2026年上半期の振り返り|私はずっと、同じ場所を書いていた。
2026年の前半が終わる。
たぶん私は、
人生で一番書いた半年だった。
恋愛を書いた。
婚活を書いた。
母を書いた。
夫を書いた。
純文学を書いた。
自己理解を書いた。
転職を書いた。
最初は、
全部別の話だと思っていた。
恋愛は恋愛。
仕事は仕事。
家族は家族。
でも書けば書くほど、
違う場所に見えていたものが、
全部同じ穴に繋がっていた。
私はずっと、
「どう愛されたか」
「どう扱われてきたか」
「その結果、どんな人格が作られたのか」
その話を書いていた。
たぶん私は、
恋愛作家でもない。
婚活作家でもない。
自己理解作家ですらないのかもしれない。
私はただ、
人格形成を書いている。
母の言葉が、
大人になった私の恋愛にどう入り込むのか。
幼い頃の孤独が、
なぜ安心できる人を怖く感じさせるのか。
優しい人を前にすると、
なぜ落ち着かなくなるのか。
なぜ私は、
痛みのある恋を懐かしむのか。
書きながら、
答え合わせをしていた。
作品を書いていたつもりだった。
でも本当は、
私自身を読んでいた。
今年の前半で嬉しかったことは、
数字だけじゃない。
読者が増えたことでもない。
「これ、私のことかと思った。」
「私だけじゃなかった。」
そう言ってもらえたこと。
私はずっと、
理解されたい人間だと思っていた。
でも違った。
たぶん私は、
見つけてほしかった。
ちゃんと見ているよ。
ここにいるね。
そう言われたかった。
だから今度は、
私が誰かを見つける側でいたい。
後半も、
たぶん同じことを書く。
恋愛を書いているようで、
人格形成を書く。
夫を書いているようで、
回復を書く。
純文学を書いているようで、
孤独を書く。
カメラの角度を変えながら、
同じ核心を何度も触る。
飽きるまで。
たぶん飽きない。
だってこれは、
まだ私自身も読み終わっていない物語だから。
この2ヶ月で分かったことがあります。
私はずっと、同じ場所を書いていました。
その地図を置いておきます。
▶︎ 「全部、繋がっている。」
