止まらずに毎日を回していけるのかが分からなかった。
母になって最初の頃は、やっぱり休みの日がなくて疲れきってしまい、ダウンしてしまうことが時折あった。
そういうときは、実家に帰って助けをかりてしのいでいた。
途切れ途切れの毎日に満足がいかず、家でずっと過ごせるようになりたいと思っていた。
そうして私は休むことを少しずつ学び始めた。
学び始めたといっても、誰かに教わったわけではなく、何か教科書があったわけでもない。
ただ、別れたパートナーは家事が途絶えそうになるとよく、「明日やればいい」と言った。
今思えば、そこで手伝ってくれれば助かった。
でも別れたパートナーはほとんど手伝わなかった。
ただ、そのおかげで、私は今に活きる休みかたを試行錯誤しながら見つけていくことができた。
私がこの人生で掴んだものは、休みながら毎日を生きていく方法だった。
休むといえば、寝ることしか選択肢のなかった私の中にたくさんの選択肢ができた。
そしてそれは、私の人生を彩り豊かにしてくれる習慣のようなものだった。
疲れてしまうことがなくなったわけではない。
ただ、疲れても休めば大丈夫、回復できるという安心感が、今はある。
休むことは心豊かになることだった。
それがどういうことなのかを、私は伝えたい。
自分を整えることの心地よさ、楽しさ、豊かさを伝えたい。
だから、書く。
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