焦りの正体は視線の距離⁉【スマホから20cm、星空まで1万6000光年。私が7世代先を想う理由】
こんにちは。
引き寄せを実践して40代で人生好転した
note作家・みなかはるかです。
今回は、
三菱UFJ信託銀行×noteで、投稿コンテスト
「#いまあなたに伝えたいこと」に参加します。
私が、いまあなたに伝えたいことは、
「星空を見上げよう!」です。
最近ね、
近く(スマホやパソコン)を見続けると、脳が
「近視眼的・短期的な処理モード」に陥りやすい
という話を聞いたんです。
逆に、
遠くを見ているときは時間的な余裕を感じる
「未来的・俯瞰的モード」になるみたいです。
うわぁめっちゃ身に覚えがある!と思いまして。
私はぼんやり夜空を眺めるのが趣味なのですが、
真冬は寒すぎて、雨戸を開ける気になれず、
星を見る日が減っていたんです。
すると、
なんだかいつもと調子が違っていたのです。
細かいことが気になりはじめ、
ちょっとしたことに焦りと感じることが
多くなっていました。
春分が近づいてきて、
最近やっとあたたかくなってきたので、
寝る前に星を眺める時間が戻ってきました。
そうしたら、あら不思議。
ゆったりした気持ちも戻ってきたのです。
Geminiさんに聞いてみたら、
視覚情報と認知モードの相関関係は、単なる気分の問題ではなく、神経科学および心理学的な基盤に基づいています。
と教えてくれました。
せっかくなので、
デバイスの画面を凝視する「近接視」が、なぜ
私たちの思考を近視眼的に変えてしまうのか。
そのメカニズムを
3つの科学的視点から解説しますね。
1.視覚機能と自律神経
人間の視覚機能は、
自律神経系と密接に連動しています。
【近接視:交感神経の活性化】
近くのものにピントを合わせる「調節作用」
が行われる際、脳は交感神経を優位にします。
これは、獲物を捕らえたり細かい作業をしたり
するための戦うか逃げるかに近い集中モード。
視野を狭めることで、脳は、今現在の情報処理に
リソースを全投下します。
【遠方視:副交感神経の優位】
遠くの景色を見る際、毛様体筋が弛緩し、
視野が広がります。
この広角な視覚情報は副交感神経を刺激し、
リラックス状態を誘発します。
この余裕が、短期的なタスクから脳を解放し、
長期的な推論を可能にします。
2.心理的距離と解釈レベル理論
社会心理学における解釈レベル理論は、
対象との心理的距離(空間、時間、社会関係)が
私たちの思考の抽象度に影響すると
説いています。
【空間的近接 = 具体的思考】
物理的に近いものを見ているとき、
脳はそれを「すぐに実行すべき具体的なタスク」
として認識します。
そのため、ハウツーや細部の不備など、
低次レベルの解釈(具体的・現実的)に
終始しやすくなります。
【空間的遠隔 = 抽象的思考】
視覚的な距離が離れると、脳はその対象を
「高次レベル」で解釈しようとします。
つまり、「何のためにこれをするのか」
「将来的にどうありたいか」といった、本質的・
目的論的・俯瞰的な思考にシフトするのです。
3.脳内ネットワークの切り替え
視覚的な焦点の距離は、脳内ネットワークの
活動領域にも影響を及ぼします。
【タスク・ポジティブ・ネットワーク(TPN)】
狭い範囲を凝視して作業しているときは、
前頭前野を中心としたTPNが活発になり、
外部情報の処理に追われます。
【デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)】
遠くをぼんやり眺めているとき、
脳は内省的な状態であるDMNに切り替わります。
DMNはバラバラな情報を統合し、
自己のアイデンティティや未来の計画を整理する
「脳の整理整頓」を担っています。
つまり、
スマホを見てるときの私たちの脳は、
獲物を狙うハンターみたいにピリピリしてる
ってことですね。
そんな緊張状態が続いたら、そりゃ肩もこるし、
消耗しますよ。なるほどー、めっちゃ納得!
Geminiさんは、
このロジックをベースに、「生産性を劇的に上げる視覚リセット術」などの記事構成案を作成しましょうか?
と提案してくれたのですが、
私が考えたのは真逆のことです。
現代の地球で、生産性を劇的に上げること自体、
近視眼的な考えじゃないでしょうか。
生産性という概念が
経済学の分野で明確に定義され、
広く使われるようになったのは、
18世紀後半から19世紀前半の産業革命期。
約40億年前から38億年前の
海の中で誕生した地球の生命の歴史から見たら
ほんの一瞬のことです。
この先、この概念が残っていくのかだって、
誰にもわかりません。
私たちは効率よく走るためのマシーンではなく、
広大な宇宙の一部として息づく生命なのだから。
私が思いを馳せたのは、「7世代先を考えよ」
というネイティブ・アメリカンの教え。
現在から約500年後の子孫が住む世界を想像し、
大地は先祖から譲り受けたものではなく、
子孫から借りているという意識です。
あなたは、500年後の子孫のことを
考えたことがありますか?
私はせいぜい
「自分の孫が生まれたらどんな感じかな?」
くらいしか想像していませんでした。
500年後の景色…
私は巨木を観に行くのも好きでして、最近、
樹齢二千年の杉の木とお会いしてきました。
二千年杉は500年後、二千五百年杉になって、
今と変わらずに私たちの暮らしを
見守ってくれているのでしょうか。

ネイティブアメリカンの星座は、
大自然と共存する中で生み出された動物や
道具がモチーフの独自のものなんですって。
西洋的な「インディアン座」とは異なり、
部族ごとの星物語が存在するそうです。
肉眼で見える最も遠い恒星は、
地球から約1万6000光年離れた
「カシオペヤ座V762星」とされています。
スマホを見る一般的な距離は約20〜30cm。
星空を見上げたら何万光年。
そりゃ、世界観ちがってきますよね。
とはいえ、
スマホなしでは生活できない私たちの頭上から、
星が消えてなくなったわけではありません。
今夜、そっと星空を見上げて、
500年後の世界に思いを馳せてみませんか?

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