ハッピーライティングマラソン通過点5「あなたは子供のころ、どんな本を読んで、何を感じましたか?」

子供時代、家には日本の民話シリーズの全巻セットがあった。

正直に言えば、絵柄があまり好きではなかった。怖いなと感じていたように思う。

かさじぞう
舌切りすずめ

日本の民話にはおじいさんか、おばあさん、鬼、鶴やたぬき、烏が出てくる。意地悪なおばあさんと良いお爺さんが出てきて、後味が悪かったり、残酷なものもあって、教訓めいた話しが多かった。

一方では、
幼稚園くらいにはかわいいキャラクター絵本が出てきて「ノンタン」シリーズは、姉妹で読んでいた。日本の民話に比べると、ふわふわ、もこもこした可愛らしさが好きだった。民話とは対照的に、枕元に置きたいくらいの愛しさや愛着を感じていた。

子供時代は色んな絵本に触れながらも、小学生になると「ドラえもん」を初めて買ってもらった。一番秀才だった子の家で初めて見た漫画本で、あまりにも楽しくて親にねだった記憶がある。

そして漫画ブームだ。さらにはアニメ化されてテレビで見るようになり、今や「ドラえもん」は世界でも愛されるキャラクターだ。

もちろん学校では推薦図書を読まされ、感想文を書かないといけない。読書の始まりだったが、私には苦痛だった。伝記が多かった記憶だ。いつも読みたいのは漫画だった。

そして、少女漫画ブームがきて、漫画雑誌を買うようになる。「なかよし」「ちゃお」世代だ。当時はホラー漫画もクラスで流行っていて貸し借りして読んでいたのが何より楽しかった。

読書より、漫画で育っているけれど、絵本が全巻セットで我が家にあったのは、日本の地方の民話に興味があった父の好みらしい。

親戚の集まりに行った時に、遠縁のおじさんに「中学生なのに子供の漫画なんか読んでるのか!」とみんなの前で幼稚な人間扱いされていたような時代でもある。漫画は、読まない人は読まないのだ。

でも振り返ってみれば、小学生の私は大切なことは、漫画から学んだ。そして大好きだった「ドラえもん」で漢字や歴史や科学も学べた。タイムマシンと一緒に未来も想像していた。

子供の頃の読書体験ときかれても、絵本と漫画ばかり思い出すけれど、読むたびにワクワクして、新刊が楽しみで仕方なかった。ネットもない、映画もなかなか行けなかった子供時代だ。部屋で読む漫画本、絵本の世界に深く没頭していたから、今より想像力があった。そして外の知らない世界を知りたくて仕方なかったように思う。

親や先生が教えてくれない世界の好奇心をみたしてくれたのが、子供の頃の読書体験だ。

#本田健 #ハッピーライティングマラソン

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